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Yamareco

記録ID: 602885
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

西吾妻山【グランデコ→西大巓→西吾妻山→グランデコ】

2015年03月21日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山形県 福島県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:43
距離
7.9km
登り
763m
下り
757m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:16
休憩
0:26
合計
4:42
距離 7.9km 登り 763m 下り 763m
12:50
12:54
35
13:29
15
13:44
14:06
95
15:41
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
■グランデコ 直通バス 郡山・猪苗代-裏磐梯線
http://www.grandeco.com/snow_resort/access_bus.html

■グランデコ リフト運行時間
http://www.grandeco.com/snow_resort/information.html
■写真1 - グランデコスキーセンターBS
早朝から移動して、着いたのは10時過ぎ。
時間に余裕があるなら、都心からの夜行バス利用のほうが楽だと思います。
2015年03月21日 10:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 10:12
■写真1 - グランデコスキーセンターBS
早朝から移動して、着いたのは10時過ぎ。
時間に余裕があるなら、都心からの夜行バス利用のほうが楽だと思います。
■写真2 - ゴンドラ山頂駅
スキーヤーに混ざって準備です。
履くのは板でなくアイゼンですが…。
2015年03月21日 10:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 10:59
■写真2 - ゴンドラ山頂駅
スキーヤーに混ざって準備です。
履くのは板でなくアイゼンですが…。
■写真3
上級コースの急斜面を詰めます。
この展望を眺めなら滑るのは気持ち良いでしょう。
2015年03月21日 11:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/21 11:08
■写真3
上級コースの急斜面を詰めます。
この展望を眺めなら滑るのは気持ち良いでしょう。
■写真4
展望のシンボルになるのは磐梯山。
ピラミダルな山頂部分が格好良い。
2015年03月21日 11:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
3/21 11:08
■写真4
展望のシンボルになるのは磐梯山。
ピラミダルな山頂部分が格好良い。
■写真5
4QLのゲレンデトップから適当に入山します。
踏み跡はあるので、迷うことは無いでしょう。
2015年03月21日 11:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 11:32
■写真5
4QLのゲレンデトップから適当に入山します。
踏み跡はあるので、迷うことは無いでしょう。
■写真6
段々と空が見えるようになってきました。
この、残雪期の樹林帯の雰囲気は好きです。
2015年03月21日 11:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/21 11:56
■写真6
段々と空が見えるようになってきました。
この、残雪期の樹林帯の雰囲気は好きです。
■写真7
南方は、まだ雪に覆われた桧原湖とかの湖たち。
磐梯山の背後には猪苗代湖と、最果てには那須岳でしょうか。
2015年03月21日 12:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
3/21 12:06
■写真7
南方は、まだ雪に覆われた桧原湖とかの湖たち。
磐梯山の背後には猪苗代湖と、最果てには那須岳でしょうか。
■写真8
東方には安達太良山など。
標高の割に冠雪が綺麗に残っています。
2015年03月21日 12:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
3/21 12:07
■写真8
東方には安達太良山など。
標高の割に冠雪が綺麗に残っています。
■写真9
そして北方には西吾妻山。
だいぶ融雪が進んでしまいました。
2015年03月21日 12:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
3/21 12:21
■写真9
そして北方には西吾妻山。
だいぶ融雪が進んでしまいました。
■写真10
西大巓手前の偽ピークを仰ぎます。
この辺りはツリーホールが多いので注意です。
2015年03月21日 12:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 12:23
■写真10
西大巓手前の偽ピークを仰ぎます。
この辺りはツリーホールが多いので注意です。
■写真11
偽ピークを登りきって、西大巓の山頂と対峙します。
この辺りが最も風が強かったように感じました。
2015年03月21日 12:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/21 12:40
■写真11
偽ピークを登りきって、西大巓の山頂と対峙します。
この辺りが最も風が強かったように感じました。
■写真12 - 西大巓
山頂標識…では無いと思うのですが。
モンスターたちも僅かに生き残っています。
2015年03月21日 12:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 12:50
■写真12 - 西大巓
山頂標識…では無いと思うのですが。
モンスターたちも僅かに生き残っています。
■写真13 - 西大巓
モンスター越しに鎮座するのは飯豊連峰か。
標高2,000mちょいとは思えない、堂々とした雪山です。
2015年03月21日 12:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
3/21 12:51
■写真13 - 西大巓
モンスター越しに鎮座するのは飯豊連峰か。
標高2,000mちょいとは思えない、堂々とした雪山です。
■写真14 - 西大巓
さて、西吾妻山を目指しましょう。
取り敢えず鞍部まで下降しなければならないようです。
2015年03月21日 12:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/21 12:52
■写真14 - 西大巓
さて、西吾妻山を目指しましょう。
取り敢えず鞍部まで下降しなければならないようです。
■写真15
鞍部のモンスターたちは正体を現し始めています。
息を吹きつけたような雲が良い感じです。
