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Yamareco

記録ID: 539074
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

秋田駒ヶ岳から乳頭山へ縦走

2009年09月05日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
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GPS
--:--
距離
16.8km
登り
936m
下り
1,469m
天候 早朝は晴天も
昼間はガスったり晴れたりを繰り返す
夕刻前に再度晴れ渡る
過去天気図(気象庁) 2009年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【駐車場】 規制期間に注意です!

繁忙期(6〜10月の土日など 詳細は調べてください)は、
8合目駐車場にクルマで入れません。
たざわ湖スキー場より少し上がったところにある
「アルパこまくさ」という温泉施設に非常に広い無料の駐車場があります。
そこからシャトルバスに乗って8合目登山口に向かいました。

規制期間やシャトルバス時刻表は各自で調べてください。
コース状況/
危険箇所等
登山コースに危険箇所はありませんでした。(たしか・・・)

秋田駒ヶ岳の中心、
男女岳、男岳、女岳あたりは人が多いですが、
乳頭山への縦走路に着くと、これまた、まぁ人がいない。
道中ですれ違ったのは女性3人組のみ!

縦走路は相当寂しいと思っておいた方がよいです。
とても素晴らしい縦走路なんですが・・・
その他周辺情報 近隣には天下に名高い乳頭温泉郷をはじめ、
水沢温泉郷、田沢湖高原温泉郷など
ひなびた施設から小ぎれいなところまで選び放題です。

私的には近隣の温泉施設は大方、制圧済でしたので、
今回はクルマを停めた「アルパこまくさ」に入りました。
新しめの施設でキレイでしたがしっかり掛け流しの優良施設でした。
オススメできます。
八合目口への
シャトルバス時刻表
しっかり調べて臨む
八合目口への
シャトルバス時刻表
しっかり調べて臨む
アルパこまくさ駐車場
無料! 広い!
アルパこまくさ駐車場
無料! 広い!
眼下に田沢湖が輝く
眼下に田沢湖が輝く
シャトルバス
07:00am
シャトルバス
07:00am
片道600円なり
8合目駐車場
今日は自家用車の入場規制
8合目駐車場
今日は自家用車の入場規制
八合目避難小屋
空は青いです
八合目避難小屋
空は青いです
どこのピークでしょうか?
思い出せません
どこのピークでしょうか?
思い出せません
水場もあります
高度を上げ
笹森山、湯森山方面を仰ぐ
高度を上げ
笹森山、湯森山方面を仰ぐ
八合目避難小屋
規制が無ければ
普通車50台くらいいけそう
八合目避難小屋
規制が無ければ
普通車50台くらいいけそう
up to the sky
片倉岳展望所
ほんとは展望良いそうですが
片倉岳展望所
ほんとは展望良いそうですが
ガスってきました
ガスってきました
無骨な感じのバッタが
多く見られました
跳躍力抜群です
無骨な感じのバッタが
多く見られました
跳躍力抜群です
阿弥陀池が見えてきました
整備された木道を進みます
阿弥陀池が見えてきました
整備された木道を進みます
ぽってりと男女岳
ぽってりと男女岳
阿弥陀池の手前で
右に折れる
阿弥陀池の手前で
右に折れる
男岳への走路
ガスる阿弥陀池
男岳へ向かう
阿弥陀池をふり返る
阿弥陀池をふり返る
男岳山頂
1623m
ふり返ると阿弥陀池
ふり返ると阿弥陀池
阿弥陀池まで戻ってきた
阿弥陀池まで戻ってきた
目指すは男女岳
こちらは青天が広がる
目指すは男女岳
こちらは青天が広がる
阿弥陀池の左を抜けます
阿弥陀池の左を抜けます
ふり返ると男岳
再び青天の様子
ふり返ると男岳
再び青天の様子
ふり返ると男岳
再び青天の様子 2
ふり返ると男岳
再び青天の様子 2
坂の上の雲
ジグザグと高度を上げます
たいへん気持ちの良い道
ジグザグと高度を上げます
たいへん気持ちの良い道
秋田駒ヶ岳最高峰
男女岳
1637m
秋田駒ヶ岳最高峰
男女岳
1637m
阿弥陀池
周りがガスって鉛色
阿弥陀池
周りがガスって鉛色
阿弥陀池避難小屋を見つつ
下ります
阿弥陀池避難小屋を見つつ
下ります
阿弥陀池避難小屋まできた
阿弥陀池避難小屋まできた
ふり返ると青天に映える
男女岳
ふり返ると青天に映える
男女岳
今度は蒼い阿弥陀池
まさに空の鏡
今度は蒼い阿弥陀池
まさに空の鏡
塩分補給
新しくキレイな
阿弥陀池避難小屋
新しくキレイな
阿弥陀池避難小屋
りりしい!
横岳方面に上がりました
ふり返ると男女岳と阿弥陀池
横岳方面に上がりました
ふり返ると男女岳と阿弥陀池
横岳山頂広場
横岳
標高??
ここからが本ルートの
メインディッシュか!?
湯森山方面を目指す
ここからが本ルートの
メインディッシュか!?
湯森山方面を目指す
たいへんよく整備されています。
しかし、誰も歩いてません・・・
たいへんよく整備されています。
しかし、誰も歩いてません・・・
ふり返ると男女岳
左奧は男岳でしょうか
ふり返ると男女岳
左奧は男岳でしょうか
焼森山頂広場
広いです
誰もいません・・・
焼森山頂広場
広いです
誰もいません・・・
さらに湯森山を目指します
極上の縦走路
そして誰もいません・・・
さらに湯森山を目指します
極上の縦走路
そして誰もいません・・・
焼森分岐
遠くに見えるのが乳頭山?
遠すぎね?
焼森分岐
遠くに見えるのが乳頭山?
遠すぎね?
再び縦走路
小刻みなアップダウン
再び縦走路
小刻みなアップダウン
湯森山に着いた
ふり返ると秋田駒が
だいぶん遠くになった
ふり返ると秋田駒が
だいぶん遠くになった
縦走路で唯一出会った
女性3人組
久々に人に会った・・・
縦走路で唯一出会った
女性3人組
久々に人に会った・・・
にしても極上だ・・
にしても極上だ・・
熊見平・・・
単独行には
なんともイヤな響きだ(苦
熊見平・・・
単独行には
なんともイヤな響きだ(苦
極上です
独り占めです
極上です
独り占めです
正面になだらかな笊森山
正面になだらかな笊森山
ふり返ると雲に包まれた
秋田駒ヶ岳の峰々
ふり返ると雲に包まれた
秋田駒ヶ岳の峰々
天に向かって
近くて遠い
笊森山
近くて遠い
笊森山
一応踏み跡はある・・・
一応踏み跡はある・・・
笊森山

