甲武信ヶ岳+三宝山(時計回り)


- GPS
- 14:04
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 2,534m
- 下り
- 2,525m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 7:54
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木賊山から甲武信小屋、甲武信ヶ岳周辺は圧雪されて凍り付いた残雪あり。 状況からしてGW中はまだチェンスパ推奨。巻き道のある北側斜面側は特に。 |
その他周辺情報 | 帰りの温泉は、以前に乾徳山登山の際に利用した「笛吹の湯」に寄るか迷って、結局、雁坂トンネルからの秩父経由で帰宅したため、その途中の「道の駅大滝温泉」へ。と思ったら設備故障のため営業中止中。うーん。結局、気分を削がれてそのまま帰宅。 |
感想
徳ちゃん新道。その名前から勝手に緩い登山道を想像してたら箸休めなしで延々登り続けるガッツあふれる登山道。コロナ禍鈍りのこの体に、テント装備の19.9kgがのしかかり途中で心が折れかけた。
勿体ないと持って行った期限が切れたばかりの災害時保存食が存外水分含んだ食品で重かったのと、他の方の記事で物資ヘリが10日まで飛ばないのでアルコール類がないという情報から35缶を3本とスキットルにウイスキー並々入れて持ってたのが間違いの始まり。途中で一回ふくらはぎが吊ったわ!
なんとか登り切ってテント設営。周りの方にご挨拶して一休みのあとは甲武信ヶ岳と三宝山山頂へ。チェンスパは持って行った方がいいと小屋の方に教えてもらい、貴重品とナルゲン、チェンスパだけ持って空身でGO。一休みしたとはいえ疲労で脚が上がらない…、が、思っていた以上に小屋から山頂までが近く、あっさり到着。
山頂からの眺め、最高や!
次は三宝山だとコース先を見たら、さすが北側斜面。残雪どっちゃりでチェンスパ装備。傾斜があるうえ、土の露出していない箇所もあるのでチェンスパあったほうがいい。チェンスパなしだと危ない上にバランスを取りながらになるのでムダに時間がかかると思う。
少し時間かかったが三宝山到着。埼玉最高峰。埼玉県民として一度は踏むべき山頂かと思ってきてみたが思ったほど感慨はなし。写真撮ってさっさと帰路に。酒が待ってるし。帰りは甲武信ヶ岳の山頂を経由せず巻き道で。ここもかなり残雪ありでチェンスパは外せない。
テン場では酒かっくらって飯食ってさっさと就寝も、硬い地面に疲労で張った節々が当たり痛みで途中何度も目が覚める。しかも0時過ぎたあたりから寒さも厳しくなってきてマイシュラフ「山渓×NANGA オーロラ600DX」(760FP/600g)を冷気が突き抜けはじめる。まあ靴下もはかずにTシャツパンツ姿だしね。ちゃんと着込めばヌクヌクなんだろうけど。
朝の気温はテント内が5℃湿度80%、外が5℃湿度58%。案の定フライの内側が結露してた。撤収めんどい。朝食に「あずき入りおかゆ」を消費して期限切れ非常食は昼食用にあと一つ。ウイスキーは少し残っちゃったけどビールも全部飲んだしかなり軽くなった!
帰りは気軽な下りの尾根歩き〜とスタートしたら、破風山避難小屋から破風山にかけての登り、なんなん?下山だよね??昨日の疲労がぶり返す。全然気軽じゃないアップダウン。すんごいキツイ!
結果、ここを抜ければ概ねきっつい登りは終了。まあその時はそれを知らなかったのだけれど。再度の登りを警戒しながらも、眺望がよく富士山を見ながらの尾根歩き。とはいえ進む方向が東なので太陽が眩しいことこの上なかった。帰宅したら少し焼けてたし。
東破風山を越え雁坂嶺を通り、雁坂峠へ。この間、どこも素晴らしい眺望。雁坂小屋に寄ろうか迷ってたけど、破風山の登りで本日の体力をほぼほぼ使い切っていたのでパス。「シシ鍋」食べたかったな。
雁坂峠からは九十九折の登山道をひたすら下る。途中、登りの人とすれ違うが、登りでこの九十九折は辛かろう。どうぞどうぞと端によって道を譲る。どうして下山中はこんなにも人に優しくなれるのだろうかw
途中渡渉箇所3か所あり。そのうちの一か所、トラロープで滑り降りてすぐの渡渉。自分は滑り降りての渡渉が理解できなかったので、まっすぐ進んで別の場所から渡ったが、渡った先から振り返ってみて初めて自分の通った道が間違いだったのに気づく。上記3か所の他、水の流れでコースが崩れているのか長いトラロープが張られていて渡渉しながらよじ登る場所もあり。昔から使われている峠道というからそれなりに整備されているのかと思いきや、割とエグイところもあって驚いた。昔の人すげぇ!
毎回細部までは下調べせずに来るから、こういった予想外のコースで驚く羽目に。それもまた楽しいのだけど。
最後にひとつ。お恥ずかしい話ながら道を間違えた。雁坂トンネル料金所付近を越えて鶏冠山大橋をくぐった先、ずっとアスファルト道路を歩いているので何も考えず、何も疑問を持たずにアスファルト道路を進み続けたが、これは間違い。大橋をくぐった先に建物が1棟建っているがここを右に折れて下っていくのが正解。標識も立ってはいるのだが、疲労と登山終了目前という気のゆるみで自分はこの標識を見逃した。地図/標高グラフのMAPを拡大するとコースアウトの履歴がばっちり残っているので、お暇な方は拡大してみて笑ってやってください。
このテン泊以降、全然登山できてないのでフラストレーション溜まってますよ。
でももうちょっとで一息つくので漸く自分シーズンが始まります!ィヤッホッホー。
今度、タイミング合えば一度ご一緒しませんか!? 北アとかっ!
まだなんとなくの段階ですが、平日で秋の涸沢リベンジしようかなーとか
ほんのり思い描いているのですが、どうでしょう!!!
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