記録ID: 6263572
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無雪期ピークハント／縦走
四国
高越山の行場巡り
2023年12月09日(土) [日帰り]
徳島県
marin412
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:21
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 683m
- 下り
- 666m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
行場に案内は無く、自己責任。 興味本位に行くべからず。 |
| その他周辺情報 | 高越山は『阿波修験道の発祥地』。 大和(奈良県)の吉野金峯山を「東山上」と呼ぶのに対して 高越山は「西山上(にしさんじょう)」と言われる。 東の吉野、西の高越、と称され、修験道として賑わったと云う。 開山は7世紀、役行者による (石鎚山と同時期)。 |
写真
道中、道の駅塩江でワンコ散歩。
遂に、温泉「行基の湯」の建物解体が始まった。勿体無い。残念だ。
遂に、温泉「行基の湯」の建物解体が始まった。勿体無い。残念だ。
「つつじ山荘」と書かれている。
鍵がかかっているので 避難小屋では無さそうだ。
鍵がかかっているので 避難小屋では無さそうだ。
地図では この急傾斜地に道あり。
猿飼集落から ここに繋がっているようだ。
猿飼集落から ここに繋がっているようだ。
「阿波国西山上高越寺」とある。
これに対して「東山上」は「吉野金峯山寺」だ。
これに対して「東山上」は「吉野金峯山寺」だ。
一般登山道では気付かないが、この道を通ると大岩が多いのが分かる
そして、薬師岳の 道を挟んで下に こんな石が…。「金剛夜」…埋もれて見えない。
調べると、北方を守護する「金剛夜叉明王」というのを見つけた。ロープが張られているが、もしかしたら 下ると 金剛夜叉明王が居られるのかも。
5
12/9 12:59
そして、薬師岳の 道を挟んで下に こんな石が…。
「金剛夜」…埋もれて見えない。
調べると、北方を守護する「金剛夜叉明王」というのを見つけた。ロープが張られているが、もしかしたら 下ると 金剛夜叉明王が居られるのかも。
「金剛夜」…埋もれて見えない。
調べると、北方を守護する「金剛夜叉明王」というのを見つけた。ロープが張られているが、もしかしたら 下ると 金剛夜叉明王が居られるのかも。
「金剛夜…」の石の向かいに、何やら不明の石あり。
足の下は えぐれた岩…。
覗き石 かもしれない。
足の下は えぐれた岩…。
覗き石 かもしれない。
青少年自然の家の少し下から 沢を渡渉して登ってくると、ここに出る。
一番好きなコースだ。
一番好きなコースだ。
大杉の根本に何か書かれた石があるが 解読不明。あとでこの木が「燈明杉」だと判った。
燈明杉の上に 高越神社。
祀られているのは 忌部の祖先神 「天日鷲命」。
祀られているのは 忌部の祖先神 「天日鷲命」。
高越山 一等三角点 1121.96m住所は「木綿麻(ゆうま)山」。
この山が かつてそう呼ばれていたことを示し、忌部と関係していることが窺える。
8
12/9 13:25
高越山 一等三角点 1121.96m
住所は「木綿麻(ゆうま)山」。
この山が かつてそう呼ばれていたことを示し、忌部と関係していることが窺える。
住所は「木綿麻(ゆうま)山」。
この山が かつてそう呼ばれていたことを示し、忌部と関係していることが窺える。
山頂に立つ修行大師(弘法大師)。
東山上(吉野金峯山)に向く。
東山上(吉野金峯山)に向く。
その岩の奥には
「大聖(だいしょう)不動明王」
なんと、諸明王の中の総主。
最も尊敬される明王。
まだ新しいロウソクが！
「大聖(だいしょう)不動明王」
なんと、諸明王の中の総主。
最も尊敬される明王。
まだ新しいロウソクが！
そして、その一番奥に
「金剛蔵王大権現」
修験道の御本尊。
少し引き返して高越寺へ向かおう。
「金剛蔵王大権現」
修験道の御本尊。
少し引き返して高越寺へ向かおう。
境内にある井戸。
枯れること無く、冬でも凍らないそうだ。しかも美味!
枯れること無く、冬でも凍らないそうだ。しかも美味!
「願不動」
寺守りさんが お茶を淹れて下さり、暫し お喋り。
山伏が法螺貝を吹いていた。
寺守りさんが お茶を淹れて下さり、暫し お喋り。
山伏が法螺貝を吹いていた。
山門の彫りが素晴らしい。
干支も彫られている。
卯年も あと少し。
干支も彫られている。
卯年も あと少し。
鐘撞の彫りも素晴らしい。
彫り師は どちらも 三宅石舟斉。
寺から出て少し下る。
彫り師は どちらも 三宅石舟斉。
寺から出て少し下る。
高越山(こうつざん)、高越寺、高越神社、分かりやすい説明だ。
行場入口。
因みに この直ぐ下に 女人禁制の門がある。
行場も寺も、女人禁制だった。
因みに この直ぐ下に 女人禁制の門がある。
行場も寺も、女人禁制だった。
「原生林の中の巨岩のせり割りを通り抜け、身震いするほどの高さの岩に登り、岩と岩の間に架けた鉄梯子を渡ることで、万人邪心を消滅し、清浄心となって参道に戻る為の行場」と、「高越山」📗に書かれている。進もう。
8
12/9 15:00
「原生林の中の巨岩のせり割りを通り抜け、身震いするほどの高さの岩に登り、岩と岩の間に架けた鉄梯子を渡ることで、万人邪心を消滅し、清浄心となって参道に戻る為の行場」と、「高越山」📗に書かれている。進もう。
右上が くぐり岩。
左の穴に 蛇が剣に巻き付いた石仏。
石尾神社を彷彿させる、パワーを感じる場所だった!
行場巡り終了🙏
左の穴に 蛇が剣に巻き付いた石仏。
石尾神社を彷彿させる、パワーを感じる場所だった!
行場巡り終了🙏
駐車場に戻った。お昼前に到着した時には 三嶺の残雪がハッキリ確認出来たのだが、暖かくて解けたかも。
写真の真ん中には彩雲🌈
11
12/9 16:10
駐車場に戻った。
お昼前に到着した時には 三嶺の残雪がハッキリ確認出来たのだが、暖かくて解けたかも。
写真の真ん中には彩雲🌈
お昼前に到着した時には 三嶺の残雪がハッキリ確認出来たのだが、暖かくて解けたかも。
写真の真ん中には彩雲🌈
徳島の山々を眺めながら飲むコーヒーは最高だった！
三嶺には みむね とフリガナあり。
よし！ 明日からまた頑張ろう。
三嶺には みむね とフリガナあり。
よし！ 明日からまた頑張ろう。
撮影機器：
感想
このところ多忙で、雑念が多くなった。今日はオフにして 大好きな 修験の山 高越山へ。調べれば調べるほど奥が深い。
剣山、中津山も同様。
何度でも訪れたい山だ。
剣山の行場
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5853062.html
中津山の行場
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4630673.html
石尾神社
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3014677.html
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