高天原・雲ノ平と百名山4座(黒部五郎・鷲羽・水晶・薬師)



- GPS
- 43:18
- 距離
- 171km
- 登り
- 9,941m
- 下り
- 9,919m
コースタイム
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:24
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 2:43
- 合計
- 11:24
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 4:27
- 合計
- 11:22
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 9:28
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 2:15
- 合計
- 8:02
天候 | 8/17 雨 8/18 晴後曇 8/19 晴後時々曇 8/20 曇時々晴 8/21 晴後曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
夏、家にいても暑いですが、昨年は高い山の中でも熱中症気味になり、
さて、どうしたものかを迷いつつ、思い切って4泊5日の山行を計画しました。
あまりガンガン歩くというよりは、高所、具体的には雲ノ平周辺でゆっくり目に過ごそうというもの。
天気はというと、初日は台風が通り過ぎるまでは雨、5日目も雨がちな予報で、
初日は太郎平小屋まで、場合によっては5日目を削って4日で下山、そうすると4日めはかなりハード、と想定しました。
初日は、雨が止むものと思って折立の駐車場でできるだけ待ちましたが、何とも全国で富山だけが雨、といったことになってしまって、初っ端から天を恨みながら、雨の中出発します。完全雨装備、急登を登り切ってからは傘を差しながら、とにかく4日又は5日の行程なので、荷物や靴が濡れないことに気を使いました。
2日目以降も、午前中は晴れでも、「のち雨」の予報が続き、朝早く出発、雨がいつ降り出すか、が気になる毎日でした。
そうした中でも、天気には概ね恵まれ、日中カンカン照りにならなかった分、かえって歩きやすかったように思います。
夜は、強い雨が山荘の屋根をたたきつけることもあり、三俣山荘に泊まった未明には、こちらは晴れているのに遠くの山域で雷が激しく落ちているのが見えたりして、山の天気の怖さを改めて感じました。
3日目は、午前中、鷲羽岳、水晶岳でしたが、素晴らしい好天に恵まれ、北アルプスの懐での天空散歩、すれ違う人たちとも「最高ですね」が挨拶となりました。
4日目は、山頂のない行程で、さほどの好天は求めませんでしたが、晴れたり曇ったりの山奥らしい天気、何より雨に降られなかったことが幸運で、最後にライチョウと会えるという大きな収穫までありました。
所詮、4日目で高天原から折立への下山は体力的に難しく、かつ、5日目の天気予報が、突如「晴れ」に変わったため、太郎平小屋にもう一泊、5日目はそのまま下山ではなく、薬師岳を往復してからの下山とし、これはある意味おまけでしたが、薬師岳山頂では3日目に続いて「最高」の景色を楽しむことができました。
久しぶりの北アルプスのロング山行、山小屋が原則要予約、あるいは予約必須となったため、かつてと比べてアバウトな予定で山に入ることが難しくなりました。(テント泊なら別ですが。)
今回も天気予報がクルクルと変わる中で、事前に予約した山小屋を前提に歩かざるを得ず、必要以上に天気に気を使いました。(山中で知ったことですが、グループ内の山小屋同士ではある程度融通を利かせていただけるようです。)
また、4泊目は山中での予約と少しリスクを冒しましたが、結果的に天気が変わったため、バッファーを持ったことがいい方に転びました。
こうした山行はこれからは難しいかなと思いながら、今回はハプニングもありましたが、比較的天気のいい日が並び、充実した山行を楽しむことができました。
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