浅間山外輪山
群馬県
長野県
hidekazu
その他1人 
体力度について
- GPS
- 05:06
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 883m
- 下り
- 883m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:05
| 天候 | 快晴 ほぼ無風 気温高し |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所は特になかったが、活火山なので事前の確認が必要。 |
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感想
駐車場には4:32に到着。外気温15度程度で涼しい。さすがに標高2000メートルに近いだけある。食事と支度の上4:51に行動開始。トイレに寄ってから登山口に移動し、5時ちょうどに歩き始める。今日のコースはつぶれたというか、ひしゃげた8の字コース。峠からまずトーミの頭を目指して歩く。ほぼ樹林帯歩きだし時間がまだ5時なので涼しくて快適。高山植物もまだ少し見られたがほぼ終了と言って良さそう。周囲にハイカーの姿少なく自分達のペースで進む。標高が上がるとどこかからブーンと音が聞こえる。ドローンでも飛ばしている人がいるのか?と思ったが周囲には見えず。あまり気にしないで進むことにする。樹林を抜けると下界には雲海が広がっていた。日差しも一気に浴びるようになり、その上暑さを感じるようになる。2人ともサングラスをここで装着。5:57にトーミの頭到着。微風。浅間山の写真を撮ろうとするも逆光で上手くいかない。ここまでは比較的涼しかったが、水分補給をしてから行動再開。真夏に浅間山の外輪を何度か歩いたが、いつも最初に草すべりを下っていた。今回はここを最後にしてみることに。よって最初に外輪を歩く。草すべりの下降点を見送って黒斑山を目指す。登りの途中からずっと聞こえていたブーンという音は、このピークから出ていた。火山噴火の際周囲に知らせるためのサイレンが設置されているが、そこから音が出ていた。意図的か、それとも故障かは不明だが、周囲は静かなのでとてもうるさく感じてしまった。黒斑山は短時間滞在で通過。この先も日差しのある方角へ向かって歩くのでサングラスは欠かせず、また写真を撮ろうとすると大体逆光になってしまった。それでも方角が初めてだと見る景色も違うので新鮮だった。蛇骨岳、仙人岳を過ぎJバンドの下降点に到達。ここを下るのも初めて。大した岩場ではないが落石注意で下る。途中カモシカを見ることができた。下り切ったところで今日最初の大休止。大岩に日陰ができていたので影のところに座って休む。日陰なら涼しく感じるものの、日の当たるところはとにかく暑い。風がないのも影響しているだろう。休憩後に行動再開。賽の河原を歩く。下降するまではほぼ正面に太陽があったが、下り切ってからは背にするようになる。左手には巨大な浅間山が見える。しばらく進むと樹林帯に入り再び涼しさを感じるように。前掛山の分岐にはロープが張られていた。規制が緩和されたらまた前掛山まで行ってみたい。緩い下り坂を歩いて草すべりの分岐を目指す。樹林帯なので風はなくても涼しくて快適。だがこの後巨大な壁のような草すべりを登るかと思うと気が重い。しかも快晴無風の状態で。登りのきつさよりも暑さが今日に限っては大敵に思われた。火山館との分岐を過ぎると徐々に登り始める。下ってきたハイカーとも何度かすれ違う。8時頃から登り開始。涼しい時間にここを下ったほうが楽だったな、と思ったが後の祭り。とにかく登るしかない。登るのが嫌なら天狗温泉まで歩いてバスでクルマを回収するしかないが、それも楽ではないだろう。ジグザグの登山道を登って標高を稼ぐ。思ったとおり日差しが強く暑い。高山植物の数は少なくなったものの、ハクサンフウロやオダマキ、ナデシコなどが見られた。暑くてたまらないので立ち止まって休みつつ写真を撮る。下りのハイカーも結構いるのでスライドしながら進む。標高が上がると再び浅間山の本峰が迫力と共に見えるようになってきた。暑いので一気に進む気になれず、歩く時間より止まって休む時間のほうが長いくらいだったかもしれない。ここの登りは暑い時期に暑い時間に登ることはもうしないだろう。8:50頃外輪に無事到達。暑かったけど何とか登り切った。8:55に再度トーミの頭到着。暑さに耐えて登った草すべりを上から見る。ここは下るところだな、と改めて思った。少し休んで下山開始。9時前に時間になって上山するハイカーの姿が増えてきた。あちこちですれ違いながら歩く。槍ヶ鞘に登り返し最後に浅間山を見たら後はひたすら下るだけ。とは言っても登りの人が多過ぎて全然進めない。あちこちで待つ。下りでコマクサの咲くエリアあって最後のお楽しみとしていたが、さすがに8月も中旬になると花はなかった。今年のコマクサはもうおしまいのようだ。花の楽しみがないとあとは黙々と歩いて下るのみ。樹林帯なので涼しいけど、場所によっては樹木がなく日差しがあって暑い。今日は結局歩いても歩いても風は吹かなかった。登山口まで無事に戻り駐車場には9:56に到着。今日はもっと早い時間に下山する予定だったが、途中の暑さや草すべりの登りに時間をかけてしまったようだ。とは言え一般的には早い時間の下山のため、これから登ろうとするハイカーの姿も多数だった。他人の事ながら、これからの登りは暑いだろうな、と思ってしまった。駐車場に戻ると周囲にハクサンフウロやヤナギランが多数咲いていることに気付く。朝は日の出前でまだ少し暗かったり、出発で忙しかったりして気付かなかったが、駐車場付近でも十分花を見ることができたようだ。
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