山というより丘のよう
笊森山

山というより丘のよう
いよいよ最終目標の
乳頭山が正面にドンと鎮座
いよいよ最終目標の
乳頭山が正面にドンと鎮座
ふり返ると秋田駒ヶ岳が遠い
我ながらよく歩いてきた
ふり返ると秋田駒ヶ岳が遠い
我ながらよく歩いてきた
千沼ヶ原方面に下る
単独で寂しすぎるので
立ち寄らず、脇を素通り
千沼ヶ原方面に下る
単独で寂しすぎるので
立ち寄らず、脇を素通り
贅沢です
左奧に乳頭山
美しい縦走路がまだまだ続く
左奧に乳頭山
美しい縦走路がまだまだ続く
荒々しい乳頭山
縦走路脇には
いたるところに池塘群
縦走路脇には
いたるところに池塘群
望遠で撮った乳頭山頂
人がいる・・・(泣き
望遠で撮った乳頭山頂
人がいる・・・(泣き
乳頭
よく言ったもんだ
乳頭
よく言ったもんだ
乳頭山頂
1477.5m
日本三百名山
乳頭山頂
1477.5m
日本三百名山
今日歩いてきたすべてが見えた!
大パノラマ!
右奧には田沢湖も輝く!
今日歩いてきたすべてが見えた!
大パノラマ!
右奧には田沢湖も輝く!
遠くに田沢湖を見つつ
下山路に着きます
遠くに田沢湖を見つつ
下山路に着きます
秋田駒ヶ岳と田沢湖
秋田駒ヶ岳と田沢湖
分岐を右に辿り
田代平山荘を目指す
分岐を右に辿り
田代平山荘を目指す
整備されています
整備されています
田代平山荘
内部もなかなかキレイ
内部もなかなかキレイ
高層湿原を通過
左に折れ孫六温泉へ向かう
蟹場分岐方面から
トレランさんが走ってきた
左に折れ孫六温泉へ向かう
蟹場分岐方面から
トレランさんが走ってきた
田代平分岐
再び遠くに田沢湖が輝く
再び遠くに田沢湖が輝く
左手に秋田駒
樹林帯まで下ってきた
樹林帯まで下ってきた
孫六温泉
ようやく文明と再会・・・
長い行程でした ひと安心
孫六温泉
ようやく文明と再会・・・
長い行程でした ひと安心
県道まで戻りました
県道まで戻りました
大釜温泉
廃小学校を改装したとか
私的にもお気に入りの温泉です
大釜温泉
廃小学校を改装したとか
私的にもお気に入りの温泉です
大釜温泉の奧に
主峰男女岳か
大釜温泉の奧に
主峰男女岳か
当初より予定していた
バスで「アルパこまくさ」に戻る
当初より予定していた
バスで「アルパこまくさ」に戻る
車窓より
妙乃湯 女性に人気な宿です
主浴槽が混浴ですが
車窓より
妙乃湯 女性に人気な宿です
主浴槽が混浴ですが
駐車場「アルパこまくさ」より
夕暮れの田沢湖
駐車場「アルパこまくさ」より
夕暮れの田沢湖
「アルパこまくさ」と
雲のない秋田駒ヶ岳
「アルパこまくさ」と
雲のない秋田駒ヶ岳
「アルパこまくさ」と
雲のない秋田駒ヶ岳 2
「アルパこまくさ」と
雲のない秋田駒ヶ岳 2
靴洗い場もありました
靴洗い場もありました
本日のお風呂
「アルパこまくさ」
硫黄泉をしっかり掛け流しです
本日のお風呂
「アルパこまくさ」
硫黄泉をしっかり掛け流しです
露天風呂より眺める田沢湖
乳頭山から見た景色には
及ぶわけもありません
露天風呂より眺める田沢湖
乳頭山から見た景色には
及ぶわけもありません

