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Yamareco

記録ID: 5655983
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
ヨーロッパ

モンテ・ローザ

2023年06月23日(金) 〜 2023年06月25日(日)
 - 拍手
juqcho その他1人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
17:23
距離
20.0km
登り
2,830m
下り
2,881m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:30
休憩
0:07
合計
5:37
距離 5.8km 登り 951m 下り 625m
3:30
182
スタート地点
9:07
宿泊地
2日目
山行
4:10
休憩
0:35
合計
4:45
距離 6.1km 登り 1,021m 下り 117m
3日目
山行
6:14
休憩
0:39
合計
6:53
距離 8.1km 登り 281m 下り 1,526m
天候 1日目:晴れ
2日目:晴れ
3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
〔1日目〕起点のスタッファル。
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〔1日目〕起点のスタッファル。
ゴンドラ2本とロープウェイを乗り継いで山の中腹へ。
ゴンドラ2本とロープウェイを乗り継いで山の中腹へ。
最初のピークに向けてダイレクトに高度を上げず、いったん右へトラバース。
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最初のピークに向けてダイレクトに高度を上げず、いったん右へトラバース。
この岩稜を登っていく。
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この岩稜を登っていく。
たまにこうしたアルパインチックなパートも。
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たまにこうしたアルパインチックなパートも。
フレークをつかんで快適に登ると。。
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フレークをつかんで快適に登ると。。
ちょっと驚くほど穏やかな山頂=ピラミデ・ヴィンセント(4215m)。
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ちょっと驚くほど穏やかな山頂=ピラミデ・ヴィンセント(4215m)。
この日はぐっと下ってニフェッティ小屋泊まり。
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この日はぐっと下ってニフェッティ小屋泊まり。
ディナー1品目。
ディナー2品目。
デザート。
ニフェッティ小屋のテラスからの夕景色。
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ニフェッティ小屋のテラスからの夕景色。
〔2日目〕登り返しから始まる。
〔2日目〕登り返しから始まる。
バルメンホルン(4167m)。
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バルメンホルン(4167m)。
コルノ・ネロ(4321m)。
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コルノ・ネロ(4321m)。
ルートヴィヒスヘーエ(4341m)から見たプンタ・パロット。
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ルートヴィヒスヘーエ(4341m)から見たプンタ・パロット。
プンタ・パロット(4432m)。
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プンタ・パロット(4432m)。
やっと着いたマルゲリータ小屋はプンタ・ニフェッティ(4554m)の山頂にある。
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やっと着いたマルゲリータ小屋はプンタ・ニフェッティ(4554m)の山頂にある。
ランチのピザは食べきれなかった。
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ランチのピザは食べきれなかった。
ディナーのスープ。
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ディナーのスープ。
パスタ。
夕食時には食欲が回復していた。
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夕食時には食欲が回復していた。
マルゲリータ小屋からの夕景色。左寄りのとんがりはマッターホルン、右の大きなピークは明日登る最高峰のプンタ・デュフール。
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マルゲリータ小屋からの夕景色。左寄りのとんがりはマッターホルン、右の大きなピークは明日登る最高峰のプンタ・デュフール。
〔3日目〕夜明けと共に出発。
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〔3日目〕夜明けと共に出発。
まずはプンタ・ツムシュタイン(4563m)。
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まずはプンタ・ツムシュタイン(4563m)。
このスノーリッジを渡ってプンタ・デュフールへ向かう。
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このスノーリッジを渡ってプンタ・デュフールへ向かう。
ちょっと厳しい下降。
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ちょっと厳しい下降。
最低鞍部。
高度感あり。
山頂直前。他パーティーに抜かされた。
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山頂直前。他パーティーに抜かされた。
プンタ・デュフール(4634m)到着。ヨーロッパアルプスでモンブランに次いで高い山。
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プンタ・デュフール(4634m)到着。ヨーロッパアルプスでモンブランに次いで高い山。
スイス側のリッジ。マッターホルンが見えている。
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スイス側のリッジ。マッターホルンが見えている。
今回は登らないノルトエンド(4609m)。
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今回は登らないノルトエンド(4609m)。
プンタ・ツムシュタインに帰還。
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プンタ・ツムシュタインに帰還。
雪の大斜面をひたすら下った。
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雪の大斜面をひたすら下った。
下山後のお疲れ様。
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下山後のお疲れ様。

感想

イタリア側からモンテ・ローザ山群を縦走。

旅立つときには予定していなかった山行ではありましたが、ガイドからの提案に基づいて実現したこのヨーロッパアルプス第2位の高峰への登山は、スイス(ツェルマット)側からのピークハントではなくイタリア側から4000m峰のピークを次々に辿って最後は起点に戻る周回縦走スタイルです。

この山行は脚力的にももちろん厳しいものでしたし、雪稜技術や岩稜技術も相応のものを求められましたが、やはり標高の高さに基づく酸素の薄さへの耐性がポイントでした。高度順化というのはいったん高いところに登ってから若干高度を落としたところでレストすることにより効果を発揮するもので、したがってピークを踏んだ後には山小屋に「降りて」体調を回復させるのが理にかなっているのですが、2泊目に泊まったマルゲリータ小屋はその日まででの最高地点であるニフェッティ峰(4554m)の山頂にあるという奇想天外なロケーション。さすがに最終日の登攀に備えて、好きなワインも自粛しました。

3日目はマルゲリータ小屋からいったん下って登り返してツムシュタイン峰(4562m)を越え、両サイドがすぱっと切れ落ちたナイフリッジを渡ってモンテ・ローザ山群の最高峰であるデュフール峰(4634m)に到達。これまで体験したことがないほどの素晴らしい展望と高度感と(同時に消耗と)を満喫しました。



詳細な記録はこちらです。
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/20230623.html
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/20230624.html
https://travel.juqcho.jp/chamonix6/20230625.html

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