記録ID: 683891
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳 〜上高地から往復(1日目:上高地〜横尾〜槍ヶ岳山荘,2日目:槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳〜横尾〜上高地)
2015年07月23日(木) 〜
2015年07月24日(金)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 09:10
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,842m
- 下り
- 270m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:30
距離 21.0km
登り 1,844m
下り 270m
5:32
5分
スタート地点
14:02
1日目
5:35 上高地バスターミナル
5:40 河童橋
6:20 明神館 6:25
7:10 徳澤園
8:00 横尾山荘 8:15
9:00 一の俣
9:30 槍沢ロッジ 10:25
10:50 ババ平
11:15 槍沢大曲り
12:00 天狗原分岐
13:05 坊主岩小屋
13:40 殺生ヒュッテ
14:15 槍ヶ岳山荘
2日目
6:00 槍ヶ岳山荘
6:20 槍ヶ岳山頂
6:40 槍ヶ岳山荘 7:20
7:55 坊主岩小屋
8:30 天狗原分岐
9:30 ババ平
9:55 槍沢ロッジ 10:10
10:40 一の俣
11:20 横尾山荘 11:50
12:30 新村橋
12:45 徳澤園 12:55
13:40 明神館 13:45
14:20 河童橋
14:25 上高地バスターミナル
5:35 上高地バスターミナル
5:40 河童橋
6:20 明神館 6:25
7:10 徳澤園
8:00 横尾山荘 8:15
9:00 一の俣
9:30 槍沢ロッジ 10:25
10:50 ババ平
11:15 槍沢大曲り
12:00 天狗原分岐
13:05 坊主岩小屋
13:40 殺生ヒュッテ
14:15 槍ヶ岳山荘
2日目
6:00 槍ヶ岳山荘
6:20 槍ヶ岳山頂
6:40 槍ヶ岳山荘 7:20
7:55 坊主岩小屋
8:30 天狗原分岐
9:30 ババ平
9:55 槍沢ロッジ 10:10
10:40 一の俣
11:20 横尾山荘 11:50
12:30 新村橋
12:45 徳澤園 12:55
13:40 明神館 13:45
14:20 河童橋
14:25 上高地バスターミナル
天候 | 7/23(木) 降ったり止んだりの小雨から本降りの雨 7/24(金) 小雨から晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
下山まで車を停めさせていただきました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
槍沢ロッジまではほとんど勾配ありませんが、雨で水溜まりが多く、歩きにくかったです。 また槍沢ロッジ以降、渡渉ポイントがいくつか出てきましたが、水量が多く、少し危険を感じました。槍沢ルートは初めてだったので、こんなものかなと思いましたが、雨で増水していた様です(帰りに通った時は行きにあった渡渉ポイントはほとんど無くなってました)。 大曲り附近から先は延々と登ります。 途中、所々に雪渓歩きがありました。念のために軽アイゼンを携行していましたが、使いませんでした。雪道に慣れていないので、雪渓は少し歩きにくかったです。 槍ヶ岳山荘から槍ヶ岳は手も使っての登りになります(ここ以外は手を使う様なところはありませんでした)。視界が悪かったので、高度感はありませんでした。岩は雨で濡れていましたが、比較的手がかり、足がかりがたくさんあって、ハシゴもしっかりしており、困る様なところはありませんでした。 ログですが、2日目は雨に濡れたためか、スマホの反応悪く、ログを走らせることができませんでしたが、ピストンになってしまったので登りと同じコースを下ってます。 |
その他周辺情報 | あかんだな駐車場すぐ横のひらゆの森に一泊して汗を流し、ゆっくり帰りました。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
今回のメンバはH隊長、A隊長、K隊長、hiro4さん、そしてワタシの5名。当初8名ほどいたメンバですが、仕事やらなんやらで結局いつものヒマ人(?)5人になりました。
しばらくは平地歩きになるので傘をさしながら行動開始!
雨があがることを祈ります。
河童橋:「お足元の悪い中、ようこそ上高地へ」
しばらくは平地歩きになるので傘をさしながら行動開始!
