高川山【初狩駅→高川山→むすび山→大月駅】
山梨県
スーゼ
体力度について
- GPS
- 05:09
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 669m
- 下り
- 766m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
写真
駅舎とホームの間にはスイッチバック時代の面影。
中央本線には、こういった遺物を今なお観ることが出来ます。
大きな山容の滝子山。
笹子から登って初狩に下りるのがお勧め。コンビニと日帰り温泉があるので。
大銀杏の麓にあるビッキーの墓に参ります。
絶やされることの無い生花が、愛情の深さを物語るようです。
特に何のポイントでもないところに現れる仮設トイレ。
下りで使うのかな…駅スタートなので登りでは登場が早すぎます。
略して登山口？
沢コースを使う場合は、引き続き林道を歩くことになります。
すぐに左手にオレンジ色のネットが現れます。
発破エリアにつき立入禁止の意図でしょうか。
女坂は崩落ポイントを通過します。
だいぶ踏み固められて次の崩落までは大丈夫そうです。
男坂との合流地点の付近では富士山。
振り返らないと見られないので、足元ばかり見ていると見逃します。
低い笹に囲まれた登山道を歩くと、大月に来た気分が増します。
奈良倉山とか、こんな感じですよね。
サクっと登頂です。
山頂の岩稜地帯は奥行きがあり、意外と広いです。
晴天予報に反して薄雲が広がる残念日和。
でも障害物なしで富士山まで一直線の展望は壮観です。
ちょっと障害物を駆使して。
富士山も雪解けが進み、春の準備のようです。
縦走路へと出発してすぐに狼煙台跡。
登山道のすぐ脇なので立ち寄ってみます。
大月界隈ですから、小山田氏のものでしょうか。
ここまで来るのに相当な労力が要りそうですが…。
地図上に急とコメントがあるポイント。
そんなにえげつなくないので、注意する程度で充分です。
リニア実験線と交差する高速道。
時折り何かが通過する轟音がするのは、やはりリニアでしょうか。
低山の稜線らしい光景。
欲張った自治体なら○○アルプスとか名付けそう。
何組もの団体が擦れ違っていきました。
先頭は足元ばかりでなく全景を見られる人の方が良いと思います…。
天然のドライフラワー。
春先の低山でよく見かける気がします。
この頃から生活音が絶えず聞えてきます。
南北に鉄道と高速道が走る、隙間山域なので仕方ないですね。
ローカル2両編成の富士急行線。
山へのアクセスに、よくお世話になりました。
いつも自信が無いけどアブラチャン。
他に似たような花が幾つかありますね。
徐に三等三角点。
512.9mの無名峰に佇んでいました。
平坦地に入ります。
冬枯れの様相が残る、気持ちの良い稜線歩き。
かと思えば、笹が生い茂る原生林へ。
単調さを感じさせない、いい縦走路です。
旧陸軍防空監視所跡が印象的な山頂。
この穴で何をしていたのでしょうか。
北側斜面にカタクリが群生しています。
太陽も出てきて、いいコンディションになりました。
天候が安定しているので、撮影前に昼食。
レトルトのパスタソースをボイルして…。
■写真30 - むすび山残り湯でサラスパとウィンナーをボイルして、なんちゃってナポリタンの完成。
このままでも美味しいのですが、ピーマンが欲しかった。
4
残り湯でサラスパとウィンナーをボイルして、なんちゃってナポリタンの完成。
このままでも美味しいのですが、ピーマンが欲しかった。
お腹も一杯になったところで、撮影開始です。
斜面に自生しているので下から撮りやすくて助かります。
■写真32 - むすび山太陽光のチカラを借りれば、F値が大きめでも簡単に撮れます。
単焦点の明るさとボケ味には到底及びませんが…。
6
太陽光のチカラを借りれば、F値が大きめでも簡単に撮れます。
単焦点の明るさとボケ味には到底及びませんが…。
群生の様子。
これでもかと言わんばかりに咲き乱れていました。
■写真34 - むすび山撮影に夢中になって、足元の花を踏み潰さないように注意しましょう。
カタクリは花を咲かせるまでに長い年月を要するのです。
2
撮影に夢中になって、足元の花を踏み潰さないように注意しましょう。
カタクリは花を咲かせるまでに長い年月を要するのです。
そしてキブシ。
春先の低山で、お約束のように咲いています。
むすび山から登山口まで、ものの5分ほど。
あとは、ひたすら車道を歩いて駅を目指します。
感想
雪山ラストは快晴の北ア！と意気込んでいたら、夕方から急用…。
泣く泣く往復の指定席をキャンセルしヘコんでいたら、むすび山のカタクリが見頃とのレコ。
ここなら夕方までに戻れるし、高川山とセットで縦走も出来そうです。
駅から登って駅に降りるアクセスの良さも嬉しいところ。
■初狩駅→高川山
登山道入口まで、舗装路と林道を延々と歩きます。
途中、自徳寺の大銀杏の樹の麓に建てられたビッキーの墓に立ち寄ります。
登山道入口の手前、中途半端な場所にトイレが設置されています。
そこから少し歩くと登山道入口に着き、沢コースとの分岐点になります。
樹林帯へと入っていくコースは、やや急登を詰めていくことになります。
途中で男坂と女坂の分岐に辿り着きますが、男坂はしんどそうだったので迷わず女坂を選びます。
しかし、女坂といえども何度か急登を挟み楽に登らせてくれません。
途中の崩落地帯は手すりのロープが張られていますが、踏み固められているので普通に通れます。
男坂と合流し、笹が目立つようになってくると高川山に到着し、一気に展望が開けます。
山頂は広く、団体がランチすることも出来そうです。
ビッキーの写真をパラパラとめくると、ハイカーに愛されていたことが伝わってきました。
ここに居ついていた頃に会いたかったなぁ。
■高川山→むすび山→大月駅
後半戦は、下り基調でむすび山を経由して大月駅へと至ります。
砂礫の急坂が多く、ロープも用意されているのでグローブの着用が安全です。
枝道が幾つもあるルートですが、指導標が潤沢なので間違えることは無いでしょう。
基本的には尾根から下りずに、むすび山・大月駅を目指すだけです。
細かいアップダウンを繰り返しますが、天神峠から峯山への登り返しは特に足にきます。
そして、この頃からずっと生活音が絶え間なく聴こえ、低山らしくなってきます。
むすび山の北側斜面には、植えられたかのようにカタクリが群生しています。
そう思えるほど群生地が決まっていて、はぐれ集団とか見当たりません。
ここまで来れば下山はすぐなので、ランチしたりカタクリを撮影したりして過ごします。
植生している斜面にまで踏み込んで、蕾とかを踏み潰した跡があったのは残念でした。
あとは車道をひたすら歩いて大月駅を目指します。
電車の運行本数は多く、一部の特急も停車する駅なので使い勝手は良いと思います。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
高川山の最新記録
むすび山の最新記録
峯山の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する