瀬淵山


- GPS
- 01:37
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 300m
- 下り
- 300m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■瀬淵集落終点〜瀬淵山山頂 廃道に近い。道標・マーキング類なし。 瀬淵集落の終点、ごみ集積所の先で道が3本に分かれるので中央の民家裏から入山する。途中水道施設があり、笹藪を経てほぼ廃道状態の山道になる。中腹までは左右に折れていく踏み跡があるが上部で藪が出て不明瞭になる。480〜500m付近でやや強引に尾根に出て急登を這い上がると山頂に出る。一転頂上は広くのどかな場所である。 ■瀬淵山東尾根 標高500m付近から伸びる尾根を辿る。かつては一般ルートだったという記事をどこかで読んだが、瀬淵集落からの道以上に荒れていて人の歩いた雰囲気はなかった。 下山先に流れる和見川は深く、川上か川下の橋を探す必要がある。 |
写真
途中から踏み跡を見失い、藪を抜けて無理矢理尾根を捕まえて登り上げる。上部では再び山道となり急登をこなしていくと突然開けた平場に出る。そこには立派なお宮が。どうやら無事に山頂に辿り着けたらしい。
装備
MYアイテム |
![]() 重量:0.18kg
![]() |
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感想
昨年登山口が見付からず敗退した瀬淵山に挑んだ。
9月の山行の後、別の登山口を探して周囲を探ってみたものの害獣駆除だとかで追い返されたので通算3度目のアタックとなる。
さすがに今回は新ハイキング社の本やウェブから情報をしっかりと仕入れて入山した。
キャプンションにも入れた通り瀬淵集落からの入山口は瀬淵集落終点のごみ集積所から民家の裏手を通っていくのが正解。かつては歩かれていたのであろう参拝のための山道も人の出入りが絶えて久しいと見え、茫々たる藪に時折出くわし、足元はがたがたになっている。一応そこまでは予習済みだったが、結構な頻度で先が見通せなくなることがありその度地図やコンパスを取り出す。490m付近まで登ってきたところで再び藪っぽくなり道を見失う。強引に尾根へ抜け出したはいいが元々ピストンのつもりだったので帰りにここのポイントが辿れるか不安を感じた。今思えばこの辺りから動揺していたのだと思う。
急登を登り上げると立派なお宮と忠魂碑が並ぶ開けた山頂部に出た。南から上がってくるはっきりとした山道もあり、今までの藪山が嘘だったかのような予想外の眺めの良さについ気が抜けてしまった。
下山の前に三角点を探すも下草に隠されているようで中々見つからない。うろうろしている間に携帯電話をどこかに落としてしまい今度はそちらを探す羽目になった。藪やら何かの動物の巣穴に足を取られたりするうちに「見付からなかったらどうしよう」という焦りが募る。頂上は雪が残り日陰はうすら寒い。日暮れまで見付からなかった時のことを考えると余計に寒気が走るようだった。
もっとも、そんな事にはならなかったが見付かった時には三角点の事なんてどうでもよくなってただただ早くこの山から下りたいという気分でしかなかった。件の490m付近まで下りてきたところで古びた赤布を見付けた。地図を見るとそこから和見川まで一直線に尾根が延びている。魔が差したとでも言えばいいのか、この東尾根がかつての一般ルートだったという(本当か?)記事を見たことを思い出す。途端に瀬淵集落まで藪道をルートファインディングするのが億劫になった。後は想像がつくと思う。元来た道以上の藪と灌木に阻まれながらのろくでもない下降である。
ぼろぼろになって山を抜けたはいいものの和見川が深くて対岸に逃げることができない。川沿いは当然荒れ放題でまともに歩けない。北へ上がれば車道の橋が架かっているのに川下へ向かったので藪漕ぎの追加となった。
焦ると正常な判断ができなくなる。そのことを痛感した低山だった。
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