三十三間山から近江坂古道


- GPS
- 06:56
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 956m
- 下り
- 954m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 6:50
・能登越からも不明瞭で、作業道で右にトラバースすると登山道の道標を発見
・能登越から10分ほど下りていくとまた道を見失う。疑心暗鬼で余計に不安、少し登り返してやり直す。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三十三間山から能登郷分岐までの稜線歩きはマーキングが少なく、尾根が広いので分かりにくい |
写真
感想
快晴、山頂稜線の芝地には10人ほどの人が腰を下ろして談笑やお昼寝モードの人もいる。
左に若狭湾、右に三重嶽を見ながら三十三間山までは最高の気分。周回なので小休止して先を急ぐ。
1時間ほどアップダウンを繰り返す。所々にマーキングも有り、展望は無いが快適な稜線歩き。
荒れた草地の展望の良いP780で昼食。三重嶽などの東側の展望が素晴らしい。
昼食後、10分歩いてだだっ広い尾根を下り始めて登山道を見失う。どこでも歩ける状態の場所で踏み跡などがない。尾根歩きと思い込んでいるので左(北東)に伸びる尾根に迷い込んでしまう。地図ではこの尾根を下りる道があるけれど、能登越えを通っていないのでオカシイ。展望もあまり利かないのでますます不安。
25分ほど彷徨い遭難が頭をよぎる。P695まで登り返すと右下に林道が見えた。林道と平行に5分ほど下ると開けてきて能登越に下りることができた。
マーキングは能登越が見下ろせる辺りにある。下りには必要がない。登るときに分かるように付けられている気がする。P695辺りも下るときは分かりにくかったのではないか。
滋賀県側の近江坂古道は両側から小枝が覆いかかっているが、道はしっかり分かる。
反対の福井県側の能登野に下りる道の取っ掛かりが分からない。古道なので簡単に見つけられると思ったのが間違い。新しい作業道が大日岳方面に伸びている。またかよと思いながらしばらく歩くと登山道の道標を見つけた。きっとこの作業道が古道を消してしまったのではと思う。
下り始めて、道はしっかりしていてもう安心と思っていたら10分ほどで道を見失う。ここは迷うことなく登り返してやり直す(笑)
この先は深くえぐられた古道らしい道でもう迷うことはなかった。
しかし50分ほどつづら折れの草木が茂る古道を下っていくと、30m前方に黒い動くものを見つけた。一瞬私の身体はビクッと固まる。「熊や!」
しかしよく見ると人のよう。こんな山深いところで人に遭えるなんて、しかも女性のようすで二度びっくり。女性には失礼だが、黒帽子に上下黒い服装で熊と見間違えてしまう。
三十三間山を越えてからは誰とも遭わなかったので、話しかけてみようと速度を上げるが追い付かない。ますます離れていく。まるでこちらが熊か追いはぎか強姦魔と思われたかのよう。
能登越から林道終点の登山口まで70分を要した。ここから林道歩いて自転車のある山上神社まで25分。自転車に乗り換えてやっと女性に追い付く。
彼女は大御影山から下りてきたとのこと。一人で凄いですね。私は三十三間山から下りてきたが遭難仕掛けましたと伝える。あまり話しかけると嫌がられそうなので早々に自転車を漕いで倉見へ戻る。私は紳士なんだけどな・・・
いや、私の人相が悪いのかもしれない
後で考えると、このコースは逆回りが正解かもしれない。林道歩きが長いのと倉見と能登野の高低差を考慮して避けたけど、右回りが分かり易いと思う。参考にした本も右回りだった。
昼食までは気持ちの良い稜線歩き、後は不安と驚きの山行でした。
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