夕日岳。清楚な白、クリンソウとシロヤシオ


- GPS
- 08:20
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,240m
コースタイム
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:13
天候 | 曇り。ときどき日差しあり |
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過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ザック(Sa/G)
シューズ(Sa/mid)
登山タイツ(夏)
ハーフパンツ(B)
半袖シャツ(W)
アームカバー
夏帽子(M)
手袋(N)
フェイスマスク
虫よけ
|
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感想
もうツツジ系の花の見頃が終盤だからか、それとも古峰ヶ原からのコースはあまり人気がないのか、はたまた出発時間が遅かったためか、夕日岳までの道々で出会った人は数える程で、山内はずっと人影が薄かった。そのくせハルゼミはワーワーと止むときなくやかましく、ヤマツツジは新緑に朱を添えて色彩的には華やいでいた。
奥へと進んでいくと、セミの声以外はとても静かで、樹林内はどうにも山深く、クマの存在が気になる雰囲気が濃厚でしばらく熊鈴を鳴らして進んだりした。すると突如クリンソウの小さな群落が目の前に広がった。ちょっとした沢があり、ここだけ庭園風な眺め。クリンソウの大群落は日光千手が浜が有名で以前足を運んだことがあるが、自然感ではこちらに軍配があがる。新緑林内のヤマツツジ咲く場所で、もう見頃と言ってもいい様子は清楚で仰々しくなく他で見る印象とはちょっと違っていた。きょうの花の目当てはこちらだったので咲いていてとてもうれしい。この場所のことは知らずに登ってきたので驚きは倍増だった。
山行き直前に知ったクリンソウ自生地は、分岐から降りた沢沿いで、当初の予定通りそちらにも寄ることに。こちらはすべてが赤花だった。沢沿いゆえにか他の花も咲いていた。
地蔵岳から先は、今度はシロヤシオの道。落花も多かったが花数が無数なので、満開という表現で適当だろう、そんな白に溢れた登山道を行く。ときおり青空が覗くようになると気分も上がる。そうして夕日岳の山頂に到着すると、曇りで遠望は難しいと思っていたからだろうか、その抜群の眺めに度肝を抜かれた。目前の満開のシロヤシオの向こうに日光連山。落ち着いたいい眺めでそのパノラマは山襞が伺えるほど。誰もいなかったので予想以上に長居してしまった。
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