那岐山(西仙コース〜東仙コース周回)・三徳山投入堂


- GPS
- 03:55
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 944m
- 下り
- 911m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中国自動車道「佐用JC」で鳥取自動車道に入り 「佐用平福IC」降車、国道373号線を北上 智頭町で県道53号線に入り、 JR因美線「那岐」駅付近で県道285号線に入ります 「西宇塚」で左折し、集落を抜けて道なりに林道に入ります 那岐山登山口の案内板に従い、大畑橋付近の道路余地に駐車 【三徳山投入堂】 智頭町から国道53号線で鳥取市に入り 県道21号線を道なりに37km走ります 三仏寺手前右側に無料駐車場とトイレがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
【那岐山】 案内板、標識(距離表示あり)等良く整備されています 登山道も良く整備され、西仙コースの急坂には鎖もついています 標高が高くなると霜柱が現れましたが、 気になるほどではありませんでした 帰路の東仙コースはきつい木段が連続します 転倒にご注意ください 特に危険箇所はありません 【三徳山投入堂】 三仏寺境内に登山受付所があり、入山料200円を支払って入山します 事故、行方不明防止の為、一人では入山不可とのこと たまたま単独の男性と受付で一緒になり 行き帰りをご一緒させていただきました。 朱塗りの宿入橋からすぐ、木の根の張り出した急坂です 木の根を手掛かり、足がかりにして登ります 文殊堂の下にある大岩は、垂直の感があり、鎖が張られています 鐘撞堂からすぐ先には切れ立った岩尾根があり、 過ぎると垂壁を巻く道になりますが、斜めで滑りやすいので ご注意ください 観音堂に辿り着き、岩場を一つ回り込むと 投入堂が目前に現れます 足元も斜めの滑りやすい岩場なので注意してください |
写真
感想
今年中には中国地方に残った二百名山・三百名山の
那岐山・氷ノ山・扇ノ山にと登ろうと思いながら
シーズン中には、あちこちの面白い山に心を奪われ、はや11月。
九州に出かけた勢いの衰えないうちにと出かけてみました。
計画を立てる段になると、せっかく高速料金、ガソリン代をかけるので
三山の登山だけでは到底我慢できず、
前から訪ねてみたいと思っていた近くの名所・旧跡も入れて
登山を兼ねた?観光旅行になりました。
前夜およそ600kmの距離を運転した相方には気の毒ですが
道の駅「あわくらんど」で仮眠し、那岐山の登山口に着いたのは八時。
平日ですし、冬に向かうこの季節ですから登山口付近には車もなく
下山時に東仙コースで二人の方に会っただけでした。
林道終点から登山道に入り、しばらくすると尾根歩きと渓流コースの分岐。
花の季節はとうに終わっているゆえ、渓流伝いに行ってみる事に。
可愛らしい滝が沢山あり、このコースを選んで良かったと思いました。
沢を離れて、ひと登りで馬ノ背避難小屋の前に立ちました。
稜線上にも、山頂直下にも立派な避難小屋があるのにびっくりです。
山頂に近づくに連れ、風が強まり、足元には霜の花が咲いていました。
小灌木帯がいつの間にかなくなり、一面の笹原になると
吹く風がよけいに身に沁み、足取りも速まります。
鳥取方面は薄明るいのですが、岡山方面は雲に覆われ、
雲が凄い速さで流れていて、この季節の不安定な天気を実感。
風の冷たさで、山頂に五分と居られず、下山を開始。
往復なら、来た道を戻れば良いので楽々ですが
周回となると、登山口まで未知の道を歩くことになるので
一寸緊張感を抱えたまま、分岐点を間違えぬよう慎重に歩を進めます。
Y字型の東仙コース分岐には大きな標識が立ち、一安心。
しばらく笹原の平坦な道が続き、激下りの木段が現れると
このコースを登りに使わなくて良かったと思い始めました。
実際、急な木段は繰り返し現れ、林道に下りる最後まできつく感じました。
この木段の途中で二人の登山者に行き会ったわけですが
大変だったろうと思います。
いつだったか、誰からだったか忘れましたが鳥取県に三徳山投入堂という
素晴らしい名所があると聞き、一度訪ねたいと思っていました。
そんな訳で今回の山旅は、全て鳥取県からの登山口です。
三徳山へはかなり距離があり、下山後すぐに、三徳山に向かいました。
拝観料400円、入山料200円というのは調べていたのですが、
一人では入山できないと三仏寺の受付で言われた時はびっくり。
事故や行方不明者があり、6年前から単独登山が禁止されているそうです、
登山受付まで行くと、ちょうど運良く単独の男性が居たので
ご一緒させてもらえて、本当にラッキーでした。
宿入橋を渡るといきなり目前に木の根の絡まる急坂が現れました。
急坂だけでなく、垂直の岩場、鎖場、痩せ尾根、
切り立った岩を巻く斜めになった滑りやすい巻き道など
短いのですが、本当に厳しい修業の場といえる険しさに驚きます。
そして、垂壁に架けられた投入堂を目にした瞬間は感動的でした。
ここまで足を伸ばし来た甲斐がありました。
三仏寺を後に、再び鳥取に向かいました。
明日は、氷ノ山・扇ノ山に登ります。
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