記録ID: 5422409
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ハイキング
東海
東海道きまぐれ旅 (14) 新緑輝く駿遠路 府中→島田→掛川
2023年04月28日(金) 〜
2023年04月29日(土)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 19:06
- 距離
- 59.1km
- 登り
- 559m
- 下り
- 556m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 10:04
距離 33.9km
登り 241m
下り 200m
7:03
7:05
29分
札の辻 (静岡県庁南)
8:00
8:04
5分
丸子3丁目バス停
8:09
8:16
14分
しずてつジャストライン丸子営業所 (撮りバス)
8:56
9:03
12分
二軒家
9:15
9:16
11分
赤目ヶ谷
10:17
10:23
2分
宇津ノ谷宿 (中の宿)
10:25
10:31
9分
宇津ノ谷宿を見下ろす場所
11:29
11:31
9分
十石坂観音堂
11:40
11:48
2分
大旅籠柏屋
12:06
12:08
9分
岡部支所前バス停
12:17
12:36
9分
しずてつジャストライン岡部営業所 (撮りバス)
12:45
12:48
7分
横内橋
12:55
12:57
12分
仮宿交差点
13:09
13:12
7分
八幡橋
13:19
13:21
5分
須賀神社
13:26
13:30
16分
水守公園
13:46
13:48
5分
成田山
13:53
13:54
13分
藤枝大手交差点
14:36
14:37
8分
蓮生寺
14:55
15:00
0分
勝草橋
15:00
60分
青木交差点 (藤枝駅入口)
16:00
18分
一里山
16:18
16:19
11分
六合駅入口
16:30
16:32
23分
栃山橋
16:55
2日目
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 2:59
- 合計
- 8:57
距離 25.2km
登り 326m
下り 358m
7:14
7:15
15分
大善寺
7:30
7:45
1分
大井川川越遺跡
7:52
7:58
7分
大井川東渡河点
8:25
8:29
3分
大井川西渡河点
8:32
3分
八軒家橋西の交差点 (街道から離脱)
8:35
9:09
1分
新金谷駅南東の公園 (撮り鉄)
9:10
2分
日本左衛門首塚
9:12
9:18
5分
新金谷駅東側の公道 (撮り鉄)
9:23
4分
八軒家橋西の交差点 (街道に復帰)
9:27
9:57
16分
新金谷駅 (撮り鉄)
10:22
3分
金谷坂登り口
10:25
10:28
12分
庚申堂下
10:40
4分
金谷坂頂上
10:55
11:00
6分
二ノ曲輪北馬出
11:06
11:15
10分
本曲輪
11:32
15分
菊川坂頂上
11:47
2分
菊川坂登り口
11:50
15分
青木坂・新登り口
12:05
11分
青木坂頂上
12:27
12:32
3分
扇屋
12:35
12:37
7分
小夜の中山公園
13:11
13分
沓掛坂下り口
13:24
4分
沓掛坂登り口
14:23
14:24
25分
伊達方一里塚
14:49
14:50
10分
薗ヶ谷の逆川の橋
15:00
15:02
16分
本村橋交差点
15:18
15:19
5分
葛川一里塚
15:24
0分
七曲り東入口
15:24
13分
七曲り西入口
15:50
ゴール地点
天候 | 28日……晴れときどき曇り。午後向かい風が非常に強く、体力を激しく消耗……。 (午後3時の静岡県中部の平均風速は4m以上) 29日……曇りときどき晴れ。 両日とも暑くも寒くもなくカラッとしていたのは助かりました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
