初秋の品谷山
京都府
エスエス
その他3人 
体力度について
- GPS
- 06:56
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 674m
- 下り
- 674m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:29
- 休憩
- 2:27
- 合計
- 6:56
| 過去天気図（気象庁） | 2023年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
品谷山と品谷峠間は倒木が酷い トラゴシ峠から八丁平までは踏み跡が薄く、判りにくい場所が多い 刑部滝コースは倒木が多く、河原歩きも大変な上刑部滝を捲く尾根越えも急斜面の不安な道で、ここを下りに使う時は注意すべきだ |
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感想
今年の夏はとても暑く、何時までも秋が来ないと言っていたが、いつの間にか朝夕の気温も下がって来たので秋らしいだろうかと品谷山に行って来た。
佐々里峠からの出発だ。峠から直ぐの京都府の電波中継基地を過ぎると、大きな芦生杉が見えて来る。その見事さに足を止めて全体を見ようとするが、近くでは難しい。アップダウンを繰り返していると、品谷山に到着だ。ここからは周囲の山並みは葉越しなのでよく判らないのが残念だ。
品谷山から峠への下りで倒木群に難渋するが、ここは何年も同じ状況は変わらない。これはハイカーの通過が少ないことを示しているのだろうか？そんなことを考えながら2年前のここのことを考えていた。
今日はスモモ谷を下らず、そのまま西に尾根を進んで830mピークから南の尾根を下ってトラゴシ峠のコースを選択した。バリエーションコースと想定していたが、尾根を忠実に進む踏み跡が明確なので一般コースと言ってもよいかな？と感じた。それよりは、トラゴシ峠から廃村八丁への下りの方がバリエーション的だなと感じたものだ。
廃村八丁の廃屋は草の丈が伸びたのか何も見えないほどで、新品のステンレスドラム缶が目立っていた。蛇行する八丁川を渡渉して進むと、シンボルの三角屋根の小屋は健在だ。そして小屋には人がいて、メンテナンスをしていた。大阪方面から交代してきているらしい。その方のお話では、最近ハイカーとおぼしき人達が小屋のカギを壊して侵入して非常用の飲食物を飲み食いしたり、石垣の石を崩して火床にしたりと酷いんですよ嘆いていたのには、同じハイカーとして心が痛んだ。
廃村八丁からダンノ峠までは刑部谷コースに進んだが、このコースは倒木が多く、これを越えるのに難渋した。谷歩きは刑部滝が見えると終わるが、そこから尾根を越える猛烈な急斜面はロープがあるものの、品谷唯一の困難な斜面と思われる。此処を下りに使うのは要注意だろう。
やっとのことで尾根を越えると、その先は八丁川の源流域となって、幅広の河原が続くので実に気持ちの良い、癒されの場所だ。河原の真ん中に大きな木もあってここに天幕張もいいな！と思える。広い河原は次々と支流を分けて細くなって、流れがホンのチョロチョロになると、ダンノ峠が見えて来る。(ダンノ峠は時にダンノウ峠ということもあり？)
ダンノ峠からは下れば菅野のバス停まで楽なのだが、佐々里峠に戻るには分岐迄の100mの高度を稼がないといけないのが辛い所だ。秋を探しに品谷山に来たのだが、その思惑通りに赤いモミジや木々の移ろいが心に染みる光景を目にすることが出来た。
”八”,”竹む”,”竹な”
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