山行記録: 建久駒ヶ滝＆千歳ヶ滝（倶利伽羅）

記録ID: 603444

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ハイキング

北陸

建久駒ヶ滝＆千歳ヶ滝（倶利伽羅）

2015年03月22日(日) [日帰り]

富山県石川県

hokuri

GPS: --:--
距離: 6.8km
登り: 410m
下り: 248m

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コースタイム

九折駐車場所9:50ー建久駒ヶ滝ー九折駐車場所10:20ー（自動車で移動）ー源氏ヶ峰登山口10:40ー千歳ヶ滝ー11:40源氏ヶ峰登山口

天候	はれ
過去天気図（気象庁）	2015年03月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車どちらも道路脇の路肩の広いところに駐車できました。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	○建久駒ヶ滝 10分程度の沢歩きですが、ヤブヤブなので服装は汚れます。 ○千歳ヶ滝道は結構険しいです。「倶利伽羅峠の観光ついでに」という向きにはお薦めできません。やせ尾根もあります。足ごしらえはきちんとしたものがいいです。ストックもあれば助かると思います。とにかくスリップ注意です。 ※熊の目撃情報が多い地域ですので、熊鈴があれば安心です。

写真

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旧国道8号線を九折（つづらおり）集落に入り、現国道8号線の高架下をくぐると、沢への入口があります。

2015年03月22日 10:24撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:24

旧国道8号線を九折（つづらおり）集落に入り、現国道8号線の高架下をくぐると、沢への入口があります。

民家を抜けて、突き当たりの沢へそのまま下って行きます。（左に見える道は、沢との高度差があり、途中で沢へ下るのは困難です。）

2015年03月22日 10:23撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:23

民家を抜けて、突き当たりの沢へそのまま下って行きます。（左に見える道は、沢との高度差があり、途中で沢へ下るのは困難です。）

沢が暗渠に入る地点で、左の踏み跡から入谷です。

2015年03月22日 10:21撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:21

沢が暗渠に入る地点で、左の踏み跡から入谷です。

ヤブでむさくるしい沢をしばらく進むと、滝が見えてきました！

2015年03月22日 10:14撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:14

ヤブでむさくるしい沢をしばらく進むと、滝が見えてきました！

『津幡町のみてあるき』に載っていた写真と同じなので、これが「建久駒ヶ滝」に間違いありません。

2015年03月22日 10:04撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:04

『津幡町のみてあるき』に載っていた写真と同じなので、これが「建久駒ヶ滝」に間違いありません。

横から滝を眺めます。右下に祠の跡らしい窪みがあります。かつては、仏像などが安置されていたのでしょう。
高さはあまりないですが、ハングが2つ突き出た姿が特徴的です。この岩の形が「九折」の地名の由来だそうです。

2015年03月22日 10:08撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:08

倶利伽羅峠を富山県側へ入り、源氏ヶ峰登山口へ来ました。

2015年03月22日 10:39撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:39

倶利伽羅峠を富山県側へ入り、源氏ヶ峰登山口へ来ました。

今から下る地獄谷を眺めます。

2015年03月22日 11:42撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 11:42

今から下る地獄谷を眺めます。

いったん源氏ヶ峰へ登ります。

2015年03月22日 10:43撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:43

いったん源氏ヶ峰へ登ります。

千歳ヶ滝へは、源氏ヶ峰を右折です。

2015年03月22日 10:43撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:43

千歳ヶ滝へは、源氏ヶ峰を右折です。

注意書きがあります。

2015年03月22日 10:44撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:44

注意書きがあります。

城塞跡らしい堀切を越え、腰廓を通ってトラバース気味に進みます。

2015年03月22日 11:30撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 11:30

城塞跡らしい堀切を越え、腰廓を通ってトラバース気味に進みます。

おそらくクマよけの鳴り物でしょうが、缶をぶら下げてある地点から、主尾根をはずれ小尾根へ下る道になります。

2015年03月22日 11:28撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 11:28

おそらくクマよけの鳴り物でしょうが、缶をぶら下げてある地点から、主尾根をはずれ小尾根へ下る道になります。

ベンチが作ってあります。ここから急下降が始まります。スリップ注意です。

2015年03月22日 10:50撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:50

ベンチが作ってあります。ここから急下降が始まります。スリップ注意です。

やせ尾根を下りきり・・・・、

2015年03月22日 11:16撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 11:16

やせ尾根を下りきり・・・・、

谷底に到達すると・・・・

2015年03月22日 11:02撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 11:02

谷底に到達すると・・・・

これが千歳ヶ滝でした！結構神秘的です。
菩薩像が安置してあります。

2015年03月22日 10:58撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 10:58

これが千歳ヶ滝でした！結構神秘的です。
菩薩像が安置してあります。

滝の前には、炭焼き窯跡がありました。レンガがあるので新しいものと思います。

2015年03月22日 11:12撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 11:12

滝の前には、炭焼き窯跡がありました。レンガがあるので新しいものと思います。

帰途、倶利伽羅の最高峰の五社権現へ立ち寄りました。

2015年03月22日 11:52撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 11:52

帰途、倶利伽羅の最高峰の五社権現へ立ち寄りました。

残念ながら、春がすみで北アルプスは見えませんでした。

2015年03月22日 11:51撮影 by DMC-SZ8 , Panasonic

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3/22 11:51

残念ながら、春がすみで北アルプスは見えませんでした。

撮影機器：

DMC-SZ8 Panasonic

感想

hokuri

倶利伽羅峠の歴史を伝える2つの滝を訪れてみました。

ひとつは、倶利伽羅不動寺の前身である長楽寺の不動明王の伝説のある「建久駒ヶ滝」で、九つに折れ曲がった岩の形が九折集落の名前の由来となったという滝です。
『津幡町のみてあるき』という本の巻末にある、地理院地図に場所をプロットしただけの地図をたよりに行ってみましたが、無事到達することができました。
小さいですが、由来のとおりハングから水が落ちる、おもしろい形の滝だと思います。

もうひとつは、源平合戦の時、多数の平家武士が落ちたと言われ、合戦絵図にも描かれた「千歳ヶ滝」です。倶利伽羅は山としては里山の部類なのでしょうが、滝周辺は深山幽谷の趣のある場所で、神秘的な雰囲気のある滝でした。
小矢部市の有志の方々のご努力で道が維持されているとのことで、感謝いたします。

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