GOAL……JR東海道新幹線・東海道線、掛川駅まで。 途中の鉄道駅として、藤枝・六合・島田・新金谷・金谷駅を利用出来ます。 静岡=丸子=岡部=藤枝間は、しずてつジャストライン・中部国道線のバスが日中20〜30分間隔で運行されています。 藤枝=島田間は、たまにコミュニティバスが走るのみです。 島田=金谷間はしずてつジャストラインのバスを利用できますが、必ずしも旧東海道と重なるわけではなく、多分お世話にならないでしょう。 諏訪野原城・菊川間の宿へは、金谷駅から島田市コミュニティバスを利用できますが、便数は少ないです。 小夜の中山越えは、途中全くバスの便がありませんので、歩ききる覚悟が必要です。 日坂から掛川までは、掛川バスサービス・東山線のバスが2時間間隔で運行されています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
途中の大部分は舗装路の路側帯を歩くことになります。横断時には車に注意! 宇津ノ谷峠越えは一般的な登山道と同じとお考え下さい。油を多く含んだ落ち葉によるスリップに注意! 諏訪原城も舗装されておらず、未舗装路のハイキングと同じです。 金谷坂・菊川坂は、石畳が復元整備されていますが、丸い石で歩きづらく、つまずいて転倒されませんよう(しかも菊川坂は結構急)。 小夜の中山越えは、江戸側の青木坂と京都側の沓掛坂のいずれも、舗装されてはいますが凄まじい激坂で、ここをどう快調に登り安全に下るかが鍵となります。とりわけ沓掛坂の下りは、五街道最凶級と断言出来ます w |
その他周辺情報 | ルートイン島田……東海道に面しており便利です。有名観光地には距離があるため、通常の金土日なら割と空いている感があります。 |
写真
001. 3月18日に開通した相鉄新横浜線で地元から新横浜へ。平日朝イチの渋谷行きを待っていると……何と1編成しかない「Hikarie」ラッピング編成キターッ!! 初っぱなから、今回の旅の成功を確信しました w
002. 新横浜では、平日であれば超〜余裕でひかり533号の自由席をゲット出来ることを確認し (5時40分にドアが開いた時点では一番乗り w)、新横浜から静岡まで僅か40分の瞬間移動! 富士山はPM2.5多めながらも眺めることが出来ました。
003. 6時50分に静岡駅前の松坂屋前にてヤマレコMapをON! 自宅を出てから2時間少々で静岡駅スタートとは本当に夢のようで、新横浜線万歳!です。駿河国ハイキングをもっと開拓したい w
007. 安倍川橋を渡ります。
橋の北詰には何軒か安倍川餅屋がありますが、早朝につきやっておらず通過 (^^;
静岡市街へ向かう通勤・通学の自転車の流れが結構あり、接触に注意! (たまたまの自転車の切れ目をパチリ)
橋の北詰には何軒か安倍川餅屋がありますが、早朝につきやっておらず通過 (^^;
静岡市街へ向かう通勤・通学の自転車の流れが結構あり、接触に注意! (たまたまの自転車の切れ目をパチリ)
012. そして何と!僅か1台しかない「さくらももこラッピングバス」出庫キターッ!!
(こういうラッピングは良い w)
この車両は静岡とバスタ新宿を結ぶ「駿府ライナー」用だそうですので、旧街道歩きのついでに撮影するのは超偶然!
(こういうラッピングは良い w)
この車両は静岡とバスタ新宿を結ぶ「駿府ライナー」用だそうですので、旧街道歩きのついでに撮影するのは超偶然!
021. というわけで、道の駅・宇津ノ谷峠 (江戸側下り線) に到着! 峠越えに挑むのを前に、ここで早い昼食にします。
※なお、宇津ノ谷峠を越えた先に、京都側上り線の道の駅がありますが、こちらは簡単な売店とトイレがあるだけですので、食事希望の方はこちらで。
※なお、宇津ノ谷峠を越えた先に、京都側上り線の道の駅がありますが、こちらは簡単な売店とトイレがあるだけですので、食事希望の方はこちらで。
022. 普段積極的にとろろ汁を食べようとは思わないのですが、メニューにとろろ汁があることから、折角の宇津ノ谷峠越えですのでオーダー。しぞーかおでんも2本付けました。
すると……空腹にスッととろろ汁が染み込むようで、実に美味い!
しかも、とろろ汁の量が多いため、無料のご飯おかわりもオーダー w
最近はダイエットで白い飯は1杯としているため、久々に2杯も食べてしまって、峠越えを前に腹が重くなってしまい大丈夫か?と思いました ww
すると……空腹にスッととろろ汁が染み込むようで、実に美味い!
