第9回いわき七峰縦走(チャレンジコース37km)初参加!

ちろる
その他1人 - GPS
- 07:05
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 1,668m
- 下り
- 1,542m
コースタイム
| 天候 | 12月7日:晴れ(強風) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
とても広い駐車場ですが、大会時は早めに到着したほうが良いでしょう。 (駐車場に入れなかったのか路駐している車も多くありました。) 東京方面から参加する場合、常磐道湯本IC下車。 スタートの湯ノ岳は湯本ICから割と近いので、帰る時ラクだった。 ※朝は受付の湯ノ岳駐車場から田場坂登山口までマイクロバスで送迎してくれます ゴール後は、小玉ダムから水石トンネル駐車場・湯ノ岳駐車場までマイクロバスで送迎してくれます(バスは30分おきに発車し、所要時間約1時間で駐車場に到着) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
■道の状況■ ・田場坂登山口から10分程の所にある鉄梯子付近でスズメバチの目撃情報あり 大会スタッフより注意するよう指示がありました。 ・↑鉄梯子の手前で集団道迷い発生! ここは尾根を直進せずに左手の沢に下リます。 大会中は「赤のガムテープ」で印をつけていますが、田場坂〜湯ノ岳間は道迷いしやすいので注意! ・湯ノ岳以降は要所にスタッフがいて案内してくれるし、人も多くなるので迷う箇所は少ない。 ・所々土が凍結していたり、舗装路に薄氷が張っていて滑りやすい箇所があったので注意! ・二ッ石山の下り(林道に出る手前)付近に泥濘があるので注意!…今回嵌まりました ・全体的に落ち葉ふかふかの足にやさしい道 下りでは滑りやすいところもありましたが、とても快適に歩けました。 ・またコースも水平移動箇所が多いので、あまり疲れずに楽しく歩けます。 トレランの人には嬉しいコースかも! ■トイレ■ ・湯ノ岳駐車場 ・水石トンネル(仮設) ・水石山駐車場 ・小玉ダム ※スタートから水石トンネルまではトイレがないので注意。 ■水場■ ・ルート上に水場はありません。 エイドで温かい飲み物やお菓子などいただけるのが有難かったです。 |
写真
装備
| 備考 | 反省点 ・水持ちすぎた(水場がないので1.5リットル用意) 途中エイドもあるし、結局500mlのポカリ1本しか飲まなった。 ・食料持ちすぎた おにぎり2個と行動食を用意したが、結局食べているヒマはなかった。 (水石山でのんびり食べるつもりだったが、強風と寒さでそれどころではなかった) ・防寒着持ちすぎた (殆ど休まずに歩いたので、防寒着はダウンだけでよかったかも) |
|---|
感想
2014年の登り納めとして、石城(いわき)山岳会主催『第9回いわき七峰縦走大会』に参加してきました。
今年の春『外秩父七峰縦走大会』の時に『七峰』繋がりで偶然見つけた大会。
「いわき出身者としては是非参加しなくては!」ということで、帰省ついでに東京から参戦!
この大会は、12km・18km・30km・37kmと体力に合わせてコースを選べるのですが、折角なので大会最長コースである37kmのチャレンジコースに挑戦しました!
前日夜にいわきの実家に泊まり、翌朝5時前に出発。
集合場所の湯ノ岳展望駐車場へ向かう途中、ファストフード店で朝ごはんを食べ、コンビニで行動食を調達して、6時頃湯ノ岳展望駐車場に到着。その頃には広い駐車場の空きもそろそろなくなりつつある頃だった。
さて、まだ暗いなか受付を済ませ、マイクロバスに乗り込んで田場坂登山口へ移動。
チャレンジコース参加者は77名。半分程はトレイルランナーに見えた。
そう言うわけで、まずはトレラン先行でスタート。
トレラン勢が走り去った後にハイカー集団がぞろぞろと並んで登り始めた。
が、暫く行くと先頭集団が立ち往生。
どうやらルートをロストしたらしく二手に分かれて捜索するも、道が見つからず互いの情報も錯綜している様子。なので一旦集団から離れ目印のあった地点まで戻ってみるとすぐに正規ルートを発見!一転してハイカー集団の先頭になってしまった。あぁ〜ルーファイの責任と重圧がぁ〜
その後は2人のランナーに抜かされ、一緒に参加した相方にも遅れを取りつつ湯ノ岳まで必死で登った。その甲斐あってか、湯ノ岳を通過する際には「女性2番目通過だから頑張って!」と声をかけられた。
湯ノ岳を通過すると川上渓谷まで長い下り道。
山頂付近からみなさん猛ダッシュ!
