記録ID: 5490807
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田
青森県/東岳
2023年05月13日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:54
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 924m
- 下り
- 924m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
05:26 弘前 06:09 青森 青い森鉄道 06:12 青森 06:27 野内 (登山) 青い森鉄道 270円 11:25 野内 11:35 筒井 (徒歩) 12:20 極楽湯 14:25 アウトドアライフ グリーンハウス青森店 青森市営バス 浜田循環線[右回り] 200円 15:30 イトーヨーカドー青森店前 15:50 青森駅 JR奥羽本線 680円 16:45 青森 17:27 弘前 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・新総合運動公園沿い 路面: 舗装道路 ・新総合運動公園ー東岳登山口駐車場 路面: 砂利道 幅員: 車両1台分の広さ。待避所がない区間が多い ・東岳登山口駐車場ー笑楽園 路面: 砂利道 幅員: 車両1台分ギリギリ ・笑楽園ー分岐(東岳展望所・東岳山頂) 路面: 土 状態: 木の根が多い・急斜面 ・分岐→東岳山頂 路面: 土 状態: 自然歩道としての整備ではないが、一般的な登山道で明瞭で進める。ただ小虫が多い。 ・東岳山頂ーAomori Machu Picchu 路面: 土・ごく一部残雪 状態: 常に急斜面・しんどい |
その他周辺情報 | <鉄道> 青い森鉄道 野内駅 <高速道路> 青森東IC <施設> 新総合運動公園 |
写真
@東岳自然歩道(東岳遊歩道) 起点
野内駅から30分歩いて、新総合運動公園の側にある東岳自然歩道に入る。
本来の計画では野内駅ー新総合運動公園のバスに乗る予定だったが、乗り換え待ちの時間を考えると歩いたほうが早いと判断した。
野内駅から30分歩いて、新総合運動公園の側にある東岳自然歩道に入る。
本来の計画では野内駅ー新総合運動公園のバスに乗る予定だったが、乗り換え待ちの時間を考えると歩いたほうが早いと判断した。
@東岳中間展望所→広場
東岳中間展望所から見える石灰石採掘跡から運搬するために使用されていたとみられる駆動系が錆びついて登山道に鎮座している。
1959年に採掘終了しているので、60年以上野晒しになっているのだろう。
東岳中間展望所から見える石灰石採掘跡から運搬するために使用されていたとみられる駆動系が錆びついて登山道に鎮座している。
1959年に採掘終了しているので、60年以上野晒しになっているのだろう。
@広場
ベンチが備え付けられているこの広場からは青森市街地と青森港、奥には岩木山が望める。
採掘していた当時は、写真右側にあるお椀型の大森山の近くにある野内駅までケーブルが整備されて秋田に運搬されていたとのこと。
歩き始めた野内駅がとても遠くに感じる。
ベンチが備え付けられているこの広場からは青森市街地と青森港、奥には岩木山が望める。
採掘していた当時は、写真右側にあるお椀型の大森山の近くにある野内駅までケーブルが整備されて秋田に運搬されていたとのこと。
歩き始めた野内駅がとても遠くに感じる。
@レンガ小屋
石灰石採掘の発破に用いる火薬保管庫から谷に降りて渡河する。
ここからの登山道は急登で、時間をかけて登っていく。「頂上まで400m」などの距離を示す標識が一定間隔であるのだが、進んでいる感覚が薄くて頂上までの期待よりも辛さの方が大きい。
石灰石採掘の発破に用いる火薬保管庫から谷に降りて渡河する。
ここからの登山道は急登で、時間をかけて登っていく。「頂上まで400m」などの距離を示す標識が一定間隔であるのだが、進んでいる感覚が薄くて頂上までの期待よりも辛さの方が大きい。
@分岐→東岳山頂
遊歩道としての整備ではない区間に入る。
登山道は明瞭ではあるが払われて根元が残った笹や根があるので、足を取られる可能性があるにはある。
日当たりの良い場所には小虫が多い。
遊歩道としての整備ではない区間に入る。
登山道は明瞭ではあるが払われて根元が残った笹や根があるので、足を取られる可能性があるにはある。
日当たりの良い場所には小虫が多い。
@東岳山頂→Aomori Machu Picchu
マチュピチュの言葉に惹かれて道を進んでいくと同時に、画像では解り難い急斜面が長距離に渡り続くことに嫌気がさす。
途中で帰路の上りを考えることをやめた。
マチュピチュの言葉に惹かれて道を進んでいくと同時に、画像では解り難い急斜面が長距離に渡り続くことに嫌気がさす。
途中で帰路の上りを考えることをやめた。
@Aomori Machu Picchu
急に視界が晴れて現れたのがこの風景。
昔の採石場と思しき山と写真右側に八甲田が見える。
この風景のいいところは、周辺にアンテナや送電鉄塔以外の人工物がほとんど見受けられないことにある。人の手が入らなくなり自然へと帰っていく遺構が本家のMachu Picchuと重なる。
急に視界が晴れて現れたのがこの風景。
昔の採石場と思しき山と写真右側に八甲田が見える。
この風景のいいところは、周辺にアンテナや送電鉄塔以外の人工物がほとんど見受けられないことにある。人の手が入らなくなり自然へと帰っていく遺構が本家のMachu Picchuと重なる。
@Aomori Machu Picchu→東岳山頂
幾許か休憩を取って帰路についたが、待っているのはこの急勾配な坂。
例えるならば、常にアキレス腱のストレッチをしている感覚になる程の勾配である。
景色はいいのだが、それを気にしている余裕はない。
幾許か休憩を取って帰路についたが、待っているのはこの急勾配な坂。
例えるならば、常にアキレス腱のストレッチをしている感覚になる程の勾配である。
景色はいいのだが、それを気にしている余裕はない。
@新総合運動公園
陸上競技場では今日と明日の2日間、第37回東青地区中学校春季陸上競技選手権大会が行われている。
選手を応援する声援が場外に響いていた。
大学にはコロナにより大会がなかった世代の学生が入ってきている。彼らからそのことを聞いて感じるのは、当たり前だと思っていた行事を体験できるのは貴重な経験だということ。
彼ら彼女らに訪れる最後の夏の大会を後悔なく過ごしてほしいものだ。
陸上競技場では今日と明日の2日間、第37回東青地区中学校春季陸上競技選手権大会が行われている。
選手を応援する声援が場外に響いていた。
大学にはコロナにより大会がなかった世代の学生が入ってきている。彼らからそのことを聞いて感じるのは、当たり前だと思っていた行事を体験できるのは貴重な経験だということ。
彼ら彼女らに訪れる最後の夏の大会を後悔なく過ごしてほしいものだ。
感想
最近は山リストの「日本の山岳標高1003山」や「日本の山1000」にある近場の山に登っている。
東岳もその一つであった。
東岳の山行記録を拝見すると「青森のマチュピチュ」と呼ばれる場所があることを知り、興味を持ち登山することを決めた。
東岳山頂からそのポイントまで遠いことは知っていても、実際に行くと「遠い」と感じてしまう。
しかし、そのポイントから風景を見ると、ここまで来て良かったなと思わせるのだから不思議である。
参考資料
青森市民図書館歴史資料館, 「東岳の歴史と自然」
https://www.library.city.aomori.aomori.jp/aomoricity_history/trivia/001-/034.pdf
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