音羽三山


- GPS
- 07:03
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 893m
- 下り
- 878m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
京奈和自動車道五條ICから吉野町、そして県道37号線を利用して針道の駐車地へ着く。
来る途中民家の屋根の白さが目立ちはじめ、車道脇の雪の残骸もちょこちょこ出て来た。
出発時、今にも雪が降って来そうな鉛色の空模様です。
まず音羽観音寺(登山口)に行く為里道を降り不動滝へ、県道と林道を利用して南音羽の参道入口に向う。
晴天であれば、道中山里の風景が楽しめられる。
参道入口から音羽観音寺まで急勾配の坂を標高250m弱登る。
木々の間から風に飛ばされる粉雪が、山の深緑を白っぽく変えている。
寺人からアイゼンが必要と忠告を受けるが、結局アイゼンは持ってきたのに使わず仕舞いでした。
寺の右側山道を進むと登山道の道標があり、さらに進むと谷道が出て来る。
荒れた谷道を暫く登ると万葉展望台の案内板があり、そこを登ると開けた場所が現れる。
以前来た時は素晴らしい眺望だったが、今日は生憎鉛色の風雪なので御所市街も金剛山地も薄ぼんやりと灰色に見えます。
本当だったら展望台から一旦元に降りますが、今日は「音羽山へ近道」の道標を見つけたので、先程の谷筋から尾根筋に道を変え初めてのルートを登りました。
途中谷筋からの道と合流し音羽山に到着した。
薄く雪を敷き詰めた山頂は、植林とクマザサで周りを囲まれたピークでした。
一旦降り、90mの登りで経ヶ塚山に到着。
12時を過ぎたので、ここで昼食を摂る事にした。
昔はガスを持ってきて鍋でラーメンを作ったが、今は1.5Lのポットを持って来てカップ麺を食べる。
意外と湯は冷めにくく、気に入っている。
残った湯はペットボトルの水に継ぎ足して飲む事にしている。
さて経ヶ塚山を後に熊ヶ岳に進むのだが風雪が強く、途中軍手が寒くポリエステルの手袋に換えても指先がじんじんして来て、しまいに雪用の本格手袋を二重に着用しやっと指先の冷たさを抑える事が出来た。
相方も同様の処置をとる。
しっかり踏まれた道は、クマザサは有るものの熊ヶ岳まで解り易い道です。
しかし熊ヶ岳から反射塔のあるP858.8mまで、ブッシュ気味のクマザザが行く手を阻みます。
冬場なら我慢出来ますが、夏場なら御免こうむりたいですね。
反射塔を過ぎると少し厚みを増した雪が主張し始めた。
霜柱が立ち凍った状態の地表は固く凹凸があり、その表面に薄く雪が覆った急な下り坂は本当に神経を使いました。
途中でアイゼンを付けにくく、ダブルストックでその場を切り抜けました。
大峠から暫く下り林道に降り立ち、車道まで雪混じりの所々凍ったコンクリート道をこれも神経を使いながら歩いた。
駐車地手前で、今頃めずらしいカワラナデシコを見つけパシャリ。
今日の風雪でへなへなになった花びらだが、何故か暖まった。
ちなみに相方のザックの外にあったペットボトルの水は表面が凍っていた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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奈良県民として地元の山の「音羽三山」は気にはなっていたのですが
「熊ヶ岳」からのクマ笹がすごいとの情報で二の足を踏んでいました。
今の時期なら大丈夫そうですね。参考にさせていただきますね。
この時期はルートによってはアイゼンを付けるまでもないが
舗装道や岩場が凍って滑って怖い場面がありますよね。
そんな時に先日、私は初めて使用しましたがチェーンスパイクは有効でしたよ。
orisさんこんにちは。
高見山の山行報告見せてもらいました。
チェーンスパイクいいですね。
ネットで調べてみます、有難う。
音羽三山2回目でした。
クマザサのブッシュ冬場は平気ですが、やはり夏場は、私は避けたいです。
あの時アイゼンを付けるべきでした。
今日水曜日ですが左足の膝の裏側(筋もしくは腱)辺りが違和感があります。
年ですね。
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