新雪ドッサリ!野伏ヶ岳


- GPS
- 05:57
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,060m
- 下り
- 1,053m
コースタイム
天候 | 曇 時々 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(駐車スペースは20台近いクルマで溢れ返っていて満車状態、時間的に出遅れたこともあり駐車スペース確保に苦労しました) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・朝まで降り続いていた新雪が登山口で30cm、中腹〜山頂はおそらく50cm以上 ・自分は出遅れ組でツボ足(アイゼン)でトレースを辿れたが、先頭組はラッセルでかなり苦労されたと思います💦 ・急勾配は序盤の樹林帯の一部、ダイレクト尾根の取り付き付近、ダイレクト尾根の最終盤のみ。 ・序盤の針葉樹の樹林帯は落雪が爆弾級に激しく、頭上を警戒しながら歩いていても2〜3回は直撃を喰らいました。新雪なのでケガの心配は無いけど冷たいです😇 |
その他周辺情報 | 下山後、ウイングヒルズ白鳥リゾートに隣接する「満天の湯」を利用(利用料金900円) ※スキー場の駐車場を兼ねているので入口に料金所があるが遅い時間に日帰り温泉を利用するだけなら無料で駐車可でした |
写真
感想
藪山で積雪期にしか登れない山として有名な野伏ヶ岳に挑むべく安房トンネルを越えて岐阜県まで遠征してきたものの、冬型による雪雲の流れ込みが予想以上に長引いていて朝の奥飛騨は突然雪が激しく降ったりいきなり青空が出たりの繰り返し。。
ひるがの高原のサービスエリアで空や気象レーダーを眺めながら、野伏ヶ岳に行こうかやめようか、それとも別の山に転戦しようか…、などと血迷っているうちに天気が回復の気配を見せたのでやっぱり行く!!となってクルマを走らせ、野伏ヶ岳の登山口に到着してみると時間はもう午前9時半過ぎ。出遅れにも程があるだろいうくらいのスロースタートで1日が始まりました😇
ぶっちゃけ、この時点では山頂に辿り着ける確率は五分五分、新雪が深すぎて雪の状態が悪ければ時間切れで撤退も止む無しかな?と思いながら出発したのでした。
朝までに降り積もった新雪の深さは序盤の林道付近で既に30〜50cmくらい。今シーズンの雪山ハイキングの中でも圧倒的な深さの新雪の中を1時間半ほど歩くと、開けた雪原から野伏ヶ岳がドーンと正面に見えて思わず声が出るくらい感激。。
その雪原の正体は牧場の跡地らしいのだけど、降りたて積もりたての純白の雪原と野伏ヶ岳の眺めはとにかく美しくて、時間切れで例え山頂に辿り着けなくても今日はこれを見れただけでも価値があると思えるほどでした🥺
やがて牧場跡の大雪原を横断するといよいよダイレクト尾根へ。想像以上に歩きやすい尾根で順調に高度を稼いでいると中腹辺りで山頂方向から下山してくる人と大量にすれ違うタイミングがあり、深い新雪の上に刻まれたトレースはこの方たちが踏み固めてくれたに違いないと思い、感謝の気持ちを込めて挨拶をしながら山頂を目指しました。
そして午後1時半、無事に野伏ヶ岳に登頂。午後2時までに登頂できなかったら撤退しようと思っていたのでギリギリセーフ!時間内に辿り着けて良かった😣
山頂では最後まで天気の回復が遅れていた日本海側はどんよりとした曇り空で、白山や荒島岳が見えなかったのは残念でしたが、岐阜県側は青空が広がっていて眺めもバッチリ。何よりも、ドッサリと新雪に覆われてクリーミーになった山肌や稜線が最高に美しくて鳥肌モノでした。。
暖冬でも3月になってこんな厳冬期チックな風景を見られるとは…、シーズン最後の最後まで何が起きるか分からないものですね(*´ω`*)
その後、下山に要した時間は僅か2時間ほど。個人的には全体的に登りも下りも想像以上に歩きやすい山だったという印象ですが、今日のコンディションで先頭を歩いていた人は本当にラッセルで苦労されたはず。今日の山行を振り返りながら改めて感謝ですm(_ _)m
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する