山川草木悉皆成仏〜鷹取山


- GPS
- 04:30
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 133m
- 下り
- 130m
コースタイム
天候 | 晴れ/春霞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はありません。 石を切り出した跡の岩壁には「落石注意」の表示が各所にあり。 クライミングスポットとして多くのクライマーで賑わっていました。 クライミング時には事前の届出が必要だそうです。 |
写真
感想
[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2945.gif[/img] [color=ff8c00]こんなに低い山登りは今まで無かった[/color]
七峰が近いので予行練習に出かけようと思っていたのだが、山のほうは天気が微妙な雰囲気だったので海のほうに行くことにした。
もここが横須賀行きたいと言うので横須賀へ。
半島にはどうしても標高の高い山が無い。
しかしながら海からいきなり立ち上がるような地形は思いの外険しかったりもする。
今回の鷹取山は険しい道ではないものの、元々石切場ということもあり、千葉の鋸山に似た独特の風景が楽しめる良い山だった。
人の手によって削られた山と言うと、真っ先に思いつくのは秩父の武甲山だ。
“無残な自然破壊”というニュアンスで語られることの多い武甲山。
自分の中では破壊されかけているという印象は強くはない。むしろ、あれだけ削られてもなお圧倒的な存在感を保ち続ける姿には自然の強さすら感じる。
山容は変わっても、その根本にある力は削がれていない。そんなふうに見える。
鷹取山もまた、原形を残さぬほどに切り裂かれている山だ。
今では石切は行われていないから、これ以上山容が破壊されることは無いのだろうが、かつてはどんな形だったのやら、想像もつかないくらいにあちこち切り取られている。
それで山としての存在が消滅したかというと、そんなことは無い。
鷹取山は垂直の岩壁をいくつも並べた個性的な姿をした山となった。
“破壊されている”という印象はまったく無かった。
むしろ奇妙な岩壁が自然と一体化している姿にこそ、魅力を感じてしまう景観だった。
もしかしたら余程の悪意をもってかからない限り、人間には自然破壊など出来ないんじゃないかと、そんなことすら思う。
言い換えるなら、人間には自然を壊すなんて大それた力は無いんじゃないか、と。
どうも語弊がある感じになるが、要するに自然は人が思うようにコントロールできるシロモノじゃなく、人智を超えたところで良いようにも悪いようにも、変化し続けていくのだろう。
そんな超然としたモノを古の人たちは神と呼び、そうした認識が脈々と受け継がれて、鷹取山の磨崖仏に結集したのかも知れない。
いや、神と仏を一緒にしちゃったら叱られるけれども。
今回は山に登った後に海にも行った。
猿島もまた廃墟の残る島で、鷹取山より観光地化が進んでいるので自然ぽさはあまり無いものの、面白い島だった。
ウラシマソウがいっぱい生えていたけれど、あれは海辺のほうが多く生えるのだろうか。
名前からして確かに海辺を連想させはするけれども。
しかしこんだけ低地の登山というのも珍しい。
黒パグ山行としては過去最低標高だったんじゃないだろうか?
[img]http://f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wicket/20140720/20140720165100.jpg[/img][b][color=228B22]Ingress的ハイキング&横須賀巡り[/color][/b]
【鷹取山ハイキングコースMission】
街のあちこちに「ここは標高2m」とか表示がある。
それをみつけた時思わず
「ひっくっ!」
と言ってしまう…こんなに低い所に来たのは久しぶり。
しかし、街は坂道と階段が沢山。低いのに険しい地形してる。
住宅街で道迷いし遭難する事もありそうだ(*´∀`)
途中『な・なんだ…あの階段は…』みたいな階段をみつけたり。
「道路が地図の等高線みたいになっている…不思議な街だ」
と自分たちが住んでいる所とは違う箇所に一々目がいってしまう。
鷹取山は住宅街の中にぽっと現れる廃墟っぽい秘境な雰囲気がなんとも素敵な場所。
磨崖仏、あんな大きな岩に彫刻させてもらえるのが羨ましい。
クライミングする場所は大人気のようで展望台で地元の方とお話していたら続々と人がやってきて賑やかな感じになっていた。
なんとも面白い場所だった。
【(YKSK)Mission of Mikasa Park】
横須賀中央駅の広場で休憩しつつ次の計画を立てる。
駅前の通りだけでポータルが沢山あってハックしながら歩いていると日が暮れそうになる。
途中から
「もう普通に歩こうよ…猿島にも行きたいし、どぶいた通りでゆっくりする時間がなくなる(ノД`)」
といった具合だ。
感想はトンビとカラスが上空を飛び回る油断出来ない公園だ。
あんなに一杯トンビを観るのは初めてかもしれない。
水回りをぴょんぴょん歩くのが楽しかった。
【(YKSK)Mission of Sarushima Island】
Ingressのスキャナー画面を提示すると通常1,300円のところ、INGRESS割で650円で渡航できます。
凄い太っ腹です、半額ですよ。
無人島だというけど人気スポットだから船の乗り降りは行列だった。
人が多くても船に乗ったらテンション上がります。
猿島上陸しミッションしながら島の中探索。
この日は暑かったのでトンネルの中や木陰に吹いてくる海風がとても気持ち良かった。
お弁当を持って1日中のんびり過ごすのも楽しいかもしれない。
コスプレの撮影している人・釣り人・BBQする人、楽しい場所だ。
もちろん廃墟とトンネルで満足。
猿島のポータル2箇所と対岸のポータルで海を渡るCFを作れたので思い残す事なく帰る事が出来た。
【さくらまつりミッション】
まださくらまつり開催前だけれどミッション1つ。
蕾が膨らんでいたから来週は咲いていそうです。
賑やかになりそうです。
【(YKSK)Mission of Dobuita street】
どこかで昼飯を食べようかとミッションしながらどぶ板通りを歩く。
前から食べたかったソフトクリームのお店があったので食べた。
人気のハンバーガーのお店は行列が出来ていた。
また暗くなってからの雰囲気もみたいから後でこようとクリアした後食事しないで次のミッションポイントへ移動した。
【(YKSK)Mission of Verny Park】
ヴェルニー公園の入口にカキ小屋を発見してしまう。
とっととミッションポイントをがーーーーっと歩いて回りカキ小屋へ。
美味しかったです。
ごちそう様でした。
その後どぶ板通りいって買い物したり、飲んだり食べたりして夜の街を楽しみました。
七峰まであと一ヶ月。
今年は第30回目の記念だから完歩したいけど・・・無理っぽい。
舗装道歩きはここの所ばっちりだけど登り道がやばい。
間違いなく登りきれない。
一ヶ月でなんとかなるんだろうか?
参加カード早く届いてそれをみてやる気が出るといいんだけど(´・ω・`)
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