装備

備考 乳頭山への縦走路は非常に寂しいので
クマ除け鈴を持っていって良かったです。

感想

山行より5年後の2014年秋に、写真を見返しながら記憶を辿って記入しています。
遠い記憶ですが、写真を見て、あの感動がよみがえってきます。
秋田駒から乳頭山への縦走、たいへん素晴らしいです。
是非ともみなさんにもやっていただきたいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
早朝、暗い時間より自宅を発ち
秋田駒ヶ岳山麓の温泉施設「アルパこまくさ」に駐車しました。
広大な無料駐車場です。
夏山期の交通規制があるため、自家用車は8合目までは入れません。
登山計画される方は必ず規制状況やシャトルバスの時刻表を確認の上臨んでください。
駐車場からは輝く田沢湖が美しいです。


シャトルバスはつづら折りを登り詰め、8合目に着きました。

上層には最高峰の男女岳をはじめとし、男岳、女岳、横岳、小岳と
小高い峰が連なります。

まずは反時計回りに進みます。
高度を上げると八合目小屋が見えます。
途上の片倉岳展望所付近に来るとガスってきました。
いったん高度を下げて、上層の楽園は阿弥陀池に降り立ちました。
整備された気持ちの良い木道を進みます。
種々のピークの中では比較的荒々しい男岳を目指して登ります。
晴れたりガスったりを繰り返す感じでした。
阿弥陀池へ往路を戻り、ぽってりした感じの最高峰は男女岳を目指します。
ジグザグと高度を上げればほどなく最高峰です。
晴れて200名山の一峰制覇です。まだ9:40です。

はじめから決めていたことですが。
乳頭山へ縦走することにしました。

阿弥陀池避難小屋では管理人さんが掃除されてましたが
申し出ると快く小屋内で昼食を摂らせて貰えることに。
「乳頭山へ縦走したいのですが、歩いている人っていますか?」
「あぁ いっぱいいるよ。」
心強いお言葉も頂いたことだし、意を決して乳頭山へ。


が、しかし。。。
その言葉も空しく、横岳を過ぎたあたりで
だーれもいない孤独な山歩きが始まりました。

焼森通過。
極上の縦走路。よく整備されています。
ふり返ると秋田駒ヶ岳。

湯森山を目指して進みますが、
だだっぴろい緑の野の中を進む感じです。
湯森山で唯一の女性3人組と会いました。

ふたたび晴れてきて、まさに雲上の楽園の様子。
その名の通りザルのようにこんもりした
笊森山(ざるもりやま)を目指します。
途中、単独行にはイヤな響きの"熊見平"を通過します。

笊森山まで来ると、やっと正面にドンと乳頭山が姿をあらわしました。
ふり返ると秋田駒ヶ岳がとーーーーーくに見えます。
なかなかの距離を歩いてきました。

まだまだ極上の走路が続きまして、
本来ならば時間もあるし、千沼ヶ原とかも
立ち寄りたいところですが、もうかれこれ、2時間近く人を見ていません。。。
よく「静かな山歩き」みたいな言葉ありますが、
私的にはこわがりなのであまり好きではありません。
またいつの日にか・・・!

さて、目指す乳頭山はなかなかイカツイ山容で。
望遠で山頂を確認すると、人が! 4、5人もいる!(泣
つらつらと登り詰めると。

遠くに秋田駒ヶ岳、さらに右奧に田沢湖が輝き、
そして今日歩いてきた縦走路のすべてが見渡せました!
絶景です! 感動です!

あとは乳頭温泉へ下るだけです。
遠くに秋田駒&田沢湖を見つつ進み、
田代平へ折れてそこから孫六温泉へ。


ーーーーーーーーーーーーーー
今日は約17kmのロングトレイルでした。
秋田駒ヶ岳の男女岳近辺の山を巡るだけでも、
十分楽しめますし、景観も素晴らしいです。
しかし、意欲ある方は是非、乳頭山への縦走をやってみてください。
危険箇所はなく、気持ちよく歩ける極上の縦走路です。

ただ、横岳以降、乳頭温泉にくだるまで、コースタイムで約5.5時間。
なかなか長いので、あまり気軽に歩く人もいないようで
たいへん寂しい山歩きとなりました。


今度は、秋田駒の南方面を巡って
国見温泉にでも下ってみたいですね。

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