尾鈴山 牧水の故郷の山(九州の山旅二日目)


- GPS
- 05:50
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 927m
- 下り
- 924m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「都農IC」降車、県道307号線で尾鈴キャンプ場を目指します 途中、トイレのある広い駐車場がありますが 大型車転回場所の先まで車で行けます 但し、道路は荒れていますので、それなりの覚悟が必要 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口からいきなり急登が始まります 一合目から標識が順次付けられ、 道は良く整備されています 下山は周回コースを取り尾根道を歩きました 枝尾根の下りは緩やかで歩き易く感じました 全体を通して特に危険箇所はありません |
写真
感想
宿から海辺を眺めると昨日とは打って変わったどんよりとした鉛色の海。
ですが、サーファーがちらほら、蟻のように波に浮かんでいます。
寒くないのかと思いますが、big waveを狙っているのでしょうね。
バスは高速を走り、尾鈴キャンプ場へ向かいました。
若山牧水の故郷「東郷町」は山の反対側の谷にあり、
牧水は尾鈴山を眺め、尾鈴山に遊んで育ったといいます。
今回登る登山道は山の南面ですので、
そんな牧水の見た風景を見る事は出来ず、
残念ながら、牧水の面影を偲ぶべきよすがもありません。
キャンプ場を過ぎると舗装道路が傷んでいる箇所が次々に現れました。
バスは大型車転回地点まで入り、そこから歩行開始。
その先、更に道は酷くなっていましたが、
三差路の近くに乗用車が停まっていて、
登山支度をしているグループがありました。
内心、自分で運転して来なくて良かったと思う大変な道です。
林道から取り付く登山口はいきなりの急登、
それに耐えて、歩くうちに徐々にきつさが緩んできました。
晴れていれば、鼻歌の一つも出てきそうですが
あいにくの曇り空、しかも雲は濃くなるばかり。
何年も前から思い続けて来た山頂にようやく立て
一つ肩の荷が降り、ほっとしました。
しかも一等三角点百名山のおまけつきです。
今回の山旅で登る三つの山は全て一等三角点百名山の山ですから
旅行会社が密かにそれを意図したのかもしれません?
休憩していると、すぐさま身体が冷えてきました。
ぼんやりと霞んだままの山頂を後に、周回するべく長崎尾を目指します。
シャクナゲやアセビの群落を掻きわけるように緩やかな尾根を歩き
相変わらず何の眺望もないまま、徐々に下って行きました。
レインウェアのお世話にならずに下山できただけ
良かったかもしれませんが、楽しみにしていた山だっただけに残念です。
二度と来る機会もないと思いますので…
でも、登山が出来なくなったとしても、
尾鈴山の北に位置する若山牧水の故郷の町だけはいつか訪ねて
牧水の眺めた尾鈴山を眺め、記念館を見学したいと思います。
その時は是非とも晴れてほしいなんて勝手な願いですが…
バスは、一ツ瀬ダム湖の畔を延々と走り、西米良村を通り過ぎました。
西米良村は平成の大合併にも拘わらず、村として頑張っているようです。
険しい渓谷の続くダム湖は、取り囲む山々を映そうともせず
表現しようもない、深い青色の水を湛えていました。
秋の日は既にとっぷりと暮れ、温泉入浴後、湯山温泉の民宿に到着。
美味しい地元の料理に大満足。(米焼酎も御馳走になりました♪)
明日はいよいよ、今回の最難関の山市房山に登ります。
コメント
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博多から 尾鈴は めっちゃ 遠いです。 若かりし頃 豪雨の中 登山口にて車中泊して 強引に 山頂を踏んだ事がありました、 それきり 尾鈴には気分が乗らず 登ってません…
nh1030さん コメント有難うございます
尾鈴山は同じ九州の博多からも遠いんですね
信州からはもっと遠いのは当たり前ですね
東京から宮崎まで飛行機で二時間弱なのにはびっくりでした
ずっとずっと憧れていた山でしたが、眺望がなくて残念でした
雨に降られなかっただけ良かったと思っています。
遠い九州の山ですが、よかばってん
牧水記念館と一緒に是非また尋ねたい山です
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