記録ID: 6036349
全員に公開
ハイキング
剱・立山
黒部川下ノ廊下
2023年10月06日(金) 〜
2023年10月08日(日)
富山県
juqcho
その他1人
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 15:24
- 距離
- 33.4km
- 登り
- 4,921m
- 下り
- 5,772m
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2日目
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 9:13
距離 21.5km
登り 3,448m
下り 4,079m
| 天候 | 1日目：曇り一時雨 2日目：晴れ 3日目：晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
雪はまったく残っておらず、とりたてて危険なところもありません。切り立ったところでは側壁にワイヤーが設置されており、全体を通してよく整備されています。ただし、ザックの高さはなるべく低く抑えること、マットなどをザックに外付けするときは川側（上流→下流なら右側）に付けること、すれ違い時や撮影時に一時的にセルフビレイをとるためにスリングで簡易チェストハーネスを作って装着しておくことを勧めます。もちろんヘルメットは必携、ダブルストック厳禁です。 |
写真
旅の起点となるロッジくろよん。以前はぶっきらぼうなご老人が予約対応などしていたが、今はとてもフレンドリーな若奥さんが親身に対応してくれる（感謝）。
10/6 14:32
旅の起点となるロッジくろよん。以前はぶっきらぼうなご老人が予約対応などしていたが、今はとてもフレンドリーな若奥さんが親身に対応してくれる（感謝）。
お弁当も豪華。食堂で食べてから出発してもいい。お湯もポットに入れて置いてあるが、早い者勝ちになる。
懐かしの丸山東壁。看板ルートの「緑ルート」を登ったのは2008年のこと。そのとき「緑の次は赤でしょう！」（by マルちゃん）と思ったのに、実際に赤蜘蛛ルートを登れたのはそれから12年後だった。
1
10/7 6:47
懐かしの丸山東壁。看板ルートの「緑ルート」を登ったのは2008年のこと。そのとき「緑の次は赤でしょう！」（by マルちゃん）と思ったのに、実際に赤蜘蛛ルートを登れたのはそれから12年後だった。
道は仙人谷ダムの手前の東谷吊橋まで一貫して左岸につけられている。
十字峡。クロスがしっかり見えるポイントは登山道から離れたところにあるらしいが、阿曽原温泉小屋のテン場が埋まることを恐れてスルー。
2
10/7 10:38
十字峡。クロスがしっかり見えるポイントは登山道から離れたところにあるらしいが、阿曽原温泉小屋のテン場が埋まることを恐れてスルー。
地球防衛軍の基地？ではなくて、関西電力の黒部第四発電所。黒部ダムで取水した水はここまで地中を運ばれて水車を回す。
仙人谷ダム。一般的に「下ノ廊下」と言うと黒部ダムからここまでの区間をさす。そしてここまでの道が旧日電歩道、ここから欅平手前までが水平歩道（開設者が異なる）。
2
10/7 12:41
仙人谷ダム。一般的に「下ノ廊下」と言うと黒部ダムからここまでの区間をさす。そしてここまでの道が旧日電歩道、ここから欅平手前までが水平歩道（開設者が異なる）。
『高熱隧道』の湧水を生かした露天風呂。1時間おきに男女入替となる。自分は16時の回に風呂に向かったが、このあと入湯者が殺到して芋の子を洗うようになり、最大25人が湯船につかっていた。
4
10/7 16:00
『高熱隧道』の湧水を生かした露天風呂。1時間おきに男女入替となる。自分は16時の回に風呂に向かったが、このあと入湯者が殺到して芋の子を洗うようになり、最大25人が湯船につかっていた。
夕方のテン場はこんな感じ。これでもまだゆとりがある方らしい。
折尾谷は砂防堤内のトンネルを歩く。このときは面白いものだなと思ったが、後でもっとすごいものに出くわすことになる。
トンネルの長さは150m。中は真っ暗だし足元の水位はそれなりにあるが、しっかりした革靴やゴアテックスブーティーの靴であれば、飛び石も使ってなんとか足を濡らさずに渡れる。
2
10/8 7:47
トンネルの長さは150m。中は真っ暗だし足元の水位はそれなりにあるが、しっかりした革靴やゴアテックスブーティーの靴であれば、飛び石も使ってなんとか足を濡らさずに渡れる。
感想
先日日光の沢歩きに連れていってくれたガールズのうちの一人を引率して、黒部川下ノ廊下。初日は移動日でロッジくろよんまで、2日目に黒部ダムから阿曽原温泉まで歩き、3日目に欅平へ下山です。
基本的に水平移動なのでルート自体の面白みはさほどあるわけではありませんが、とにかく黒部川の膨大な水量が穿つ峡谷の迫力に圧倒され、その側壁に延々と歩道を刻んだ先人の営為に想いを馳せながらの山旅でした。なお、紅葉は皆無という状態でした（涙）。
詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2023/20231006.html
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今度の冬は寡雪が予想されていますから、条件に恵まれる可能性アリです。
その時に向けてテント泊の腕を磨いておくといいですよ。
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