日光白根山


- GPS
- 05:40
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,394m
- 下り
- 1,396m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:39
天候 | 晴れ後曇り(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨後のためか全般的に滑り易い箇所多くスリップ注意。奥白根周辺は落石注意。 |
写真
感想
金精峠駐車場には3:48に到着。外気温17℃で涼しい。他のクルマはなく一番乗りだった。天気予報が良くないのが原因かもしれない。支度をして3:57に行動開始。ヘッドライトを点灯させて歩く。金精峠まではいきなりの急登。しかも湿っている。気温は下界より低めとは言え、湿気があるので歩くと汗が出る。20分程登って金精峠到着。まだ暗いので写真には適さないが、東の空が明るくなり始めていた。この先は左手側で開けたところがあるとモルゲンロートの時間となった。天気予報は良くなかったが、日の出は見られた。駐車場に誰もいなかったのでコース場にも誰もいない。貸し切りの登山道を進む。昨日の雨があちこちに残っていて、滑り易かった。ヘッドライトは出発から45分ほど使ってザックにしまう。五色山の手前まで来ると笹の濃い区間が現れた。嫌な予感がした。笹が朝露や前日までの雨でびっしょり濡れていて、そこを通過したら体もびっしょり濡れた。気温が高いのでウェアは濡れても乾くが、シューズの中もチャプチャプ音がするようになったので、これはもう最後まで乾きそうになかった。五色山は5:22に到着。天気良く奥白根がよく見えた。が、その下にあるはずの五色沼が雲に隠れて見えない。なかなか珍しい光景だったと思う。五色山手前で水没したシューズとソックスを脱ぎ、ソックスを絞る。水が大量に滴るも、履くとまたチャプチャプ。諦めて進むより他はなかった。五色山から先は一旦下って前白根山を目指す。右手には相変わらず雲で五色沼が隠れた奥白根山が見える。この後雨予報だが、早朝のうちだけは天気が良いようだ。前白根山5:42到着。山頂周辺にはまだコマクサが咲いていた。8月も中旬になるので既にシーズンは終わりかと思ったがまだ咲いていた。しかも周囲に人の姿はなく貸し切り。望外に良い天気といい、山は来ないと分からない。前白根山からはまた下って避難小屋を目指す。途中お花畑がきれいだった。避難小屋まで下るとガスがかかって幻想的な風景に。家で寝てないで良かった。避難小屋を過ぎると奥白根へ向けて本格的な登りが始まる。天気良く日照もあるので少し暑い。風は全くなく、出発時からずっと無風だった。ここの登りにかかると誰かしら降りてくる人がいるのだが、今日に限っては誰もいなかった。やはり予報が悪いのが影響しているのだろうと思う。斜面を登り切ると山頂がようやく見えるようになる。太陽が雲に隠れて暑さがなくなるが、展望は十分。むしろ涼しくて行動がし易くなった。奥白根山頂には6:41に到着。無人。山頂にガスがかかる前に到着できて良かった。五色沼もなんとか見える。ここまで飲まず食わずで上がってきたので、山頂付近の岩に腰掛けてしっかり休息する。しばらく休んだが誰も上がって来なかった。狭い山頂なので貸し切りは有り難い。休憩後は弥陀ヶ池に向かって下降開始。この先は岩がちな箇所が多く落石注意。下り始めると菅沼かどこかから登ってきたハイカーとすれ違う。とは言え数は少ないのでスライド待ちになることはなかった。この時間はまだ展望があり、下る途中で尾瀬の燧ヶ岳などが見えた。7:17弥陀ヶ池到着。無人。写真のみで進む。五色沼付近に近付くと一瞬周囲がガスになったが、五色沼に着くとガスの下に出たようで、沼自体はよく見えた。ここも無人、貸し切り。途中の大きな岩に座って休憩。静か。ハクサンフウロがまだ咲いていたが、そろそろ終盤だろう。休憩しているとみるみるうちに周囲にガスが増え始めた。予報では9時過ぎから雨が降るようなので、早めに行動しないと雨に当たりそう。レインは持参しているができれば着ずに行動を終えたい。五色沼での休憩後は前白根へ向けて登る。結構きつい。沼から稜線まで上がると一面のガス。今日の展望は終わり、と言った雰囲気。さらに上がって前白根山に8:09に到着。周囲真っ白で何も見えない。いつ雨が降り始めても不思議ではない。下界に適宜連絡を入れつつ先を急ぐ。8:26五色山到着。ここもガスで展望なし。こんな様子でもハイカーはいた。レイン着るのを躊躇わなければ問題ないだろう。自分は日帰りでレイン着るのは何とも億劫なのでさっさと下山する。写真を撮るものもないのでスタスタ進む。途中金精山付近でパラパラ雨が降っていることに気付く。とは言え小雨だしこの先30分もかからず駐車場なので、大降りにならない限りはレインなしで行けそう。樹林帯も多いので、雨が体に当たる場所も少ない。9:18金精峠通過。やはり弱い雨。ここから先は湿った急斜面なので滑落に注意して進む。雨は強くはならないが止む気配もなさそう。さっと下り切るのが吉と見た。駐車場には9:35に到着。結局雨には当たったがレインは着ずに済んだ。クルマは5台くらいに増えていたが、夏の時期は路駐もできることがあるので、それに比べたら全然少ない。9時に雨が降り始めるような天気であれば、クルマの少なさも納得できる。五色山手前で水没したシューズは結局最後まで乾かず。
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