白神岳&岩木山(青森遠征)


- GPS
- 05:45
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,780m
- 下り
- 1,787m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:21
天候 | AM 晴れ PM 曇り 時々 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
蟶山(まてやま)コース登山口の大駐車場に駐車しました。 AM2時頃の到着で私以外には1台のみ。避難小屋泊だったようです。 ○岩木山 8合目登山口の駐車場に駐車しました。 8合目駐車場までは普通車通行料1,830円を支払います。 【津軽岩木スカイライン】 https://www.iwaki-skyline.jp/ ちょうど午前午後の入れ替わり時間帯だったか、駐車場は結構空いていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特別危険を感じるような箇所はありません。 全体に整備された登山道です。 ○白神岳 所々木の根や浮石があり歩きにくい箇所があります。 上部の大峰分岐まではやや傾斜が急なため、注意注意です。 また、大峰分岐〜白神岳山頂間は下草が茂っており、対策必須。 1匹マダニに刺されてしまいました。 (長ズボンでしたが、対策及ばず…) ○岩木山 岩場の上り下りがあり、下りは転倒等注意です。 スニーカー等登山靴でない方は、歩きにくそうでした。 |
その他周辺情報 | ○白神岳 下山後に、観光がてら全国的に有名な黄金崎温泉、不老ふ死温泉(日帰り1,000円)で入浴しました。 https://www.furofushi.com/ 午前中の早い時間帯にもかかわらず駐車場は満車。少し待ってから入りました。 ○岩木山 下山後にドライブウェイ麓の嶽(だけ)温泉、嶽ホテル(日帰り入浴600円)で入浴しました。 外観は普通の旅館でしたが、内観及び風呂はハイレベルな温泉施設でした。 http://www.dake-onsen.com/dakehotel/dakehotel.html |
写真
感想
8/10土曜日、3連休初日は青森へ。
前日午後休み貰って、帰宅後天気予報サイト複数並べて行先に悩むこと数十分。
出発時点では台風5号は真っすぐ北上するとのことで、東北への影響は少なそう。
西へ向かうか北へ向かうかで迷いましたが、直近で南海トラフ注意情報が出たこともあり、最終的に北に決めたのでした。
自宅を15時に出発し、所々休憩を挟みながら翌AM2時過ぎに白神岳登山口へ。
登山口でヘッデンが要らない時間まで仮眠し出発。
着いた時は車1台のみでしたが、朝起きた時は3〜4台に増えていました。
ルートはメジャーなマテ山ルートで登ります。
登山口の標高は200m弱と、朝早くから蒸し暑く、歩き始め早々から汗が流れ落ちます。
前半は斜面を巻きながら東へ進み、「最後の水場」を過ぎるとマテ山分岐まで一気に高度を上げます。
登山道脇の多種多様なキノコが印象的でした(種類分からず…)
一変してマテ山分岐からは歩きやすい緩やかなトレイル。
距離をぐんぐん稼ぎ、大峰山分岐への登りに入ると視界が一気に開けます。
日本海の海岸線を一望しながら草原広がる斜面を登ります。
登山道の下草は朝露で濡れており、そこまで距離も無いし大したことは無さそうだとレインウェア下を着用せずにそのまま山頂へ。
ところがこれが痛恨の大失敗…。
所々草深い箇所もありましたが、気にせずいたらいつの間にかズボンはぐっしょり。
さらに、下山後に風呂で膝上を1か所マダニに刺されているのを発見!
写真やニュースで見てきたので、これまでで初めて見たものの意外と冷静でいられましたが、遠征中ずっと付けっぱなしは嫌だったので、引き剝がすことにしました。
しかし、情報どおりでデコピンしても払おうとしても全然抜けないんですね。
膝上の目立たない場所だったので、結局最後は諦めてブチっと。
多分綺麗に引き抜けてはいないと思いますが、腫れは無く傷口も小さく目立たなさそうだったので悪化しない限りはこのままかなと。
(他の岩や脇枝で出来たあざとか切り傷跡とかの方がよっぽど目立ちます・・・)
マダニは感染症が最も恐ろしい(致死率は最大3割とも)ですが、今のところ発熱も無し。東日本個体の発症は稀なようです。
これ以降レコが途切れたら、ああそういうことだなと納得頂ければ。
後から調べたら、白神岳はマダニ報告が結構あるようでした。
マダニのことなど全く考えに無かったのは事実。
下調べが不十分だったのもまた事実。
想像ですが、濡れたズボンに張り付き、ズボンの膝部の穴から侵入したのではないかと考えています。
面倒でも行程が短くても万全を期してレインウェアやスパッツ着用すべきでした。
脱線しましたが、白神岳山頂は雲海と360度の大展望。
ここは一等三角点の山で、日本海や白神山地の奥深い山々。さらに奥には午後に歩く雲上の岩木山を望みました。
下山路は急ぎ足で下り、途中の黄金崎不老ふ死の湯へ寄ります。
以前通った時はスルーだったので、一度寄ってみたい温泉でした。
連休初日の午前中ながら日帰り用駐車場は満車。
少し待って、まずは内湯から入ります。
ここで膝上にマダニが取り付いているのを発見。
下山後の早い段階で気づけたのは不幸中の幸いだったかもしれません。
暫く内湯に浸かり、一度服を着て屋外へ。
有名な露天風呂は天気快晴なこともあり、多くの観光客で賑わっていました。
茶褐色で温度ちょうど良く、時間が許せば長く浸かっていたい温泉でした。
ここから岩木山の8合目登山口までは海岸沿いを時計回り、下道で2時間以上を要します。
岩木山スカイラインのHPには、「13時以降の登山はご遠慮ください」とか「16時半以降に車が残っていた場合は捜索願として警察へ連絡します」とか結構物騒な文言が書いてあったこともあり、この日はこの8合目登山口13時出発をリミットに計画したのでした。
登山口からしばらくは風の抜けない緩やかな登り斜面。
リフト降り場からの登山道と合流すると、展望が開け、心地良い風が吹き抜けます。
天気は曇り空でしたが、時折雲が抜け山頂方面が望めるようになります。
山頂までは岩場とザレ場の連続。
半分観光スポット的な山だからか、軽装の方や家族連れの方も多く、難儀されていました。
ホームページ記載の厳しめな文言にも納得でした。
特に難しいところは無く登り切ると、広い岩場の山頂。
遠望はできませんでしたが、青空に白い夏雲が風に乗って流れ、気持ちの良い山頂でした。
復路も距離は短いのであっという間の下山。
下山後はこの日2回目の温泉♪
麓の嶽温泉で入浴し、ハイレベルな硫黄の強い温泉を楽しみました。
いつか泊まってみたい温泉宿でした。
下山後、懸念していた台風の進路がやっぱり懸念通りに西側へと変わり。
翌日歩く予定にしていた岩手県の山も、上陸前にもかかわらず朝から雨予報に変わっていました。
当初1泊2日で4座を歩く計画でいたのですが、色々考慮した結果ここで帰ることにしました。
最悪帰れなくなるのも困るし。。
弘前から能代まで下道で抜け、あとはひたすら日本海東北道(+下道)。
途中で仮眠しながら、翌連休中日の11日午前中に無事帰宅。
登山行程は6時間弱、運転時間は往復18時間強とトンデモ行程となりました。
そんなこんなで強行青森遠征は0泊3日に終わったのでした。
不完全燃焼気味だったこともあり、連休最終日は近場の餓鬼岳〜唐沢岳を歩きました。
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