ニペソツ山
北海道
h2013m
- GPS
- 07:33
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,530m
- 下り
- 1,527m
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標高グラフを拡大| 天候 | 曇りのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
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感想
2010/7/11 ニペソツ 曇りのち雨
朝起きたら空が暗い。大雪方面の天気予報は晴れだが、ライブカメラの石北峠と三国峠は曇り。とりあえず石北峠を目指す。石北峠から見る大雪は、多少低い雲をまとっているが晴れそう。石狩連峰は雲が掛っているが、沼の原の向こうは晴れている。三国峠まで行くとニペの西の裾野だけ見える。ちょっと考えたが、杉沢に向かう。登山口は予想に反してバスまでいる。車が林道にあふれ何とかターンして下の路肩に止められた。こんなに天気が悪い日が続いても日曜日には人が多いのか?あとからもう一台来たので下の駐車場まで戻るように勧めた。久しぶりの望遠レンズを持った日帰りフル装備。十六の沢の川底が浅くなり、丸木橋が多少ずれたか?本数が増えている。蒸し暑い登りが地味に効く。ゴゼンタチバナが咲いているが、他が無く寂しい。銀竜草を一株見つけ写真を撮るが後で良く見たらブレていた。ギンリョウソウの白い鎌首を時々見つけるが、完全に出ているものが無い。まだ少し早いのか?尾根に出るとハクサンシャクナゲが咲いている。樹林帯を抜け小天狗の登りでウペペが見えだすが、雲が掛っている。小天狗の岩を越えるとウコンウツギが咲いている。糠平湖も見える。前天狗はガスをまとっている。天狗のコルはエゾツガザクラが咲いているが少ない。変わり色のものが多い。写真を撮っていると、早く登らないと曇ると最早降りる人に忠告された。エゾコザクラ、チングルマも咲いている。キバナシャクナゲの生き残りが一株。前天狗の登りのハイマツハンノキ帯は花が無く寂しい。ガレ場に出るとイワブクロ、マルバシモツケが咲き乱れている。イワヒゲは少ない。花が落ちている。トムラウシはかろうじて見える。石狩の山頂はガスの中。前天狗からガスをまとったニペの片鱗が見える。ここで止めようかと思ったが見え隠れするニペがおいでおいでする。先へ進むとチシマギショウ、エゾツツジが咲いている。天狗との谷間はお花畑、しかしロープが張られている。天狗の斜面をトラバースしてニペとのコルから微妙に植生が変わりだし、コマクサ、エゾツツジ、リンネソウ、ヤマハナソウ?も見つけた。ピーク直下東壁の斜面はチシマキンバイ、ハクサンイチゲ、チシマフウロ、岩場ではイワヒゲもまだ綺麗、イワウメの生き残りも1輪。山頂はガスで虫だらけ、乾杯してからお花見をして下る。最後の一人が登ってきたが、ガスが濃くなり霧雨模様。前天狗の手前でホワイトアウトで悩んでいる夫婦がいたので先導して下る。幌加温泉コースに迷い込むのを心配していたようだ。前天狗北面のガレ場でナキウサギを見つけてあげて、スピードを上げ一気に下る。霧がブッシュに付いて、雨でないのに濡れまくる。ギンリョウソウを探そうと思っていたが、そんな余裕も出ず一気に下る。結局キスデジと望遠レンズは、トレーニング用ウェイトになっただけだった。帰り本当に久しぶりに幌加温泉に入り、昔と全く変わらないことに驚く。花の状態はいまいちだったが、結構面白かった。今回はマルバシモツケ山行だった。しかし、7月前半の花が最早終わり、7月後半の花がもう咲き乱れている。ビジターセンターの山情報で、稜線の花は十日早い、という報告と同様の傾向である。今年の8月はどうなってしまうのだろう。
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ニペソツ、この連休に行ってみたかったのですが
雨の予報で来月に延期しました。
七月だと花も楽しめる山なんですね。
いつも山行記録参考にさせてもらっています。
こんにちは。まだイワキキョウやウメバチソウが咲いていなかったので、これからだと思います。お花畑は期待できないかもしれませんが、色々な花が見られると思います。実はニペの花の本当の魅力は山頂周辺のわずか２０ｍ周囲にあります（崖の下は含まず）。大雪山系ではかなり不思議な植生で、貴重な所です。ぜひ、植物を痛めないように、花探ししてみてください。東の崖の下を双眼鏡で見てみるのがお勧めです。綺麗ではないかもしれませんが、見たことのない花を見られるかもしれません。ナキウサギもいっぱいいますので、ちっちゃい双眼鏡を持っていくのがお勧めです。崖から落ちないように、気を付けて楽しんできてください。
時間は若干ずれてるかもしれませんが同じに日に登った感じですね〜
後ろから2番目だったので、必ずすれ違っていますね。人がたくさんいたので覚えていませんが。朝のうちはニペが見えたのですね。羨ましいです。
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