金剛山&南河内秘仏巡り(1)

- GPS
- 02:04
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 664m
- 下り
- 525m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されていて、特段の危険箇所はありませんでした。 (転べばどこでも危険・・・) なお、ログはバスを降りてしばらく車道を歩いてから取り始めました(汗) |
| その他周辺情報 | 観心寺は、御開帳の日でなくても、歴史を伝える見所やパワースポットがたくさんあります。 |
写真
感想
大阪は飛鳥や奈良の都と大陸を結ぶ要衝の地にあって、巨大古墳などの古い遺跡が多く残されています。仏教もここを通って伝わり、都が飛鳥にあった頃には日の沈む西国浄土の地として重要な位置を占めていました。
そんな大阪府にある国宝仏像4体は、すべてが御開帳日が限られていたり、拝観には事前予約が必要な秘仏。そんななかでも一番レア度の高い、河内長野市観心寺の如意輪観音像は、年に1回、4月17日、18日の二日間しか開扉されません。
そして、他の2体の御開帳(道明寺は毎月18、25日、葛井寺は毎月18日)と重なる4月18日は、南河内秘仏巡りができるピンポイントの日となります。このレアな日が土曜日にあたる年はなかなか巡ってこないため、万事繰り合わせ大阪へ出掛けました。
土曜日じゅうに帰宅しなくてはならないため、まずは一番混雑しそうな観心寺へ。河内長野駅からはヤマレコでもお馴染みの金剛山へ向かうバスが出ていて、観心寺へはまさにこのバスに乗り合わせて行くことになります。
登山者、拝観者と入り乱れて大混雑のバスにどうにか乗り込み、観心寺に着くと9時半、すでに拝観の行列が出来ていましたが、拝観開始時間を30分繰り上げてくれたため、すんなりと国宝金堂に鎮座する如意輪観音さまにお会いできました。
この仏さまは長らく絶対秘仏としてまったく公開されてこなかったため、彩色も程よく残り、生身の観音さまのような、妖艶ともいえる生めかしさを醸し出していました。思ったよりも大きく、まさに小柄な女性くらいのサイズに魅了されました。
境内を一回りし、時計を見ると10時過ぎ。バス停に戻ろうとすると金剛山行きのバスがまさにやって来るところ、先ほどまで参拝客だったのに、気がつくと登山客に化けていました。ジーンズに小リュックの軽装は、この日の好天にはもってこいです(笑)
金剛山は二度目ですが、前回は(も・笑)時間がなくて、ロープウェイ乗り場に駐車して歩いて登り、下りはロープウェイを使いました。今日は表参道の登山口から登り、バス停のあるロープウェイ前まで向かってみます。
表参道の登山道は、スミレやミツバツツジ、カタバミなどのかわいらしい花たちがたくさん咲いています。ヤマレコでお馴染みのオブジェやお店、いわれのある木や石に感動しながら先を急ぎ、2時間であっという間の登山は終了しました。
(レコその2へ続く・・・)
コメント
この記録に関連する登山ルート
yamaonse

















私が敬愛する楠公さんに思わず拍手しました。
レコその2に書いた藤井寺界隈のお寺(葛井寺)にも楠木正成公ゆかりの木がありました。
この辺の名所旧跡は、ほとんどすべてが正成公か弘法大師にまつわるものかも。
それだけ、当地では英雄視されているんでしょうね。
新田義貞公の生地、上州での扱われ方とは天と地で、熱しやすく冷めやすい
群馬の県民性がよく分かって、興味深かったです(^^;
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