記録ID: 629463
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
明神岳 東稜
2015年05月02日(土) 〜
2015年05月03日(日)
長野県
peco1978
その他2人 - GPS
- 16:50
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,438m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:50
11:00
50分
上高地
11:50
12:10
90分
明神
13:40
14:00
110分
宮川のコル
15:50
ひょうたん池
2日目
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 5:05
- 合計
- 12:00
5:10
30分
ひょうたん池
5:40
6:30
100分
第一階段
8:10
8:30
30分
ラクダのコル
9:00
12:00
45分
バットレス
12:45
13:00
60分
明神岳山頂
14:00
14:20
60分
奥明神沢のコル
15:20
15:40
90分
岳沢小屋
17:10
上高地
先行パーティ待ち時間。
第一階段取り付き30分、バットレス1P目取り付き30分、2P目取り付き1時間。
第一階段取り付き30分、バットレス1P目取り付き30分、2P目取り付き1時間。
| 天候 | 5月2日 晴 5月3日 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
4：00大阪→→（名神・東海北陸道）→→9：00高山IC→→10：00あかんだな→→11：00上高地 復路 17：45上高地→→18：15あかんだな→→19：00高山市内（夕食）20：00→→（東海北陸道・名神）→1：00大阪 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【上高地〜明神】 一般道につき省略。 【明神〜宮川のコル】 明神橋を渡り梓川の対岸へ。 養魚場跡地から宮川谷に入る。 宮川のコルへは沢筋を直登。 ガレ場、落石注意。 【宮川のコル〜ひょうたん池】 ワデ宮川谷、上宮川谷の下部をトラバースし、ひょうたん池を目指す。 今回は雪が少なかったが、雪崩頻発地帯。過去、多くの事故有り。 今回も、上宮川谷の上部で、私達の通った場所に、通過直後に落石があった。 【ひょうたん池】 幕営適地。 長七の頭にむけて、尾根の影にテントを張る。 【ひょうたん池〜第一階段】 快適な雪稜帯を登る。 【第一階段】 �教蘢�度の優しい草つきだが、非常に脆く、崩れる。 先行パーティも含め、我々も全員ロープを出した。 悪いのは1P目のみ。2P以降はフリーで抜けた。 【第一階段〜バットレス】 雪稜の急登を詰める。 今回は雪が少ないため、ところにより藪こぎが続いた。 幕営適地であるラクダノコルを過ぎると、バットレスは目の前。 【バットレス】 1P目 �供銑卦蕁�30m 岩の左手の草付のルンゼを登る。 ここも�供銑卦蘢�度と優しいが、雪溶け後で非常に脆く、ロープを出した。 雪があれば、阿弥陀南稜P3ガリーの傾斜をもっと強くした感じになるか。 2P目 �元蕁�20m 今回の核心部。残置ハーケンは豊富。 傾斜のゆるいスラブを5m直上後、右にトラバース。 凹角にとりつく。 手がかり、足がかりが無く、抜け口がやらしい。 クライミングシューズがあれば易しいが、アイゼン登攀は厳しかった。 抜け口手前の残置にお助け紐があり、A0できる。 【バットレス〜明神岳主峰】 抜けた後は、岩稜、雪稜をつめる。 山頂はすぐそこ。 明神岳主峰からは、大迫力のパノラマ。 目の前の明神�曲�が大迫力！ 【明神岳主峰〜奥明神谷のコル】 明神主峰からコルに向かってクライムダウン。 穂高らしい岩場で、易しいが落石注意。 トポには、コルに降りる直前で懸垂下降2ピッチとあるが、傾斜ゆるくクライムダウン可能。 今回は下側の1ピッチのみ懸垂下降した。 【奥明神沢のコル〜岳沢小屋】 奥明神沢の雪渓を下る。 上部からの落石注意。 【岳沢小屋〜上高地】 一般道につき省略。 |
写真
上高地〜明神（3）
梓川対岸に見上げる明神�絞�。
大迫力！
いつもは素通りだけど、今日は登るぞ〜！
梓川対岸に見上げる明神�絞�。
大迫力！
いつもは素通りだけど、今日は登るぞ〜！
宮川のコル〜ひょうたん池（1）
宮川のコルをこえ、ひょうたん池を目指します。
宮川のコルをこえ、ひょうたん池を目指します。
宮川のコル〜ひょうたん池（2）
切れ落ちたコルの部分が、目指すひょうたん池です。
切れ落ちたコルの部分が、目指すひょうたん池です。
宮川のコル〜ひょうたん池（7）
上宮川谷の、全層雪崩の破断層。
あんなのにやられたら、ひとたまりもないですね。
上宮川谷の、全層雪崩の破断層。
あんなのにやられたら、ひとたまりもないですね。
宮川のコル〜ひょうたん池（8）
上宮川谷は、落石ごろごろ。
早く通過しましょう。
上宮川谷は、落石ごろごろ。
早く通過しましょう。
幕営地（1）
本日のお宿、ひょうたん池に到着〜。
写真は先行パーティのテント。
本日のお宿、ひょうたん池に到着〜。
写真は先行パーティのテント。
幕営地（5）
今回は食担のおかげで豪華夕食！
