記録ID: 6231638
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ハイキング
日光・那須・筑波
八溝山(やみぞ) 逆転構造のミニ巡検
2023年11月28日(火) [日帰り]



体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 00:19
- 距離
- 0.8km
- 登り
- 45m
- 下り
- 48m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
距離 0.8km
登り 51m
下り 65m
天候 | 晴れのちミゾレ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備され危険な場所もない。 |
その他周辺情報 | 竜神大吊橋と月待の滝(写真あリ) |
写真
ソールマーク(sole mark.底痕)がある露頭。 直下にある堆積層の鋳型で凸凹ができます。本来は地層の底に存在します。この面が地表にあるのは多分プレート運動で付加体がひっくり返しになったのでしょう。別の地域でフルートマークも見ました。水流の渦で泥がえぐられた跡が鋳型になり洋梨みたいな凸の形が底にありました。専門的ですみません。
前回は全ての泉を巡ったが今回は4人で枯れた銀性泉のみ訪問。この辺の地層は2億4千から1億5千年前に海底で堆積した地層で硬いです。堆積した時代はとても古くて恐竜で有名なジュラ紀(ペルム紀後期、三畳紀)です。付加体が押し上げられて現在は山になってます。
撮影機器:
感想
八溝山頂上からほんの少し下った車道カーブにある露頭が興味深い。地図のGゴール部分です。よーく観察すると凸状のソールマークと呼ばれる地層の底面の堆積構造が表面に多く見られます。ということは地層が逆転している証拠になりますね。八溝周辺は海底の乱泥流(タ-ビダイト、海底地すべり)堆積で出来た砂岩頁岩互層が見られます。中生代ペルム紀後期〜ジュラ紀の地層といわれます。案内人は河川研究者の松尾先生。理学博士(筑波)と工学博士(東北)も同行したのでミニ巡検になりました(笑)。
なお、駐車場がある山頂に城のような建物があり屋上からの眺めは圧巻です。日光の男体山など360度の眺望あり。紅葉シーズンに周遊コースを巡るととても素晴らしい樹林風景を楽しめます。
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