【R352の百名山日帰り4連チャン�◆桎�ヶ岳（御池→長英新道→尾瀬沼散策）
福島県
群馬県
ちろる
その他1人 
体力度について
- GPS
- 08:00
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,112m
- 下り
- 921m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 7:55
| 天候 | 9月21日：晴れ（山頂のみガス→のち晴れ） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
御池駐車場：料金1,000円（2時間までは無料） ※檜枝岐の観光協会員施設宿泊者は駐車場代が無料になるコインが貰えます。 また『まる家』という蕎麦屋で3,000円以上の食事をしてもコインが貰えます。 ■シャトルバス■ 沼山峠↔御池：片道500円/人 沼山峠↔七池：片道700円/人 4:30〜16:50（5月〜8月） 5:30〜16:50（9月〜10月） http://www.ozejin-yamagoya.jp/rest.html |
| コース状況／ 危険箇所等 |
※9月21日の火災で沼尻休憩所は全焼 現在沼尻休憩所とトイレは使用不可なのでご注意ください！ --------------------------------------------------------------------------------------- ＜参考＞ 尾瀬沼ハイキングマップ tabi.tobu.co.jp/playing/hiking/shizen/oze/map.pdf |
| その他周辺情報 | ■入浴■ 御池ロッジ：500円/人 ※温泉ではありません しかし御池駐車場・バス停前で下山後すぐに入浴できます。 ボディソープ・リンスインシャンプー・ドライヤー完備 http://www.ozejin-yamagoya.jp/lodge.html ■売店・食堂■ ＜山の駅 御池＞ 営業時間8:00〜17:00 菓子類やアルコール・その他宿泊アメニティなど販売 モンベルショップも併設されているのでガスカートリッジや防寒装備など買い足すことも可能 翌朝用のパンの購入を当てにしていたのだが、夕方には売り切れで購入できなかった ・食堂は11:00〜15:30まで メニューはカレーライス・うどん・そば・からあげ等 ＜山の駅 沼山峠＞ ・売店・トイレはあるが食堂はナシ 御池周辺情報 http://www.oze-info.jp/miike/ 檜枝岐キャンプ場情報 http://www.oze-info.jp/camp/ ＜前日泊＞かわばたキャンプ場 http://www9.plala.or.jp/kirintekawabata/ ＜下山後宿泊＞ 鷹の巣高原キャンプ場（受付は清四郎小屋） テント一張：1,00０円（車なし） テント一張：1,500円（車あり） と、下記サイトにありましたが、実際は入場料１人100円追加徴収されて1,700円でした。 因みにキャンプ場内の水は生飲不可。小屋の水道を利用します。 混雑していたせいか、テント泊でも入れるはずのお風呂の案内もなく、キャンプ場の水が生飲出来ないことの注意もなく、ネットで公開されていない入場料を追加請求されたり、とても不親切な印象でした。 ※トイレはキャンプ場内の廃屋のような炊事棟にありますが、意外と中は綺麗で水洗でした。 http://www.niigata-kankou.or.jp/sys/data?page-id=8387 小屋に宿泊される方は、条件さえ整えば平ケ岳の『皇太子ルート』こと『中ノ岐林道』まで送迎してくれるそうです。（テント泊は不可） http://www.seisirou.com/ |
写真
そして20分程で柴安?（燧ケ岳山頂）に到着。相変わらず何も見えないが折角なのでここでも休憩…30分程時間を潰したが一向に晴れる気配がないので俎?に戻ることにした。
さて尾瀬沼の方を見てみるとこちらもよく晴れていた。実はこの後、最短コースのナデッ窪から沼尻へ下山し尾瀬沼散策するか、長英新道でショートカットするか迷っていた。
