記録ID: 613003
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積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
【快晴の日留賀岳】 真っ白な雪の回廊と素晴らしい展望に感動!
2015年04月12日(日) [日帰り]


- GPS
- 08:57
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,417m
- 下り
- 1,407m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 8:57
距離 15.1km
登り 1,417m
下り 1,415m
6:03
50分
小山氏宅
6:53
7:00
100分
林道終点
8:40
8:55
127分
標高1,514mピーク
12:51
79分
日留賀岳神社鳥居
14:10
14:15
45分
林道終点
15:00
小山氏宅
天候 | 終日快晴&微風(林道終点から先は,薄手長袖シャツのみで行動できました。) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小山さんは,到着した午前5時40分にはすでに農作業で外に出ておられ,私のクルマの駐車の際には,駐車位置の案内までして頂き,大変助かりました。 また,下山したときには,山の状況などご質問頂き,素晴らしい雪庇歩きや,山頂近くの危険な雪の急斜面の状況など,意見交換をさせて頂きました。ありがとうございました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 登山口から林道終点までは,迷うようなところはありません。林道終点から先は,指導標はほとんど見かけませんが,踏み跡は明瞭なので,残雪が出てくる標高1,400m付近までは問題ないと思います。 ・ 残雪が出てくると,ルートが分かりづらくなりますが,とにかく尾根に忠実に歩いて行けば,標高1,541mピークに到着します。ここから先は,厚い残雪の上をアップダウンしながら稜線を歩いていきますが,東側は斜面が急なので,滑落しないよう,アイゼンを装着して歩きました。山頂に近くなるにつれ,斜度が急になりますが,すべてダブルストックで登り,ピッケルを使用することはありませんでした。 ・ なお,雪庇は写真にあるように,一部崩れている部分が有り,注意が必要です。また,ヤブが出ていて通過できないところがあり,西側の夏道に逃げて登ったところもありました。 ・ 山頂手前の稜線は,東側斜面の傾斜が急なうえ,斜面にあまり木々が生えておらず,転倒して滑落すると,下まで落ちていってしまう危険があるので,慎重に。 ・ それ以外は,特に問題ないと思います。山頂からの展望は雄大。また,雪の回廊から見下ろすパノラマも素晴らしいと思いました。 |
写真
このあたりで,斜度がきつくなってきます。両足のかかとが痛くなってきたので,靴を脱いでみると,かかとの皮が両足とも剥けてしまっていました。靴ずれです。絆創膏を貼りましたが,このあとの登りは,痛みとの戦いが続きました。登山靴とソックスの相性が悪かったようです。
雪が溶けて,ヤブが露出しているところがありました。どうやって突破しようか思案していたところ,下山してきた miyumiyuu さんたちの会話が近くから聞こえてきて,すぐ近くの西側に夏道があることに気づき,その夏道に逃げました。miyumiyuu さん,ありがとうございました。
11:00 ようやく,日留賀岳山頂に到着。2ヶ月ぶりの登山のうえ,靴ずれの痛みで5時間もかかってしまいました。やはり,月に2回程度は登山を続けていかないと,体力は維持できませんね。
装備
個人装備 |
10本爪アイゼン
ピッケル
ワカン
ダブルストックを持参しましたが
ピッケルとワカンは使用しませんでした。
|
---|
感想
・ 2ヶ月ぶりに,山登りを再開しました。新年度が始まり,仕事の面でもようやくゆとりが出てきたので。
・ しばらく,まともな山歩きをしていなかったので,どこの山を目指そうか,いろいろ悩みましたが,この時期ならではの残雪歩きが楽しめそうな,日留賀岳にターゲット。実は,初めて登りました。
・ 日留賀岳は,ふもとからは山容が把握できない山なので,イメージが湧かなかったのですが,歩いてみると,この時期ならではの,雪の回廊が山頂まで続く,素晴らしい山でした。登山者が少ないのも,うれしいですね。まさに,秘境の山という感じです。
・ 昨秋以来,まともな山歩きをせずに,トレーニングをサボっていて体力不足のうえ,登山靴とソックスの相性の悪さから,両足のかかとの靴ずれで痛みをこらえながらの登山となってしまいましたが,なんとか,登頂できました。
・ それにしても,山頂からの素晴らしい展望にはビックリ。特に,飯豊連峰の白く輝く姿には,感動しました。登山者の少ない山ですが,この残雪期,本当にオススメの山だと思いました。
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りきまるさんお疲れ様です!
途中ですれ違った夫婦です
靴擦れはつらいですね。
地味にダメージが大きいです。
靴が足に馴染むのか足が靴に馴染むのか?
気長に慣らすしかないようで、私達も絆創膏が手放せません。
それにしても最高のお天気でしたね。
素晴らしい写真を頷きながら拝見しました。
miyumiyuu さん,こんにちは。コメントありがとうございます。
この日,履いていたのは3年ほど前に購入したダナーのピークポイントハイカーという靴です。この靴,実は私の足にあまり合っていないようで,過去にも何度か靴擦れを経験しています。
日光白根山のように登りはじめから雪があれば,モンベルのアルパインクルーザー3000の出番なのですが,さすがにこの時期のこの山では,少々ヘビー過ぎます。
また,無雪期ならば,足になじんだオールレザーの登山靴を履くのですが,今回のような残雪期登山ではどうしても皮が濡れて水が靴の中に浸みてきてしまうため,消去法で選んだのが,このゴアテックスブーティー仕様の靴でした。
でもその結果,案の定,靴擦れで,両方のかかとの皮が大きく剥がれてしまいました。
登山中は痛みと戦いながらも,なんとか登頂できましたが,下山後の入浴では,かかとにお湯がかかっただけで,刺すような激痛が走り,悶絶しました。
現状,皮が完全に剥けてしまい,患部は真っ赤。朝,出勤する際に靴を履くだけで,激痛ですortz。
それでも,早く治すためには,絆創膏など貼らずに,消毒のみで放置するのが良いらしいですね。
この週末も好天の予報ですが,しばらくは登山を我慢せざるを得ないようです。
miyumiyuuさんご夫婦は,また週末にどこかの山にお出かけでしょうか?
自分も登った気分を味わいたいと思いますので,皆さんのレコを楽しみにしております。
それでは,また。
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