しかも、とろろ汁の量が多いため、無料のご飯おかわりもオーダー w
最近はダイエットで白い飯は1杯としているため、久々に2杯も食べてしまって、峠越えを前に腹が重くなってしまい大丈夫か?と思いました ww
026. 宇津ノ谷の街並みを上から望む。
しかし、江戸時代の道を進む場合、この眺めは得られません。
この界隈は道が錯綜し、階段を登って分かれ道に着いたところ、遠足の中学生が埋め尽くしており道標が見えず、明治のトンネルに向かう道に入ってしまった w その際の眺めです。
しばらく進むとヤマレコMapが警報音を発し、「マジで?!」ということで引き返したのですが、この眺めを楽しめましたので、道間違えもまた良き哉 (→良くない w)。
しかし、江戸時代の道を進む場合、この眺めは得られません。
この界隈は道が錯綜し、階段を登って分かれ道に着いたところ、遠足の中学生が埋め尽くしており道標が見えず、明治のトンネルに向かう道に入ってしまった w その際の眺めです。
しばらく進むとヤマレコMapが警報音を発し、「マジで?!」ということで引き返したのですが、この眺めを楽しめましたので、道間違えもまた良き哉 (→良くない w)。
027. 江戸時代の道は、至ってありがちな登山道という感じで、数分ほどスタコラ登ると呆気なく宇津ノ谷峠に到着〜。
既に丸子のバス車庫から道の駅までジリジリと登っていたこともあり、江戸側の最後の登りは余り大したことないという印象です。
既に丸子のバス車庫から道の駅までジリジリと登っていたこともあり、江戸側の最後の登りは余り大したことないという印象です。
028. というわけで、京都側は相対的に長くきつめな坂が続く印象です。こんな感じの道を下ります (来し方を振り返る)。
楽勝じゃん、と思いきや……落ち葉が油分たっぷりで滑りやすいので注意!
楽勝じゃん、と思いきや……落ち葉が油分たっぷりで滑りやすいので注意!
033. 大旅籠柏屋。
非常に立派な建物で、現在は博物館として開放されています (300円)。
しかし先は長く、この手の建物は中山道で泊まりましたので、今回は外観だけ撮って前進。またいずれ……。
非常に立派な建物で、現在は博物館として開放されています (300円)。
しかし先は長く、この手の建物は中山道で泊まりましたので、今回は外観だけ撮って前進。またいずれ……。
039. さらに数分歩き、しずてつジャストライン岡部営業所に着くと、これまた最高に貴重になった二段窓7Eイターッ!!
(この車両も製造後30年で、いつ廃車になってもおかしくない)
(この車両も製造後30年で、いつ廃車になってもおかしくない)
040. まあまあ古いブルーリボンシティとエアロミディの並びもアツかったです☆
しかし……ここで普段使っている標準ズームレンズが不調に (号泣)。標準マクロレンズを持参しており助かりました……。
なお、帰宅後にレンズの接点を1200番のサンドペーパーで軽く磨いたところ復活しホッ。完全電子接点のレンズの場合、接点表面が長い時間をかけてうっすら化学変化するため、こういう不調になりやすいということで……(爆汗)。
しかし……ここで普段使っている標準ズームレンズが不調に (号泣)。標準マクロレンズを持参しており助かりました……。
なお、帰宅後にレンズの接点を1200番のサンドペーパーで軽く磨いたところ復活しホッ。完全電子接点のレンズの場合、接点表面が長い時間をかけてうっすら化学変化するため、こういう不調になりやすいということで……(爆汗)。
050. 藤枝大手界隈は、江戸時代には城下町&宿場町&集散地として隆盛を極めたそうですが、東海道線がここを通らず、大崩海岸を克服して用宗・焼津を通ることになった結果、徐々に没落……。この界隈の関係者が中心となって、藤枝大手=藤枝駅=相良を結ぶ藤相鉄道が開通し、岡部経由で静岡直通を果たそうとするも、昭和恐慌で挫折。そして藤相鉄道改め静鉄駿遠線も、簡素なレールが豪華な道路に叶うはずもなく約半世紀前に廃止。そしてロードサイドの発達で更なる商店街没落……。街道を歩いていると、そんな栄枯盛衰のことを考えてしまいます。
059. 青木交差点にて藤枝駅方面を望む。