そしてミノブチ岳に到着。さて、どちらへ降りようか迷っていたが、分岐まで戻るのも面倒だし、ナデッ窪は急坂で下山に不向きらしいので、素直に長英新道へ向かった。
…が、沼尻方面から煙が上がっている!?実はこの時沼尻休憩所が炎上。出火時刻は12:10頃。ということは、ナデッ窪を下山していたらちょうど出火のタイミングに居合わせていたことになる。（けが人はゼロ）
1
沼尻休憩所火災のため消防車や救急車が駆けつけ、上空はヘリの音で物々しい雰囲気。ちょうど登山口に到着したタイミングで消防隊員が数名すれ違い入山していった。
その後は同じ敷地内にある御池ロッジで入浴。今夜宿泊予定の清四郎小屋にも露天風呂はあるが、身体が洗えるかどうか微妙なのでここで入っておくことにした。
1
お風呂に入ってさっぱりしたところで清四郎小屋へ移動し、17:00頃キャンプの受付。到着時刻が遅かったせいなのか、何故か入浴の案内はされなかった（この日は団体が多く入浴時間が押していてなかなか入れなかったらしい）
1
感想
前日 会津駒ヶ岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-714939.html
--------------------------------------------------------------------------------------
2日目は4:30に起床。
今日は燧ヶ岳と尾瀬観光の予定。CTが7時間程度と緩いので、ついテントでゆっくり食事をして、結局キャンプ場を出る頃にはすっかり明るくなってしまった。
まずは清々しい朝の空気のなか、燧ヶ岳の登山口『御池』までドライブ。
可視光線が眩しい快晴だったが、行く手に見える燧ヶ岳の山頂部には薄っすらと雲がかかっていた。少しがっかりした気分で七入を通過し、九十九折の車道をクネクネと走行すると、随分と標高が上がって約30分程で御池の駐車場に到着した。
御池駐車場に着くと、400台ほど駐車できる広い駐車場は既に8割程うまっていた。おそらく前日からの車が多いのだろう…ここは公衆トイレもあるし車中泊には最適なように思えた。
御池に到着したのは6:00過ぎ。いくらCTが短いといってもそろそろ出発しなくては。駐車場で身支度を整え、登山口前で軽くストレッチ！ちょうど目の前に四つ葉のクローバーを見つけてバイブスが上がった(笑)
さて、朝のまぶしい光を背後に受けながら登山口を出発。
最初は尾瀬らしい木道が続き「今日はのんびりと観光登山が楽しめそうだな~」と、お気楽気分で歩いた。しかし尾瀬ヶ原との分岐を分けて燧ヶ岳登山道へ入ると雰囲気は一変！燧ヶ岳の北側に付けられたこのルートは、ずっと日陰で鬱蒼とした樹林帯…所々木道はあるもののジメジメとした泥濘と水たまりが続き、足元も石がゴロゴロした歩きにくく、初っ端から観光気分が完全に吹き飛んでしまった。
そんなヒンヤリと薄暗い急登を1時間も登ると、ようやく視界が開けて広沢田代に出た。目の前は草紅葉の湿原が広がり久しぶりに開放的な気分♪ようやく尾瀬らしい景色に出会えた！と感動したのも束の間、木道を西寄りに進むと再び樹林帯の中に突入…再び急登が始まった。
ここから熊沢田代までの登りもぬかるみだらけの急坂が続いた。しかも道が狭いため渋滞が激しく追い抜こうにも追い抜けない。と思えば、無理に追い越していくランナーもいたりしてかなりカオスな状況だった。
そして2つ目の湿原『熊沢田代』を通過。
広沢田代よりも広く雄大な熊沢の湿原の先には目指す燧ヶ岳が見えた！しかしやはり山頂部分は雲の中…しかも朝見た時よりも雲の層が厚くなっている気がした。
そして細い木道を渋滞の列に加わりながら再び樹林の中へ。泥濘みやクマ笹を漕いだりしながら標高を上げていくと涸れ沢に出た。ここからは一直線に急な登りが続く。足場は悪いが道幅は広いので、ここで一気に渋滞の列を突破！その後は静かな山歩きとなった。