雨があがることを祈ります。
河童橋:「お足元の悪い中、ようこそ上高地へ」
山荘に掲げられていた天気予報。ここのところ大気の状態が不安定なのか、コロコロと天気予報が変わります。今日の時点での予報では明日もあまり良くなさそうです。
天気予報:「誰か日頃の行いの悪い人がおるんとちゃいますか?」
我々:「心あたり無いことは無いです」
天気予報:「二重否定?」
天気予報:「誰か日頃の行いの悪い人がおるんとちゃいますか?」
我々:「心あたり無いことは無いです」
天気予報:「二重否定?」
お昼営業まで少し時間があったのですが、ここを過ぎると殺生まで小屋はないので、お昼営業の始まる10時まで待ってお昼に。
皆がカレーで統一するのにワタシ一人だけ中華丼に(カレーは若干胸焼けします)。
残念ながら楽しみにしていたウズラの卵は入っていませんでした。
皆がカレーで統一するのにワタシ一人だけ中華丼に(カレーは若干胸焼けします)。
残念ながら楽しみにしていたウズラの卵は入っていませんでした。
ワタシは今回のコース、岩場での信頼関係バツグンのボロボロアディダスで来ました。
一応ゴアらしいのですが、濡れには強くありません。渡渉ではできるだけ靴を濡らさないように石を選んで渡ります。
一応ゴアらしいのですが、濡れには強くありません。渡渉ではできるだけ靴を濡らさないように石を選んで渡ります。
一つ目に真一文字に口を結んだ岩が上から見下ろしています。
一つ目岩:「こんな天気の悪い時にご苦労なこってす」
我々:「ひょっとして、なんとかできます?この天気?」
一つ目岩:「ムリ」
我々:「やっぱり。聞くだけムダやったわ」
一つ目岩:「なんかムカつく」
一つ目岩:「こんな天気の悪い時にご苦労なこってす」
我々:「ひょっとして、なんとかできます?この天気?」
一つ目岩:「ムリ」
我々:「やっぱり。聞くだけムダやったわ」
一つ目岩:「なんかムカつく」
少しだけコースから外れた所に大きな岩がありました。
坊主岩小屋と思い近くに寄ってみましたが、違いました。
ワタシ:「坊主・岩小屋さんですよね?」
大きな岩:「人違いです」
ワタシ:「人だと?」
坊主岩小屋と思い近くに寄ってみましたが、違いました。
ワタシ:「坊主・岩小屋さんですよね?」
大きな岩:「人違いです」
ワタシ:「人だと?」
最初から、調子が良ければ当日キャンセルして肩の小屋まで登ろうと思っていたので、予約の時点で当日キャンセルの可能性の話は伝えていました。
立ち寄ってキャンセルの連絡とお詫びを伝えました。待っていて下さったのにホントにスミマセンでした。ごめんなさい。
立ち寄ってキャンセルの連絡とお詫びを伝えました。待っていて下さったのにホントにスミマセンでした。ごめんなさい。
そしてようやく槍ヶ岳山荘に到着。
雨具を着ていますが、中までビチョビチョです。
左に大きく写っているのは喜び?のマイ左指。
無事にチェックインできました。
いつもよりは少ないのでしょうが、それでも結構な数のお客さんがいました。
また、韓国のツアー客の方もたくさんいらっしゃいました。
雨具を着ていますが、中までビチョビチョです。
左に大きく写っているのは喜び?のマイ左指。
無事にチェックインできました。
いつもよりは少ないのでしょうが、それでも結構な数のお客さんがいました。
また、韓国のツアー客の方もたくさんいらっしゃいました。
山荘でパンツまで着替えて、ようやくひとごこちつきました。
小屋では雨具や靴の乾かし方に悩んだり、一人旅で世界の山々を登るスエーデンの方と片言の英語で談笑したりと、楽しいひと時を過ごしました。
5時からはお楽しみの夕食でエネルギーをチャージしました。
明日は天気が回復しますように。
小屋では雨具や靴の乾かし方に悩んだり、一人旅で世界の山々を登るスエーデンの方と片言の英語で談笑したりと、楽しいひと時を過ごしました。
5時からはお楽しみの夕食でエネルギーをチャージしました。
明日は天気が回復しますように。
前夜からの相談の通り、天候回復の兆しが見えないので、キレット越えは諦めて、槍の登頂に注力することに。天候回復を待ちますが、数時間での回復は無いと判断、小屋の方にも少し話を聞いて、とりあえず気をつけて槍を目指してみることに。
慎重派のH隊長は宿にのこり(直感重要です)、A隊長.K隊長.hiro4さん、ワタシの4人で槍の穂先に向かいます。
せっかく担いできたので、ワタシはコーナンのドカヘルを装着。
この時点では周りを見ても、穂先を目指す人は見当たりませんでした。
せっかく担いできたので、ワタシはコーナンのドカヘルを装着。
この時点では周りを見ても、穂先を目指す人は見当たりませんでした。
槍沢ロッジまで帰ってきました。
槍沢でhiro4さんのdocomoをお借りして、ひらゆの森の宿泊日変更、北穂山荘のキャンセル、宝タクシーさんへの連絡をしました。
山中はdocomo強し!
