【鉄道】編笠山/権現岳/西岳(観音平〜富士見高原)


- GPS
- 10:21
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,453m
- 下り
- 1,761m
コースタイム
- 山行
- 3:06
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 4:24
天候 | 8/31日(木) :晴れ ☀ 気温24℃ 9/1日(金) :晴れ ☀ 気温13℃〜23℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
■町田駅 ↓ 06:43〜07:08 ↓ JR横浜線・八王子行 ■八王子駅 ↓ 07:29〜08:53 ↓ JR特急あずさ1号・松本行 ↓(JR乗車券2,640円 特急券1,580円) ■小淵沢駅 ↓ 09:00〜09:18 ↓MOUNTAIN TAXI・観音平行 ↓(片道1,500円) ■観音平 【復路】 ■八峯苑 鹿の湯 ↓ 12:35〜12:48 ↓小淵沢タクシー ↓(片道3,300円) ■小淵沢駅 ↓ 13:53〜15:10 ↓JR特急あずさ30号・新宿行 ↓(特急券1,580円) ■八王子駅 ↓ 15:21〜15:49 ↓JR横浜線・桜木町行 ↓(JR乗車券2,640円) ■町田駅 ■MOUNTAIN TAXI JR小淵沢駅と登山口を結ぶシェア型登山タクシー 八ヶ岳観音平線は、行き便9:00 帰り便16:00 平日片道 1,500円 ※事前のクレジット決済。 予約は乗車日前日の17時まで。 https://www.mountaintaxi.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■ルートは概ね明瞭、全体的に歩きやすいと思います。 観音平〜編笠山 序盤は緩やかな登坂を進む。 押手川から編笠山は、かなりの急坂なので注意。 編笠山〜青年小屋〜権現岳 青年小屋直前は岩場の下り。雨天時は滑りやすい。 権現岳へは、ザレ場の急登や鎖場などがあり注意が必要。 トラバースの部分が多いが、岩と鎖の連続する厳しい道です。 青年小屋〜西岳〜富士見高原 西岳への源治新道は、樹林帯で単調だが苔が美しい。 富士見高原までの下りは、緩やかで歩きやすい。 ■トイレ 3か所 観音平/青年小屋/不動の清水 青年小屋は利用料100円 |
その他周辺情報 | ■青年小屋 素泊まり6,500円 二食付10,000円 「遠い飲み屋」で有名な赤ちょうちんの小屋 小屋では飲料水の販売無し。徒歩5分の場所に水場あり https://yatsugatake-seinengoya-tooinomiya.net/ ■八峯苑 鹿の湯 富士見高原リゾート内にある日帰入浴可能なホテル 泉質:Na.Mg-Ca硫酸塩・塩化物温泉 大人900円 営業時間:10:00〜20:00(閉館20:45) 0266-66-2131 定休日:第二火曜日 https://happoen.jp/ ※モンベルカード提示で100円引き |
写真
感想
日々の忙しさと諸々の事情が重なり…
気が付くと、5月以来の山で自分でも驚いてしまった。
コロナ前の日常が戻るのは嬉しいけれど、
忙しさが4倍返しなのは、正直、複雑……
久しぶりの山に選んだのは、編笠山、権現岳。
過去に2回訪れているが、どちらも天気に恵まれなかった。
特急あずさで定刻通りに小淵沢に降り立つ。
駅からは乗合のMOUNTAIN TAXIが、
標高1560mの観音平まで運んでくれた。
久々の高山の空気感にテンションも上がる。
軽く準備体操を済ませて、一歩を踏み出した。
雲海、押手川と標高2000mを超えると、
先ほどまでの優しい傾きとは、うって変わって、
岩ゴロの急登が現れる。正直キツい。。
前回もキツい記憶だったが、なかなかの急坂だった。
喘ぎながら登ると、ほどなくして編笠山に到達した。
編笠山からの眺望は、予想以上だった。
阿弥陀、赤岳、権現岳の南八ヶ岳の主脈。
諏訪湖越しには槍、穂高の稜線が輝き、
振り返ると雲の上に浮かぶ富士の峰が見えた。
お湯を沸かして、のんびりと昼食の支度をする。
山々は、何もかもが鮮やかさを増して映った。
大岩を越えて今夜泊まる青年小屋へ
この日の宿泊者は4名で静かな夜だった。
赤提灯の遠い飲み屋の別名で有名な小屋で、
厳選された日本酒を味わい、ホロ酔いで床に就いた。
翌朝は荷物をデポして権現岳を目指す。
のろし場、ギボシの岩壁を望みながら鎖場が迫る。
慎重に足元を確かめて行けば、時間を意識せずに通過できる。
が、1か所、幅狭く、高度を感じる場所があった。
稜線に至るまでは緊張感を維持する必要があった。
ほどなくして権現岳に到達する。
狭い山頂からは、見渡す限り名だたる山々。
赤石、木曽、飛騨山脈に、雲海に浮かぶ富士。
そして赤岳への縦走路が招いているように見える。
神々しさに言葉が出なかった。青空に映えたその姿を、
八ヶ岳の盟主をしっかりと目に焼き付けた。
荷物を回収して西岳を経て富士見高原へ
源治新道は苔の緑が美しい癒しの道で、
西岳は南アルプスの眺望が見事な頂だった。
しかし富士見高原は遠く、続く道は予想以上に長かった。
樹林帯の暑さの中、無心、無言で歩を進める。
不動清水の湧水で一息つき、富士見高原へ無事に下山。
八峯苑鹿の湯で汗を流して帰路に着いた。
上りの特急あずさのシートに身を委ね、
快晴の素晴らしい山行に感謝をしながら、
久しぶりの山で体力がすっかり落ちてしまった。
やはり最低でも、1ヶ月に1回は山を歩かないと、
と感動と反省を味わいながら、いつしか眠りの中にあった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する