しかし涸れ沢を登り切った所から山頂のガスの中に入ったのか、辺りはガスガスで真っ白。晴れていれば背後に雄大な景色が広がっているのだろうということは想像できたが、何も見えないまま崩壊した斜面を横切り、クマ笹が生い茂る道を黙々と登りつめて、登山口から2時間位で俎�瑤謀�着した。
しかし俎�瑤謀�着したもののやはり辺りはガスガスで何も見えない。そして山頂は大勢の人で賑わっていて休む場所もないくらいだったので、東南方面の岩場を少し下り岩陰で行動食を食べたりしてくつろいだ。そしてときおり薄くなるガスの下に尾瀬沼の姿を見つけては一喜一憂。そろそろ下山しようかと思っていた時、他の登山者から「でもここが本当の山頂じゃないんだよね？」という声が聞こえてきた。
…あ、柴安�瑤泙妊團好肇鵑垢襪海箸鬚垢辰�り忘れていた…
あまりにも視界がなく、しかもここまでの急登でやりきった感があったせいか、すっかり燧ケ岳最高峰の柴安�瑤梁減澆鯔困譴討い泙靴�(笑)
ということで、俎�瑤�ら柴安�瑤泙妊團好肇鵝�
俎�瑤�ら岩ゴロの急坂を下るとすぐに鞍部の湿原…そしてそこから柴安�瑤泙任療个衒屬靴搬海�。登り返しはキツイが、ここは登りやすい土質なのでグングン山頂が近づいてくる。そしてだんだん岩がゴロゴロしてくると燧ヶ岳最高峰の柴安�瑤謀�着した。
そして俎��同様何も見えない山頂で休憩。ここでも岩陰に腰掛けてガスが晴れるのをひたすら待ったが、時折麓の紅葉が見えるだけで展望はなかなか臨めなかった。
しかもどんどんとガスが濃くなって暗くなるし肌寒くもあったので、30分程で見切りをつけて下山…しかし鞍部の湿原を通過する頃から次第にガスが薄くなってきた。そして俎�瑤愿个衒屬靴覆�ら背後を振り返ってみると…あんなにガスに包まれていた柴安�瑤�姿を表しつつあった！これにはもう大興奮！程なくして到着した俎��山頂でも、登山者はみな興奮気味にカメラのシャッターを切り続けていた。
そんなわけで俎�瑤任�30分近く景色を楽しんだ。眼下には尾瀬沼がはっきりと見え、柴安�瑤皀�スの隙間から姿を表したり隠れたりを繰り返していたが、それでも天候は徐々に安定してきて、上空には青空が広がるようになってきた。
いつまでもその景色を眺めていたかったが、下山後の尾瀬沼散策も楽しみたいのでそろそろ下山。実はこの時、ナデッ窪から下るか、長英新道で下るか迷っていたが、ひとまずミノブチ岳まで行ってみて、それから下山ルートを考えることにした。
ということで俎�瑤�ら尾瀬沼方面へ急坂を下る。道は徐々に樹林帯に突入するのだが、その前に尾瀬ヶ原の先に至仏山の姿を見ることが出来た。
そして8合目のナデッ窪分岐を過ぎてすぐにミノブチ岳に到着。ここは広い広場のようになっていて最後の展望台のようになっていた。（しかしここから柴安�瑤聾�えない）
さてここでナデッ窪分岐に戻るか、そのまま長英新道から下山するか最終決断。計画はナデッ窪から沼尻に下りて尾瀬沼の北湖畔を散策しながら尾瀬のビジターセンターまで散歩するつもりだったが、山頂から見えた尾瀬沼北側遊歩道が鬱蒼とした樹林に覆われているのを見て、期待ほど湖畔の景色は見ることが出来なのでは？と判断…ナデッ窪分岐に戻るのもだるかったので、このまま長英新道で下ることにした。そしてこの判断が、この後判明する事件を回避することになった。
そしてミノブチ岳から立派な木の階段を下って長英新道から下山。泥濘が酷いという事で敬遠していたルートだが、御池からの登山道の泥濘地獄を思えば、このくらい全然余裕…しかも傾斜も緩いし膝への負担も少なく下りやすい！しかし歩きやすいからなのか、なかなか湖畔に辿り着かない！体感時間は2時間位に感じたが、実際は1時間半ほどで湖畔の木道に到着した。
さてここからはビジターセンターまで湖畔沿いの木道歩き。観光客とも合流してすっかり下界の雰囲気。そして湖畔から湿原に出て、三本唐松を過ぎれば、間もなくビジターセンターに到着した。
ここからは尾瀬沼散策。
まずは売店で淹れたてのコーヒーやよく冷えたジュースなどで喉を潤した後は、ビジターセンターを覗いたりしてすっかり観光気分♪しばらくここでダラダラと過ごした後は、燧ヶ岳のビュースポットを求めて三平下方面へと出発！
