斑尾山，沼の原湿原散策
新潟県
長野県
HIROkun
- GPS
- 07:03
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 859m
- 下り
- 863m
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- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 7:00
| 天候 | 曇り時々雨，後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| その他周辺情報 | 赤池テントサイトはNPO法人信越トレイルクラブの管理で，ＨＰから予約できる。10張りぐらい可能か。使用料は原則無料となっているが，HPから手続きすると1500円の協力金を支払うようになっていた。 |
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感想
先週の苗場山では少し疲れたので，軽めの山行ということで久しぶりに戸隠方面へ向かう。3日の予定で，先ずは斑尾山。天気が雨から回復に向かいつつあるとのことなので，少し遅めのスタートを考え，自宅を1時25分に出発。途中で時間調整しながら，7時10分頃に赤池テントサイトの駐車場に到着。他には1台も居ない。この時点で雨は上がっていた。
のんびりと支度をして，8時少し前に出発。歩き出して間もなく，雨がポツポツと落ちてくるので早めに雨具を着ける。袴湿原に着くころには結構，本格的に降ってきた。この後も降ったり止んだりの繰り返しが続く。袴湿原はすっかり枯葉色の様相で，雨のせいもあって寂しい風情であった。
万坂峠からは基本的にスキーゲレンデを歩く。最上部にあるリフトから10分ほどで斑尾山の北峰に到着する。そこから更に10分ほどで斑尾山頂に着くが，先ほどから出てきた霧のせいで見通しは悪い。尤も周りは樹林が多いので晴れていても眺望は無さそうだった。山頂でコンビニで買ったおにぎりを食べながら，今夜のキャンプ予定地の赤池を管理している信越トレイルに電話するが，HPから予約してとのこと。携帯の小さな画面であちこちと探しながらやっと予約を済ませると20分以上かかっていた。すっかり体が冷えてしまったので，早々に出発する。
少し滑りやすい路を下って40分ほどで登山口となる林道に出会う。ここから地形図に描かれた北西方向の路を進もうと思っていたが，笹藪が結構深そうに見えたので，林道を辿ることにする。20分余りでふるさとの森駐車場に出る。ここにあったマップに従って，第7駐車場に向かって散策路を歩く。着いたところはキャンピングパークの一角で，広大な敷地に2，3組がテントを張っていた。雨がそぼ降る寒い平日なので無理もない。
地形図を見ながら適当に歩いているとプラザ前バス停に出た。綺麗な水洗トイレもあって，ありがたい。ここから少し先で湿原に向かうトレイルに入る。静かな路で，途中から沢沿いにほぼ平坦な道を進むと沼の原湿原に出あう。湿原を周回するショートコースを巡る。ほとんどが枯れた中に，シラヒゲソウやアケボノソウなどがわずかに咲いているのも健気だ。この頃には雨が上がり，太陽も顔を出してくれたので少々暑い。コース中に置かれたベンチで小休止を取り雨具を脱ぐ。のんびりとコースを回った後，赤池へと向かう。途中でまた雨が降ってきたので再度雨具を着用。
一旦，駐車場に戻って幕営具を担いでテントサイトへ。フラットできれいな草地で寝心地がよさそうだったが，ふと見ると糞が落ちている。どう見てもタヌキやシカのものではなく，クマの可能性が高そうだ。一人で静かに過ごせるのはありがたかったが，少し不安を感じ，ラジオを一晩中点けっぱなしにした。
雨の方は夕方になって止み，その後快晴となって満天の星空を眺めることができた。天の川を見たのは久しぶりだ。20時頃には寝入ってしまった。
今回は天気に恵まれず，いささか残念な旅だったが，沼の原湿原では静かに秋の雰囲気を楽しめたので良しとしたい。
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