恋い焦がれた月山登頂とBCスキー滑降。


- GPS
- 07:52
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,299m
- 下り
- 1,295m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
現在、除雪作業により志津温泉付近より上は通行止めになっています。(約6km) |
コース状況/ 危険箇所等 |
●駐車スペース〜月山スキー場リフト下駅(乗り場)付近; 主に樹林帯の雪道です。積雪により正しい尾根や沢がわかりにくい場面もあり。 トレースはありますが様々な方向へ向いているので惑わされないように。 少々急斜面もありますが、ほぼ直登で行けます。 約6kmの道路を上がることもできるようですが、直登した方が早いと思います。 ただし、道路の方が迷う心配がないので一長一短です。 ●月山スキー場リフト山麓駅付近〜リフト山頂駅付近; 樹林帯を抜けて開けた普通の雪道です。リフトを遠目右手に見ながら上がります。 今回選択した雪道を直登するとリフト山麓駅は下に見えます。 リフト山麓駅に寄ろうとすると登り返す必要があります。 同じくリフト山頂駅も下に見えるようになります。 山頂駅にある、有名な月山の看板で写真撮影するためには登り返す必要があります。 リフトはまだかかっていません。雪に埋まった鉄柱があるだけです。 私はゲレンデ側の姥ヶ岳へ続く尾根沿いを登りましたが、リフトに沿って登ることも可能で、その方が楽かも知れません。 ●リフト上駅付近〜金姥〜牛首付近; 姥ヶ岳まで登り返すとツラそうです。なのでトラバースで金姥まで進みます。 姥ヶ岳の斜面が少々イヤらしく、小さなデブリがいくつかあります。 金姥に来ると急に西風が強くなり、尾根歩きは風にさらされます。 金姥から牛首までは小さなアップダウンありながらのなだらかな斜度です。 ●牛首付近〜月山頂上; 標高1800m手前までは普通にシール直登できます。 それ以上の高度になると急に強風&氷結した斜面になり豹変します。 エビのシッポが硬く、シールが滑る場面もあり、一度だけ板を脱ぎました。 ●月山頂上周回; 20m/s以上の強風が常に吹いていますが立っていられないほどではありません。 この日はさらに直射日光もあり、デジカメの画面がよく見えませんでした・・ 神社の先に三角点があるようです。(完全に雪に埋まってわからずでしたが・・) [スキー滑降] ●月山頂上〜牛首付近; 氷結していますが、アイスバーンよりはエッジも利くので滑りやすいです。 ●牛首付近〜リフト頂上駅付近; 降りすぎると登り返すように見えたので、トラバース中心に移動しました。 トラバースといっても、スピード出るのであまりストレスは感じませんでした。 ●リフト頂上付近〜リフト山麓付近; ゲレンデになる沢ではなく、姥ヶ岳からの尾根を降りました。 超快適極上ザラメ斜面です。 ●リフト山麓駅〜駐車スペース; 樹林帯のツリーランですが、雪質はストップ雪です。 似たような沢や尾根が多くトレースも乱立しており少々迷いやすいかも知れません。 ●docomo電波状況; 駐車場から頂上まで全てのエリアで概ね良好です。 |
その他周辺情報 | ●下山後の温泉;水沢温泉館 「道の駅にしかわ」にあります。300円/人 露天なし。貴重品ロッカー100円。 タオルなし、ボディソープあり、リンスインシャンプーあり。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS 1 GARMIN VENTURE HC
ストーブ・ライター 1
ダウン防寒着 1
オーバージャケット 1
ビーコン 1
シャベル 1
アイゼン 1 10本爪
ゾンデ棒 1 3m
ヘッドライト 1
ピッケル 1
携帯電話 1 iPhone5c
地図 1 1/25000
ツエルト 1 2人用
カイロ 3
ゴーグル 1
グローブ 2
携行食 1 2日分
熊鈴、笛 1
救急セット 1
着替え 1 アンダー、ソックス
ピッケルストック 1 BDカーボンウィペット
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感想
土日出勤の後、火曜に東北出張があり月曜は代休でフリー。山のチャーンス!!
東北と言えば、関西のコブ好きスキーヤーなら誰もが夢見る月山。
5年前にスキーサークルのメンバーと10人乗りワゴンで乗り込んで以来です。
地元の人にとっては遠足で行くような山かも知れないが、
関西からはイスカンダル並みに遠いとされるこの地へ行けるチャンスが!
これを逃す手はありません。
しかし、ヤマレコや他のブログで調べても、
スキー場がオープンされる4月初旬より以前の記録はほぼなし・・
さすがに未知の山に記録の予習もナシで行く勇気はない。。家族もあるし・・
「オレには無理なのか・・」くよくよしていたら、まさにサーシャの助け。
直前にきてmanimaniさんとdokkoishoさんの記録が!!これなら行けそうだ!