当初の計画では、藤枝駅までの日帰りとする案、または目の前のルートインに泊まり金谷までとする案がありました。しかし、島田まで頑張って歩けば、翌日小夜の中山を越えて掛川まで行けると考えて今回のプランに。しかし……ここから島田まで向かい風が余りにも強く、既に疲れた身には最高に酷でした (苦笑
当初の計画では、藤枝駅までの日帰りとする案、または目の前のルートインに泊まり金谷までとする案がありました。しかし、島田まで頑張って歩けば、翌日小夜の中山を越えて掛川まで行けると考えて今回のプランに。しかし……ここから島田まで向かい風が余りにも強く、既に疲れた身には最高に酷でした (苦笑
067. 大井神社を中心に催される「島田帯祭」は「日本三大奇祭」の一つだそうですが、「日本三大奇祭」っていっぱいないっすかねぇ……(^^; 諏訪の御柱祭は間違いなく入選でしょうけど。
072. 川会所。大井川を渡ろうとする人は、ここで川札(=切符)を購入し、順番待ちの川越人夫に渡すというシステムだったとか。
川札の値段は水深による変動制で、48〜94文 (今の貨幣価値で1,440〜2,820円)。
川札の値段は水深による変動制で、48〜94文 (今の貨幣価値で1,440〜2,820円)。
074. 島田側の川越地点から東海道線の電車を遠望!
高い川越料を払わず、増水による川止めもなく、お手軽な運賃の鉄道であっという間に大井川を越えられるようになったのは、当時どれほど画期的な革命だったのか……としみじみ。
高い川越料を払わず、増水による川止めもなく、お手軽な運賃の鉄道であっという間に大井川を越えられるようになったのは、当時どれほど画期的な革命だったのか……としみじみ。
076. 上流でいろいろ水を取っているため、往時に比べれば水量はグッと少ないはずですが、それでも深いところは深く、流れは速い。そこを胸まで浸かりながら日々往復していた川越人夫は、どれだけ屈強だったのか……。
080. 金谷の街に入る手前でちょこっと街道から外れます。宅円庵にある「日本左衛門首塚」。
日本左衛門は所謂義賊で、ついにお縄となって首が掛川で晒されたものの、彼を慕う人が秘かにこの地に移して丁寧に埋め首塚としたのだとか。
日本左衛門は所謂義賊で、ついにお縄となって首が掛川で晒されたものの、彼を慕う人が秘かにこの地に移して丁寧に埋め首塚としたのだとか。
082. 赤帯のない元東急7200系のダイヤモンド顔にハァハァ!
なお大井川鐵道は水害のため家山から千頭まで普通となっており、普通電車は通常、1両編成で走ることが可能な元東急7200系が重宝されているようです。
なお大井川鐵道は水害のため家山から千頭まで普通となっており、普通電車は通常、1両編成で走ることが可能な元東急7200系が重宝されているようです。
085. 新金谷駅周辺で1時間20分も長居してしまいましたので、10時に再び出発。大代川を渡る際、新茶の若芽色に染まった牧ノ原台地を望む。あの上に登るための急登が待っています (汗
093. かつて駿河・遠江の国取りのために武田が築き、徳川が後に奪った諏訪原城 (天下泰平の到来で廃城→近年再整備) のすぐ脇を通りますので、ついでに寄り道。入口あたりの新緑が最高に鮮やかでした。
104. (左) バイパスの下をくぐる「新・青木坂」が設けられています。
(中) 本来の青木坂に合流したところで、廃道区間を眺める。
(右) まだヤマレコMapの2万5000分の1地図には反映されていませんが、こんな感じで進むことが出来ます。
(中) 本来の青木坂に合流したところで、廃道区間を眺める。
(右) まだヤマレコMapの2万5000分の1地図には反映されていませんが、こんな感じで進むことが出来ます。
105. 青木坂は超!心臓破りの激坂で、これまでの五街道歩きの経験の中では、塩尻峠を超える最凶クラスだと痛感 w とはいえ、萌え萌え色の茶畑の眺めはとても良く、テンポ良く登って行きます。
111. 久延寺から少し進んだところに、かつての茶屋「扇屋」があり、今では週末のみ、小夜の中山越えの名物だったという飴玉と、すぐそばの製茶工場の茶葉を売っています。天皇杯受賞の工場とのことで、摘みたて新茶 (1,200円) をお土産に購入☆
116. 時折こんな森の道も。
そして気がつきました……。小夜の中山の道と、奥州街道の「奥の中山」(岩手県北部、御堂=小繋)の道が、植生こそ違えど非常によく似ていることに!
