記録ID: 6249471
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ハイキング
房総・三浦
鋸山〜房州低名山〜
2023年12月03日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:12
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 891m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 7:06
距離 8.0km
登り 904m
下り 1,014m
10:36
10:57
4分
切通し跡
11:01
11:08
2分
関東ふれあいの道・車力道分岐 上部
16:39
ゴール地点
天候 | 晴れ、時折強い風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。非常によく整備されており歩きやすい。 |
その他周辺情報 | 【駐車場】鋸山ロープウェイ山麓駅駐車場と日本寺駐車場(有料道路を使用して登っていく)は無料。 JR浜金谷駅近くには一日500円〜800円の駐車場有。多くはコイン箱にお金を入れる使用になっており、駐車料金は鋸山の整備に役立てているらしい。 【トイレ】日本寺構内、登山道では関東ふれあいの道に1か所 【山バッジ】なし。鋸山ロープウェイピンバッジはあるらしいが、運休だったために確認できず。 |
写真
この「車力道」は鋸山頂上付近で切り出された石を運び出した道なんだって。房州石を木製の荷台に載せ、急傾斜の道をブレーキをかけながら下りたので、石の重みで道の表面に荷車の轍が残ってる!しかもこの運搬(車力と呼ばれていた)は女性の仕事で空の荷車を背負って頂上まで一日3往復とな!
画像は「索道」と呼ばれる山頂域の石切場とふもとをワイヤーケーブルで繋いだ石材運搬システムの跡。索道は大正時代から始まったらしいけど、車力は一部昭和35年頃まで続けられていたらしいよ。
画像は「索道」と呼ばれる山頂域の石切場とふもとをワイヤーケーブルで繋いだ石材運搬システムの跡。索道は大正時代から始まったらしいけど、車力は一部昭和35年頃まで続けられていたらしいよ。
山頂!鋸山は標高329.5mあり、千葉県内で12番目の高さなんだって。ぎざぎざの山陵が大きな「のこぎり」の歯のように見えることから鋸(のこぎり)山とつけられたそう。山全体が堆積岩(凝灰岩)でできており、江戸時代から房州石(金谷石)の産地として知られ、建築用材などに使用された、というようなことが書いてありました。
12番目というのはどういう意味で書いたんだろう?いやいやもっと高い山があるから!千葉には!という意味なのかなぁ?
12番目というのはどういう意味で書いたんだろう?いやいやもっと高い山があるから!千葉には!という意味なのかなぁ?
歩いている途中でリュックに木の板を入れたおじさんと会い、話をしながら登る。どうやら長年にわたりボランティアで皆が休めるように椅子を作って設置しているのだと。今日もこれから頂上にひとつ作りに行くのだ、という。椅子には自分の名前が書いてある、というので気をつけてみてみたら確かに椅子の上部には同じ名前が…。そしてその椅子の数たるや!!!すごいね、これみんな一人で作ったんだ。たくさんの方が腰を下ろして休んで活用していました。そして私もこの椅子に座ってお昼ご飯食べましたよ!ありがとう☺️
ツルハシからチェーンソーに変わった跡もみることができます。今ではコンサートが開かれるな等、文化発信の場として地域活性化の舞台にもなっているらしい。前述した椅子作りのボランティアのおじさんの話だと昔ビリーバンバンがコンサートを開いて「白いブランコ」を歌ったんだよ、と教えてくれました。
感想
その昔にフェリーに乗って訪れたことがある鋸山!海から陸地に近づくにつれて見えるその山の形に「本当にのこぎりだぁー」と非常に驚いたのを覚えています。当時はロープウェーに乗って何やら大きな観音様も見たなぁ〜ぐらいの記憶でしたので、今回は登山道でじっくりと歩いてみることにしました。たかが300m級!と思っていましたが、海岸線から登るし起伏もあるし展望よしで、予想以上にわくわく楽しいハイキングになりました。山行日記にも書いた椅子作りのおじさん以外にも木製の階段を一段一段ぐらつきがないかどうか確認してぐらついたところを直しているおじさんともお会いしてお話を伺いました。小さい子供たちもたくさんくるので安全に楽しんで歩いてもらえるように、定期的に見回ってチェックしているんですよ。そういう人はたくさんいます。という恥ずかしそうな笑顔が印象的でした。こうして人知れず山を愛する方々の努力によって私たちは楽しんで歩けるんだなぁ、と感謝を胸に帰宅しました。
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