普段全く走らない私もそのペースにつられ小走りで下山…なので川上渓谷の記憶はない(笑)
その後は同じペースで歩く方2名としばらく同行することになり、途中おしゃべりしながら田代CPを目指した。
さて田代CPからはしばし林道歩き。田代の登りで少々バテてしまったので同行していた方達には先に行ってもらった。(その後も追いついたり抜かされたり何度かお会いしたが)
そして林道から天狗山への取付きに差し掛かると大渋滞!ここは急登な上に足元が滑りやすいのでなかなか渋滞の列が動かない。
しかし丁度バテていた頃なので、のんびりペースの登りは好都合。体力を消耗すること無く天狗山に辿りつけた。
そして天狗山で先行していた相方と合流。
すぐに天狗山を出発するも三大明神山までは延々と渋滞…追い抜けるような広い場所もないので渋滞の列に並び、前後の人と他愛もない会話をしながらゆっくりと進む。
その後、三大明神からは多少渋滞も解消し、二ッ石山までは順調に登っていった。
二ツ石山を過ぎると水石トンネルCPまで標高差500mの大下り。
ここでまた相方が先行…ものすごい勢いで下っていってしまったので、ここからは1人マイペースで下山することにした。
笹と冬枯れの木立を眺めながら尾根を下り、林道に出る手前で泥濘に嵌まり、集落沿いの舗装路では凍結した道でツルツル滑りまくり、国道49号に出てからは追い抜いていく車の風圧に恐怖し…とまぁ色々と思い出の多い一人旅になった。
そして水石トンネルCPで再び相方と合流。
ここで軽く行動食を摂り10分休憩。しかし風が強く寒いので体が冷える前に出発…もう少し休んでから行くという相方を置いて先に出発した。
水石トンネルを右手に見ながら先へ進むと、成沢までは再び里山の舗装路歩き。
道中は牧場の牛さんを眺めながら歩いたり、色づく紅葉を眺めたり…ほとんどお散歩と言うか遠足?歩調の合う人とお話しながら山里を歩く。そののどかな景色は秩父七峰を彷彿とさせるものがあるのだが…このフレンドリーさは、参加人数が多く殺気立っていた秩父七峰にはないものだった。
しかしそんな山里歩きも林道から離れて閼伽井嶽への登りに差し掛かると一転、本格的な登山道になった。
沢沿いの道は意外と荒れていて目印の赤テープがなければ完全に迷いそうな所。しかも何度か渡渉を繰り返し、最後は沢を高巻く急登が続いた。
が、何故かこの頃からようやくエンジンがかかり、閼伽井嶽分岐までCT50のところ約30分で登ることが出来た。水石トンネルで休んだ後は渋滞もバラけて終始自分のペースで歩けたことが功を奏したようだ。
そしてそのまま閼伽井嶽山頂までピストン。
山頂までは緩やかな登り…本当にこのルートはトレランに優しいルートだなと、つくづく思った。
閼伽井嶽ピストンから戻った後は、分岐のCPエイドで少し休憩。
温かいゆず湯をいただいていると追い付いてきた相方と再び合流。ここから先は、ゴールまで相方と一緒に行動した。
閼伽井嶽から先は水石山・剣ヶ峰と続くが標高差は殆ど無い。ようやく調子が出てきた所なのでちょっと物足りない。
とりあえず車道と山道を交互に歩いて水石山へ…。
水石山は遠足などで何度か来たことはあるが、山頂まで車で行ける山なので自分の足で登るのは今回はじめて!確か山頂にはお馬さんがいたっけ…と懐かしく思いつつ登ったが、残念ながらこの日はお馬さんに会えなかった(というか今はもういないのかな〜)
それにしても樹林帯を出て水石山山頂直下に出ると、ものすごい強風!冷たい風に煽られながら広々とした芝生を上り詰め、展望台のある山頂には12:44に到着!
みな足速に通りすぎてしまうが、ここはやはり展望台からの景色を眺めなくては!ということで記憶よりもかなり老朽化した展望台に登ってみると…
眼下にはいわき市内の町並みと広々とした太平洋が広がっていた!つか太平洋近っ!
風が冷たくて寒いけどやはり登ってみてよかった!!
さて、最高峰の水石山から先はもう基本下り道。
傾いてきた西日を浴びながら最後の山「剣ヶ峰」へ登り、小玉ダムまで一気に下る。
剣ヶ峰から小玉ダムまではこのルートで最も険しい急傾斜の下り。
滑りやすい場所にはトラロープが設置してあるのだが、それでも濡れ落ち葉だらけの斜面は滑る滑る!
そして何度か尻もちを付きながらも激坂を下りきって、13:45小玉ダムに到着!
標準CT9時間のところ7時間5分でゴール!
決して速い方ではないけど、まぁまぁといったところではないでしょうか。
今回は風が強くて寒かったけど天気は最高!
ほのぼのとした大会だったので、いろんな人とお話しながら歩けて楽しかった!
また、各CPのエイドや分岐点などにはスタッフ(ボランティア?)の方々がいて、温かい飲み物や差し入れ・そして応援の言葉が嬉しかったな〜
寒いなかずっと待っているのも大変だったろうに本当にありがとうございました!
そして参加者の皆さんお疲れ様でした!
また来年も帰省ついでに参加しようかな♪
、
コメント
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こんばんは
37kmを約7時間で歩いているので時速5km以上ですね
七峰縦走とか言うと簡単そうですが、標高差で1200m以上あるみたいなのでかなりのハードコースですね。
フェンス沿の木に巻かれた赤テープはVルートみたいで面白いです
hachiさん、こんばんは
そうなんですよ。
前回の徳本峠から木祖藪原まで合計77km歩いた時も、実は時速5km位を目安に歩いていました
どうやら私の場合、時速5km位が疲れずに長時間歩ける速度みたいです。
いわき七峰の場合は標高差はありますが水平移動が割りと多かったので、歩きながら休めるというか…あまり疲れは感じませんでした。
展望はあまり望めませんが、ちょうど気持ちよく山歩きを楽しめる縦走コースでしたよ
フェンス沿いの赤テープは、この大会期間中だけに付けられる目印です。
(コースには林業用や巡拝道など他の色のテープが沢山付いているので、それと区別するためみたいです)
また大会のために刈払いがされていましたが、おそらくあまり歩かれない道で普段は藪山なのでは?と思われる箇所も…本当にVルートなのかもしれません
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