さんまの蒲焼丼、マッシュポテト、豚汁です♪
今回は食担のおかげで豪華夕食！
さんまの蒲焼丼、マッシュポテト、豚汁です♪
第一階段〜バットレス（2）
眼下には梓川が見えます。
思えばずいぶん登ってきました。
眼下には梓川が見えます。
思えばずいぶん登ってきました。
第一階段〜バットレス（7）
バットレス手前のこるに到着しました。
大渋滞〜（笑）
バットレス手前のこるに到着しました。
大渋滞〜（笑）
バットレス（1）
人が集まっている残雪部が、1P目終了点上部＆2P目取り付きです。
人が集まっている残雪部が、1P目終了点上部＆2P目取り付きです。
バットレス（3）
先行パーティが1P目に向かいます。
正面の岩峰の左手にまわりこみ、ルンゼを登攀します。
先行パーティが1P目に向かいます。
正面の岩峰の左手にまわりこみ、ルンゼを登攀します。
バットレス（5）
1P目終了点で再び待ちます。
先行パーティが確信部の凹角に突入。
がんばれ〜！！
1P目終了点で再び待ちます。
先行パーティが確信部の凹角に突入。
がんばれ〜！！
バットレス〜明神岳主峰（3）�曲�の頂に3人のクライマー。
かっこいい！と思って見ていると、向こうから「お〜い！○○くん〜！」と声がかかります。
なんと、相棒の山岳会の仲間達でした（笑）
こんなところで会うとは！
10
バットレス〜明神岳主峰（3）
�曲�の頂に3人のクライマー。
かっこいい！と思って見ていると、向こうから「お〜い！○○くん〜！」と声がかかります。
なんと、相棒の山岳会の仲間達でした（笑）
こんなところで会うとは！
�曲�の頂に3人のクライマー。
かっこいい！と思って見ていると、向こうから「お〜い！○○くん〜！」と声がかかります。
なんと、相棒の山岳会の仲間達でした（笑）
こんなところで会うとは！
明神岳主峰〜岳沢小屋（1）
喜んでばかりもいられません。
早く下山しましょう。
喜んでばかりもいられません。
早く下山しましょう。
明神岳主峰〜岳沢小屋（3）
奥明神沢のコルへは、懸垂下降にて降り立ちます。
残置が不安だったので、捨て縄＆カラビナ1枚を寄付してきました。
奥明神沢のコルへは、懸垂下降にて降り立ちます。
残置が不安だったので、捨て縄＆カラビナ1枚を寄付してきました。
明神岳主峰〜岳沢小屋（4）
奥明神沢のコル上部は、一部雪が切れていました。
落石注意。
奥明神沢のコル上部は、一部雪が切れていました。
落石注意。
明神岳主峰〜岳沢小屋（6）
岳沢小屋に到着！
山コーラ部らしく、コーラで乾杯！
ちなみに、目の前に山野井さんがいらっしゃいました。
岳沢小屋に到着！
山コーラ部らしく、コーラで乾杯！
ちなみに、目の前に山野井さんがいらっしゃいました。
岳沢小屋〜上高地（4）
明神岳を振り返ります。
山よさよなら〜
ご機嫌よろしゅう〜
また来るときにも〜
笑っておくれ〜♪
明神岳を振り返ります。
山よさよなら〜
ご機嫌よろしゅう〜
また来るときにも〜
笑っておくれ〜♪
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
アックス
アイゼン
ハーネス
ヘルメット
ガチャ一式
|
|---|---|
| 共同装備 |
テント泊装備一式
ロープ
|
感想
北アルプス、明神岳の東稜に行ってきました。
今年は雪どけが早く、残雪は少なめでしたが、快晴無風の空の下、快適な山行を楽しむことが出来ました。
アプローチの登行からはじまり、幕営、雪稜、岩稜の登攀、その全てを経て至るバリエーションの山頂は、充実感があります。
やっぱりアルパインクライミングは最高ですね^^
いつも上高地から見上げながら、通り過ぎていた明神岳。
やっと、憧れの頂を踏むことが出来ました。
核心部のバットレスでは、力不足を痛感……(´Д` )
登攀力を強化せねば！！
【追記】
登攀中、すぐ隣の前穂北尾根を県警ヘリが周回しているのが見えました。
ヘリの飛び方をみて、嫌な予感がしていましたが、やはり残念な事故があったようです。
改めて、自分達のやっている山の怖さを実感すると共に、無事に帰ることを心に刻みたいと思います。
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こんばんは！
なんか核心部が難易度高そうですね、アイゼンじゃフリクション期待出来ないですね。
明神行くなら主稜かな〜と思っていましたが、東稜も良いですね！凹角登ってみたくなりました！
今回写真には写ってませんでしたが、僕もコーラ頂きましたよ！（笑）
ちなみにHIさんも飲まれてました！！新たな会員増えました（笑）
noruくん、こんにちは！
明神東稜、登り応えありましたよ〜＼(^o^)／
凹角は、これ本当に�元蕁�？というくらい厳しく、先行パーティの中には、アブミをだしてエイドしてる方達もいました。
クライミングシューズなら、また違うんでしょうが(^_^;)
明神主稜(西南稜)は、東稜よりやさしく、ロープも懸垂下降でしか必要ないようですが、そのかわり明神�絞�〜主峰をダイナミックに縦走できるのが魅力ですね^^
明神主稜も、今年狙ってますよ！
山コーラの会、どんどん広めていきましょう（笑）
ジムや飲み会もやりたいですね〜♪
近々よろしくです！
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