2015年03月21日 13:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/21 13:07
■写真15
鞍部のモンスターたちは正体を現し始めています。
息を吹きつけたような雲が良い感じです。
■写真16 - 西吾妻山
モンスター!会いたかった!
なんか思っていたよりも、ずっと広い山頂です。
2015年03月21日 13:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 13:44
■写真16 - 西吾妻山
モンスター!会いたかった!
なんか思っていたよりも、ずっと広い山頂です。
■写真17 - 西吾妻山
春の到来と入れ替えに、再び眠りに着くモンスター。
深い原生林の森へと還っていきます。
2015年03月21日 13:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/21 13:43
■写真17 - 西吾妻山
春の到来と入れ替えに、再び眠りに着くモンスター。
深い原生林の森へと還っていきます。
■写真18 - 西吾妻山
くどいようですが磐梯山とか。
山頂から見られるのは冬期限定ですもの。
2015年03月21日 13:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
3/21 13:46
■写真18 - 西吾妻山
くどいようですが磐梯山とか。
山頂から見られるのは冬期限定ですもの。
■写真19 - 西吾妻山
この辺りの山域には、似たような山容の山が多いですね。
なのに、冠雪の具合がだいぶ違うのが不思議です。
2015年03月21日 13:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 13:47
■写真19 - 西吾妻山
この辺りの山域には、似たような山容の山が多いですね。
なのに、冠雪の具合がだいぶ違うのが不思議です。
■写真20 - 西吾妻山
今シーズンは、もう見れないと思っていけど間に合いました。
しかも、見上げれば眩しいほどの青空も。
2015年03月21日 13:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 13:49
■写真20 - 西吾妻山
今シーズンは、もう見れないと思っていけど間に合いました。
しかも、見上げれば眩しいほどの青空も。
■写真21 - 西吾妻山
モンスターの中の人はオオシラビソなんですね。
もっとも、この環境を考えたら当然かも知れませんが…。
2015年03月21日 13:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 13:53
■写真21 - 西吾妻山
モンスターの中の人はオオシラビソなんですね。
もっとも、この環境を考えたら当然かも知れませんが…。
■写真22 - 西吾妻山
色んな方向に首をもたげるのが可愛いか不気味か。
大きさは1〜2mほどで、稀に3m級の大物も。
2015年03月21日 13:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 13:58
■写真22 - 西吾妻山
色んな方向に首をもたげるのが可愛いか不気味か。
大きさは1〜2mほどで、稀に3m級の大物も。
■写真23
そろそろ帰らないと危ない時間。
午後になり、一段と空の青みが増しました。
2015年03月21日 14:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/21 14:10
■写真23
そろそろ帰らないと危ない時間。
午後になり、一段と空の青みが増しました。
■写真24
西大巓の東方山腹に描かれているのは…風紋?
谷に向かって規則正しく流れ込んでいる様が印象的です。
2015年03月21日 14:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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3/21 14:21
■写真24
西大巓の東方山腹に描かれているのは…風紋?
谷に向かって規則正しく流れ込んでいる様が印象的です。
■写真25
トラバースにツボ足で突っ込んだのは失敗でした。
踏みぬき多発で思ったよりも時間が稼げていません。
2015年03月21日 14:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 14:35
■写真25
トラバースにツボ足で突っ込んだのは失敗でした。
踏みぬき多発で思ったよりも時間が稼げていません。
■写真26
再び樹林帯へと入りゲレンデトップに帰りましょう。
全然雪が締まっていないので、スノーシューかワカンがあった方が楽です。
2015年03月21日 14:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/21 14:50
■写真26
再び樹林帯へと入りゲレンデトップに帰りましょう。
全然雪が締まっていないので、スノーシューかワカンがあった方が楽です。
■写真27
時折、足の付け根まで踏み抜いて泳いで脱出します。
なかなか抜けずに難儀する場面も。
2015年03月21日 15:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 15:19
■写真27
時折、足の付け根まで踏み抜いて泳いで脱出します。
なかなか抜けずに難儀する場面も。
■写真28
なんとかゲレンデに帰ってきましたが、微妙に風景が違う…。
どうやら、3QLの方へと下りてきてしまったようです。
2015年03月21日 15:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 15:27
■写真28
なんとかゲレンデに帰ってきましたが、微妙に風景が違う…。
どうやら、3QLの方へと下りてきてしまったようです。
■写真29
リフトの下りは乗れないので、下山時刻に注意です。
ゲレンデの端を、とぼとぼ歩いて下ります。
2015年03月21日 15:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 15:30
■写真29
リフトの下りは乗れないので、下山時刻に注意です。
ゲレンデの端を、とぼとぼ歩いて下ります。
■写真30 - ゴンドラ山頂駅
ゴンドラの下りは16時が最終になります。
ここで全て片付けを済ませて、下山完了としました。
2015年03月21日 15:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3/21 15:40
■写真30 - ゴンドラ山頂駅
ゴンドラの下りは16時が最終になります。
ここで全て片付けを済ませて、下山完了としました。
■写真31
ランチする時間を山頂徘徊に費やしてしまったので、たこ焼き。
生ビールは、撮影前にうっかり一口飲んでしまいました。
2015年03月21日 16:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
3/21 16:21
■写真31
ランチする時間を山頂徘徊に費やしてしまったので、たこ焼き。
生ビールは、撮影前にうっかり一口飲んでしまいました。
撮影機器:

感想

突然に現れて張り出した高気圧のお陰で、東北は晴れ予報に好転。
これは春の里山に行っている場合でないと、兼ねてより登ってみたかった西吾妻山を遂行します。

天元台ピストンはアプローチに時間が掛かるので、グランデコの直通バスを利用します。
直前の申し込みでしたが、車でのアクセスが主流なのか予約は余裕で取れました。


■グランデコ→西大巓→西吾妻山
ゴンドラ山頂駅からのスタートとしましたが、4QLでショートカットすることも出来ます。
上級コースを歩いて登るのはキツいので、体力や行程に応じて利用を検討するといいと思います。

登り始めの時間が遅いからか、ハイカーの姿はありません。
スキーヤー達の好奇の目線を浴びつつ登攀準備です。

勾配がキツそうだったので、最初からアイゼンを履きます。
スキー場のコースを登攀する際は、必ずコースの端っこを歩きましょう。

4QLの降り場の近くから、適当に取り付いた跡がいくつもありました。
意外とトレースは浅く、危険箇所が無いのかみんな好き勝手に登っているようです。

序盤は展望のない樹林帯を詰めていきます。
3月下旬ともなると、晴天無風では汗が噴き出てくるのでペース配分やレイヤリングは必要です。

西大巓の山頂を仰ぎ見る頃になると、少しずつ展望が開けて西吾妻山を目視できるようになります。
傾斜は地味にキツく、雪が深いのでツリーホールを踏み抜くようになります。

山頂では消えかけのアイスモンスターたちが迎えてくれました。
徐に西側の飯豊連峰への展望も開けるというこ褒美もあります。

西吾妻山へは、一旦大きく登り返す必要があります。
鞍部一帯のモンスターたちは、すでに元の姿へと戻ろうとしていました。

西吾妻小屋を過ぎた頃から山頂までの間、やっとお目当てのモンスター群に出会えました。
山頂部分は広く、山頂標識も完全に埋もれていてピークは分かりませんでした。

大きく周回するように歩き回り、展望とモンスターたちを堪能します。
あまりウロウロすると下山ポイントを見失って少し焦ります。


■西吾妻山→グランデコ
名残惜しいのですが、ゴンドラの営業時間内に戻らないと詰むので下山です。
間に合わなかったら、ゲレンデを麓まで歩いて帰れとか言われるのでしょうか…。

この行程は、ゆっくりモンスター見学とかランチとか出来ないのが厳しいところ。
直通の夜行バスを使えば行程はグッと楽になる代わりに、リフト1日券が織り込まれてしまいます。

西大巓のトラバースが出来ていたので、辿ってみたのが運の尽き。
スキーやスノーシューばかりで出来上がったトレースで、踏み抜きに苦戦します。

以降、適当にトレースを辿っていたら次第に登りで使ったルートを外れてしまい、全然違う場所に降りてしまいました。
GPSとワカンがあるので特に気にしていませんでしたが、ツボ足のまま踏み入ったので踏み抜きの酷さと言ったら…。

雪深い地域特性があるので、ツボ足だと足の付け根まで踏み抜きます。
この山は傾斜が厳しい箇所は限られているので、ワカンかスノーシューの利用が安全でしょう。

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