まずは沼東側の木道を南下するように進む。木道は整備されているものの、泥濘などで少々歩きにくい箇所もあったりして、完全に観光地という雰囲気ではなかった。そして木々の隙間からチラホラと見える燧ヶ岳を眺めながら歩いて行くと、15分程で湿原に出てベンチなどがあるビュースポットに出た。ここからは湿原と尾瀬沼越しに燧ヶ岳がどっしりと見えて本当に絵になる眺め！湿地の紅葉に映えて見応えある風景だった。…が、ちょうど対岸の沼尻付近から黙々と煙が上がっている！なんだろう？と思って見ていたら、通過する登山者から「12:00過ぎに沼尻休憩所から出火してほぼ全焼した」という話を聞いた。私達が長英新道分岐に下山したのが11:53頃…長英新道より10分程余計にかかるナデッ窪のCT等を考慮すると、あの時ナデッ窪に下山していたらちょうど下山した頃に出火現場に居合わせたことになる。幸い出火による怪我人はいないようだったが、何が運命を左右するかわからないな…と少しぞっとした。
さてその後は来た道を戻って再びビジターセンターへ。この頃には少し黒い雲が湧いてきて薄寒くなってきたので、少し休憩しただけですぐに沼山峠のバス停へと向かった。
ビジターセンターからは大江湿原の木道を辿る。時刻はまだ14:00前だったが、既に辺りは夕刻の気配が漂っていて秋の日の短さが感じられた。そして赤みを帯びた日差しが草紅葉を綺麗に染め上げるなか湿原の奥へと進むと、いよいよ沼山峠への山道に入る。後は展望もない樹林の中をひたすら木道登り。そしてこの頃からヘリの音が上空に轟き、また目指す沼山峠休憩所の方からサイレンの音が響いてきた。どうやら沼尻の火災現場へと向かう消防隊がようやく到着したようだ。そして彼らとすれ違うように沼山峠の登山口に到着した。
さて、ここからはバスで御池駐車場まで移動して登山終了となるわけだが、沼山休憩所前は消防隊や火事を目撃した登山者でざわついていた。出火当時火災現場にいた人からその写真を見せてもらい、みるみるうちに延焼して全焼まであっという間だったという話を聞いた。（少しガスの臭いがしたという証言もあった）
さて沼山峠からバスに揺られて御池駐車場に帰ってきたのが15:00前。山の駅・御池の食堂の営業時間に間に合ったので、まずはここで昼食兼夕食。メニューは、そばうどんが中心で、他にはカレーライスやラーメンしか無い。夕食と考えると物足りないので、それに唐揚げのおつまみを追加。身体のカロリーが不足してるせいか唐揚げの油分が嬉しかった。
そしてお腹が膨れた後は、お隣の御池ロッジへ移動して日帰り入浴。この日宿泊する予定の『鷹の巣高原キャンプ場（清四郎小屋）』にも露天風呂があるのだが、身体を洗えるかどうか分からなかったので、ここで入っていくことにしたのだが…結果として御池で入っておいて正解だった。清四郎小屋では団体さんによる風呂待ちが凄かったらしく、私たちにはお風呂の案内すらされなかった。
そうして山の汗を流した後は、御池でアルコールとおつまみを調達して、明日登る平ヶ岳の登山口に近い『鷹の巣の清四郎小屋』へ移動。平ヶ岳＆清四郎小屋付近には何もないので御池で食料調達しておいてよかった。
さて清四郎小屋で受付を済ませて、道路の向かいあるキャンプ場でテントを設営。キャンプ場というよりは普通の空き地。そこに納屋のような自炊場とトイレがあるだけのシンプルな場所。
既に食事とお風呂を済ませておいたので特にやることもない…徐々に暮れゆく空を眺めながらおつまみとビールで小宴会。そしてキャンプ場にオレンジの街灯が灯され、細い月が光り輝く頃まで2人で語り明かしていた。
翌日は行動時間が11時間超といわれる平ヶ岳に登る予定。
早立ち必須の行程なので、翌日の準備を早々に済ませて就寝した。
平ヶ岳（鷹の巣コースピストン）につづく
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-715027.html
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
燧ヶ岳の最新記録
俎�瑤虜膿卦�録
ミノブチ岳の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する