槍沢でhiro4さんのdocomoをお借りして、ひらゆの森の宿泊日変更、北穂山荘のキャンセル、宝タクシーさんへの連絡をしました。
山中はdocomo強し!
前々から気になっていた徳澤園のソフトクリーム。
ようやく食べることができました。
お味は…ソフトクリームでした、
徳澤園のソフトクリーム:「わたしの濃厚さがわからないって、あんたバカ!?」
ワタシ:「バカ舌です」
ようやく食べることができました。
お味は…ソフトクリームでした、
徳澤園のソフトクリーム:「わたしの濃厚さがわからないって、あんたバカ!?」
ワタシ:「バカ舌です」
ソフトクリームくん:「おいおい、バカ舌に評価をさせてはダメだろう。海原雄山先生を呼んできなさい」
海原雄山:「士郎、またこの私にゲスなモノを食わせよって!(怒)」
ソフトクリームくん:「お前もバカ舌!?」
海原雄山:「なんだとーっ!」
(その様な殺伐としたやり取りもなく、平和に徳澤園のソフトクリームをいただきました)
海原雄山:「士郎、またこの私にゲスなモノを食わせよって!(怒)」
ソフトクリームくん:「お前もバカ舌!?」
海原雄山:「なんだとーっ!」
(その様な殺伐としたやり取りもなく、平和に徳澤園のソフトクリームをいただきました)
感想
憧れの槍ヶ岳に登ってきました。
もともとの計画では、一気に肩まで上がれるか不安があったので、殺生に泊めてもらい、2日目に槍に登頂、その後、大キレットを越えて北穂高小屋に泊、3日目に涸沢に下りて上高地に戻る予定でした。
が、上高地はあいにくの雨。歩くうちに次第に本降りとなりました。
殺生ヒュッテ到着の時刻が思ったより早かった事と、槍への登頂チャンスを増やすために一気に肩まで上がりました。
殺生から先は少し風に吹かれ、肩の小屋に着いた時は手がかじかんで宿帳記入に苦労しました(もう少し気温が低かったり、風が強かったりすれば少し危なかったのかもしれません)。
この日は結局、肩の小屋に来ても槍さまの姿を見る事はできませんでした。
2日目も小雨が降りガスガスですが、ほとんど無風状態。天気予報では天候回復の兆しも見られない事から、大キレット越えは諦めて、槍さま登頂に注力する事に計画変更。
南岳まで様子を見ながら進み、ダメそうなら天狗原経由で下る事も考えましたが、悪天候の中、コースをよく知らない天狗原を下る事にも不安があったので、スッパリ諦めて来た道を下りることに。
小屋にて登頂の機会を伺いますが、この先待っても天候が大きく好転することはないと判断、ぼんやりと見える朝の槍さまに向かいます。
展望は全くありませんでしたが、小雨の降る中、なんとか槍の頂上には立てました。
下りてきてからは天候回復、お天気は本当に難しいですね。
槍さまには登頂できましたが、全く展望なかった事と、楽しみにしていたキレットに行けなかったので、機会を見てまたチャレンジしたいです。
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