谷急山 秋晴れ&360度の大展望台♪


- GPS
- 06:15
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 848m
- 下り
- 839m
コースタイム
天候 | 秋晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国民宿舎「裏妙義」を目指します 宿舎のフロントにお願いして 邪魔にならない場所に駐車させていただきました |
コース状況/ 危険箇所等 |
・国民宿舎「裏妙義」から三方境 「丁須の頭」登山口を過ぎて林道を行くと 程なく林道左脇に三方境の小さな標識が立っています 緩やかに山腹を巻きながら登るコースで 道も明瞭、危険箇所はありません ・三方境から谷急山 痩せ尾根、急坂のアップダウンが連続、 鎖場一箇所、ロープの付いた急坂もあります 滑落には十分注意して通過してください 踏み跡の分かりにくい箇所はよく確かめながら通行してください 下山時、間違った尾根に入る踏み跡に入りかけました 黄色のテープが張り渡してありますが、 向かって左に踏み入らぬように注意してください ・女道分岐から女道入口 下り始めは緩やかに直線状に広い尾根を下ります 下るに従って降り積もる落ち葉で踏み跡がはっきりせず、 あまり歩かれていない道のように思います 色々なテープを頼りながら下りました 谷急沢出合で渡渉し、その後渡渉を4回程繰り返します 対岸に見えるテープや「国民宿舎」標識を確認しながら ゆっくり進む事をお薦めします 高巻き道も踏み跡が薄く、落ち葉が積もっていて、 わかりにくい箇所や、濡れた露岩等で滑りやすい箇所があります 通行にご注意ください |
写真
感想
五月連休に丁須の頭に初挑戦し、帰り道に寄ろうとしたものの、
緊張と疲れで気力が萎えていて、三方境から心を残しつつ下山。
紅葉の頃に再訪したいとの思いを温めながら、帰途に着きました。
そうは思っても、他にも行きたい山が多々ありますから
なかなか普通は実現せず、先送りになるのですが、
どうしても今年の内に、谷急山に登りたいとの思いが強かったのでしょう。
先週に引き続いて、妙義山の界隈に出かけてきました。
一人では谷急山は、ちょっと危険があるかと心配です。
まあ、行けるところまで行って、無理なら戻ろうと
先週の相馬岳を思い出して呟くと、少々心が軽くなり、出発。
三方境までは一度通過しているので安心、問題は未知のその先。
痩せ尾根の急坂が次々に目の前に立ちはだかり、
一瞬たじろぐ場面も幾つもありましたが
鎖場は一箇所のみ、慎重に冷静に対処しようと気合が入りました。
まだかまだかとピークを登ったり下ったりして行くうちに
山頂から下って来る御夫婦に行き会いました。
この日出会った最初で最後の登山者でした。
緊張の只中を歩いていたせいか、少し言葉を交わしただけで、
なんだかとても気持ちが楽になり、
気がつくと、山頂独り占めの時間を、より長く過ごしていました。
帰りの女道をどうやら甘く見ていたようです。
下り始めは緩やかな雑木林の広い尾根の下りで、
踏み跡が薄いのがちょっと気にかかったのですが
のんびり降りて行くと、次第に急坂の広い斜面になり、
落ち葉の吹き溜まりで、踏み跡がもっと心細くなりました。
谷急沢出合から先、渡渉の繰り返しと高巻き道は
コースを見失いやすく、再び緊張を強いられたものの
なんとか慎重にコースを見つけ、登山口に辿り着きました。
このコースは登りに使った方が分かりやすいかと思います。
林道は、倒木が道を塞ぎ、随分荒れている感じでした。
平坦で退屈な砂利道をざくざく歩いているうちに、
星穴岳の登山口に興味が涌いてきて、場所を確認。
多分、ここから登ることはないでしょう。
盛りは過ぎていても、頭上の妙義の奇峰と黄葉の景色が
道の両側に眺められ、解放感もあって、楽しめました。
出発時は心配しましたが、無事、国民宿舎駐車場に帰還、ほっとします。
浅間山の裾野に抱かれる両親の墓参りも、今年は随分御無沙汰しています。
帰途、久しぶりに線香を手向け、墓地を出ると、
大きく浅間山が見下ろしていました。
いつもの変わりない景色なのですが、見るごとに
何気ない景色が、胸にこみ上げる何かを重くしていきます。
菅平から保科への降り口にある電光掲示板は気温3度を表示していました。
終日晴天が続きましたから、今夜はぐっと冷え込み、
菅平高原は放射冷却で、凍てつく空に降るばかりの星が
空を埋め尽くして輝く事でしょう。
いつか、テントの中から星を眺める為だけに山に登りたいと
思い続けているのですが…
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