昔、多くの旅人が小夜の中山越えに苦しみながらも、この景色を楽しみ歌に詠んだからこそ、似たような地形のみちのくの道を「奥の中山」と名づけたのでしょう!!
※ちなみに、松尾芭蕉『奥の細道』の中山越えは出羽街道です。
そして気がつきました……。小夜の中山の道と、奥州街道の「奥の中山」(岩手県北部、御堂=小繋)の道が、植生こそ違えど非常によく似ていることに!
昔、多くの旅人が小夜の中山越えに苦しみながらも、この景色を楽しみ歌に詠んだからこそ、似たような地形のみちのくの道を「奥の中山」と名づけたのでしょう!!
※ちなみに、松尾芭蕉『奥の細道』の中山越えは出羽街道です。
128. もう本当にバテバテになりつつ、掛川への旧道入口にあたる本村橋交差点を左に入ります。
すると間もなく、コカコーラを売る自販機あり!
そこでグイッと飲み干してヤル気急回復!!!
すると間もなく、コカコーラを売る自販機あり!
そこでグイッと飲み干してヤル気急回復!!!
129. 逆川の葛川橋を渡ったところで、2時間に1本、日坂と掛川の間を走るバスに抜かれました。(歩いている目の前のバス停にて、他の客を拾うために停まってくれましたので、ちょこっとダッシュしてパチリ)
135. 新幹線こだまと新横浜線を乗り継ぎ、たったの2時間ちょいで神奈川県央の自宅に帰りました。新横浜線マジック、マジ速い!
というかその前に……59km少々、2日かけて歩いた静岡=掛川間を、新幹線は僅か13分で走って内心吃驚でした www
というかその前に……59km少々、2日かけて歩いた静岡=掛川間を、新幹線は僅か13分で走って内心吃驚でした www
感想
これまで五街道歩きは中山道・甲州街道・日光街道・奥州街道を優先させ、ふつうの街道ウォーカーが入門とするはずの東海道はむしろ後回しのシメとしてとっておいたのですが、奥州街道のゴールが迫る中、そのための体力作りを兼ねて東海道を先へ進めようか……と思い、たまたま空いていた2日間が天気良しとなりましたので、前日に宿を予約して、東海道歩きのハイライトが続く府中 (静岡)=掛川間を歩いて参りました。
この区間、歩くのであれば新茶の緑が眩しい季節にしたいと思っていましたので、そのことも考慮しての決行となりましたが、前日に超気まぐれで行くと決めた割には最高に充実した道中となり、大満足です。昨年の秋、多忙による脚力低下でやらかしてしまった左脚の不調がまだ完全には回復しきっておらず、凄まじい向かい風や疲労の中でバテバテになるといった課題もありましたが……終わり良ければ全て良しです。
ともあれ、今までは気合を入れず気まぐれでちまちまと日帰りで歩いていた東海道も、いよいよ静岡以遠になると気合を抜いて気まぐれで、という感じでもなくなり、むしろ五街道完歩を視野に入れて前進ということになりそうですが、やっぱ天下の東海道、車がとにかく多いのは閉口ですね。一日の歩行距離は短めにして、その代わりに観光や撮り鉄の比重を増やしながら、何とか楽しく歩いて行きたいものです。
というわけで、街道ロングウォーク・レコではございますが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m
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