前日も高揚する気持ちを抑えるのが大変でした。
「いよいよ明日、イスカンダルへ行ける。しかもマイカーで。」
山形自動車道を走り、月山湖PAでお馴染み車中泊。
一人っきりなので貸切状態のPAでガッツリ眠った後は、じっくり準備して現地へ。
5年前と同じ懐かしい道。
違うのは、まだスキー場オープン前で閑散としてることと、一人っきりということ。
そして、手前の志津温泉までしか車で入れないということ。
何はともあれ、通行止め手前の空きスペースに駐車して準備。7:45スタートします。
板を背負って車道を6kmも歩くのは厳しいので、雪道樹林帯を直登で。
ここで困ったのは樹林帯のルート。
事前に予習はしていたものの、トレースがあちらこちらに向かってる・・
思わず濃いめのトレースを追ってしまい、別の沢へ向かっていることに気づき修正。。
そんなことをしながら、1時間30分ほどもかかった9:25。リフト山麓駅が見えてきた。
懐かしいが、寄ると登り返さないといけないのでパスして姥ヶ岳へ続く尾根へ進みます。。
樹林帯を抜けると、予報通り晴れてきた青空のもと、姥ヶ岳と月山がバーン!
こんなに晴れてイイの??ってくらい。
青に白のキャンパスの雪の原を一人贅沢に進んでいきます。山麓駅から45分ほどで山頂駅へ。
有名な?月山の標識と写真撮影。
5年前来た時はガスで見えてなかったというか、興味もなかった本峰の存在感すごいです。
意外と近いのか遠いのか・・印象としては白山の御前ヶ峰くらいか??
10:35休憩して再開。ルートに詳しくないので、姥ヶ岳から続く尾根沿いを進みます。
イヤラシイ広い斜面をトラバースし金姥に来ると強風が。下界の好天とは大違いです。
さらに風が雲も持ってきて、ときどきホワイトアウトにも・・
それでも方向さえわかれば問題ないので順調に。ときどき月山銘水になる雪を食べながら。
牛首までの斜度は緩くなるが、強風と疲労の中歩くのは大変です。
しかも月山の風貌は常にどっしり。全く見た目が変わりません。気持ちが凹んでくる・・
ちょっと進んでは高度計をチラチラ。だいたい1750mくらい。あと200mほどだ。
気持ちと体は疲れているが、行動としては順調にシール登高でここまで。
しかし、残り100mくらいになって、急に氷結斜面に変わります。風景も一変。
やはりそんなに甘くはなかったか・・板を脱いでクリアしてまた履いて・・
本当に最後の200mは長く長く感じました。「もうイイんじゃない?」と思っちゃうほど・・
しかしこんなところまで来て怯むわけにはいかない。ガミラスに負けてたまるか!
リフト山頂駅から2時間強。駐車場からは5時間の長い道のりでした。
12:45ついに月山頂上の広場に到着です。
一面白い氷の銀世界に爆風。建物はモンスター化。
イスカンダルというか、まるでロンダルキアに着いたような達成感です。
雲の上にチョコンと顔を出しているのは鳥海山でしょうか。周りの風景もキレイです。
ただ、20m/sを超える風が吹いているのと、直射日光によりiPhoneやデジカメが見えず。。
何とか勘で何枚か写真ととり、風よけスペースで昼食をとり、ついに下山です。
下山はもちろんスキーで。序盤の爆風氷結斜面もスキー板を履いてしまえばこっちのもん。
大斜面の雪質は極上のザラメ。苦労して登ってきた斜面を贅沢に滑りまくります。
ルートに詳しくないため、ピストンが中心になってしまいましたが、
オープン2週間前のゲレンデを贅沢に。極上斜面を滑りまくりました。。
これぞ山スキーの醍醐味ですね!あっと言う間の1時間ほどでリフト山麓駅へ。
あとはストップ雪に苦しめられながらもツリーランで駐車場まで戻り、
地元の温泉で汗を流して余韻に浸りました。。。
長年恋い焦がれた憧れの月山。
百名山に数えられているのでいつかは行くと思ったが、
こんな真っ青な晴天の時に、極上の斜面を滑れたことはとても思い出に残ることでしょう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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ものすごい光景です。雪の量、そして雪が創り出す造形。
何もかもが関西エリアから見るものとは違いますねぇ〜
高山帯ような面ツルの雪面はやっぱり憧れですね。
滑ってみたい〜
ホント、そうですよね!
東北の方は、標高があまり高くなくてもすごい光景を見ることができるようですね。
大峰とかと同じくらいなんですけどね・・
あと10日ほどでスキー場がオープンすると、山も賑わうことでしょう。
まだまだ夏までは滑れるみたいなので、富山におられる間に是非とも!
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