記録ID: 547885
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾
オロセ尾根→タワ尾根→長沢背稜→酉谷避難小屋→天祖尾根
2014年11月15日(土) 〜
2014年11月16日(日)



体力度
9
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 12:11
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 3,935m
- 下り
- 3,983m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:35
距離 15.9km
登り 2,413m
下り 1,428m
2日目
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:25
距離 14.6km
登り 1,538m
下り 2,555m
11:51
28分
八丁橋
12:44
東日原バス停
天候 | 11/15 快晴 17時 1℃ 11/16 晴→快晴 5時 氷点下2℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
奥多摩駅 ↓(西東京バス) 東日原 ※バス時刻表 http://goo.gl/c1bl8m |
コース状況/ 危険箇所等 |
※このルートの軌跡はGPSロガーでトレースしていますが、 樹林帯ではログが飛んでいます。実際の歩行距離は25〜6km程度です。 ■東日原〜オロセ尾根取付 歩きやすいが長い。詳細は写真参照。 東日原から取付まで4kmくらい。 すれ違った人: 往路:0人 復路:車数台、自転車1人、徒歩5人くらい(登山者0人) ■オロセ尾根 P1123までは踏み跡明瞭。 そこからはいい加減なテープがちょこちょこあるだけで、 落ち葉絨毯で踏み跡なし。滑りやすい急登。 基本は尾根通しでOKだが、尾根から外れていく巡視路もあるので、 間違いないよう注意。 今の時期、狩猟が解禁されているので猟師と猟犬に注意。 猟犬は大型だが賢く、大人しい。 すれ違った人:0人 パスさせてもらった人:1パーティ3人 出会った猟師:1人 出会った猟犬:2匹 ■タワ尾根 踏み跡はかなり明瞭。 ウトウノ頭前後は若干痩せて急なアップダウンがある。 下りかかりで岩を南東側から北に向けて巻くが、 巻き終わった先に続く北東への踏み跡(四間小屋尾根)に入り込まないよう注意。 北西へ向かうのが正。 すれ違った人:ソロ3人 うち2人は崩壊の危険性有で大震災以来立入禁止となっている 小川谷林道から四間小屋尾根を上がってきた。 ■長沢背稜(水松山〜滝谷ノ峰〜酉谷山〜酉谷山避難小屋) 稜線南側の夏道縦走路は平坦。時折細い。 積雪期用の稜線上は踏み跡薄し。滝谷ノ峰の手前〜水松山で 割と痩せ気味の箇所がある。1日目は夏道、2日目は稜線上を歩いた。 すれ違った人:1日目にソロ2人、2日目は0人 ■天祖尾根 踏み跡は明瞭だが、落ち葉絨毯で、落ち葉の下に石が埋まっているので、 躓きやすく、石灰岩なので滑りやすい。 天祖山から下はかなり急な下り。登山口直下は痩せており、ところどころ危険。 天祖尾根も狩猟解禁エリアなので、注意。 すれ違った人:1パーティ2人 |
その他周辺情報 | 【日帰り入浴】 ■もえぎの湯 14時で早くもイモ洗い 800円 19時最終受付 http://www.okutamas.co.jp/moegi/ ■玉翠荘 750円 16時まで http://gyokusuisou.com/ ■三河屋旅館 1,000円 高いが空いている 16時まで http://www.mikawaya-ryokan.com/hotspring.html |
写真
東日原バス停から日原林道をひた歩き、その先の車が停まっているところの手前にある八丁橋を右折します。今回の同行者は、会社の同僚であり、若いお山仲間のTくん。7月の富士山、9月の川苔山に続いて3度目のお山です。
ウトウの頭。有名な「ウトウ」の絵が描いてある看板です。「ウトウ」は海鳥の名前として知られていますが、鵜とは関係なく、おまけにここはお山。下の孫惣谷にウトウ沢という沢があるので、多分これに由来しているのでしょうが、不思議な名前です。
外で写真を撮りながらのんびりとキムチ鍋をつついているうちに暗くなってしまいました。自前の手打ちうどんで〆。ちょっと打ち粉が足りなくて、荷で潰れてダンゴ気味になってしまいましたが、満足してくれたようです。この後、18時過ぎには就寝。
長沢から天祖山へ登り返す鞍部にある梯子坂ノクビレ。20年以上前まで孫惣谷から水松谷を経由してここへ至る夏道と、会所に突き上げる裏参道があったそうで、25000図には現在でも途中までルートが記載されていますが、今では崩落のために廃道扱いです。
気象庁の雨量レーダー。
「天祖山雨量局 この施設は雨量観測設備で小河内ダム(脚注:奥多摩湖)の管理運用に重要な役割をもつものですので、壊したり、その機能を害する行為は絶対に行わないでください」と書いてあり、ネットまで張ってあります。
「天祖山雨量局 この施設は雨量観測設備で小河内ダム(脚注:奥多摩湖)の管理運用に重要な役割をもつものですので、壊したり、その機能を害する行為は絶対に行わないでください」と書いてあり、ネットまで張ってあります。
装備
個人装備 |
無雪期小屋素泊まり装備
朝食夕食1
行動食2
非常食4
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感想
この夏の富士登山から本格的にお山を始めたばかりの会社の同僚で、
ひと回り年下の若い男の子のTくんが
富士山頂での大混雑を見て感じ取ったのか、
「静けさを味わいたいから山に行くのに・・・」と言うので、
「ならばこちらはいかがでございましょう」ということで、
この土日は奥多摩でもとびっきり静かな場所である、
長沢背稜の酉谷山へ行きました。
って、単にぼくがその山域が大好きだから、という理由もあるんですが。
(長沢はここ5週で3回目)
お山3回目の人が行くにはかなりハードと思われるルート設定ではありましたが、
9月に一緒に登った大休場尾根→川苔山は余裕の様子だったし、
学生時代からチャリダーとして足腰も体力も根性も座っており、
その予想にたがわず、落葉でズルズルに滑る急登を
汗をダラダラと流しながらも、くらいついてきてくれました。
酉谷山避難小屋着時は2人の方が先着、
あとで3人が来られ、ちょうど7人で満室でしたが、
穏やかな雰囲気に終始し、静かなお山談議に各々花を咲かせました。
やはりこの小屋は素晴らしいし、
初めての小屋泊でここに泊まったTくんも、満足げでした。
登りはオロセ尾根→タワ尾根、下りは天祖尾根という静かなルートで、
途中すれ違った人は2日間で10人足らずでした。
今週も良い休日を過ごさせてもらいました。お山に感謝。
翌日の出勤後、Tくんは
「長沢、また超いきたいっす!」と言ってくれました。
気に入ってくれたようでよかった。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾 [2日]
雲取山周回ルート:東日原〜タワ尾根(ウトウの頭)〜長沢背陵〜雲取山〜鷹ノ巣山〜稲村岩〜東日原
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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