烏帽子岩・鬢櫛山:右回り(前週の続き)


- GPS
- 04:55
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 483m
- 下り
- 473m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※全体として当てにできそうな踏み跡はなかった。ピンクテープもあったが数は少なかった。以下、コースをポイント毎に分けて記す。 1.駐車場所〜尾根取付き:舗装道を南下し、鉄でできた橋を渡る。深沢川は遠くから見ている限り、水量もあり徒渉ポイントはなさそうだった。 2.参考記録に従いGPSのコース設定をしていた。それでも正しい尾根を歩いているのか不安があった。それで”谷”の様子を観察したが、間違っていて隣の尾根に移る場合、意外に深くめんどうだと思った。 また、尾根には人手で倒された樹木がそのまま大量に横たわっていた。 3.烏帽子取付き〜鞍部:ロープや鎖などはなかったが、自然の足がかり手がかりはあるので問題は無いと思う。 4.烏帽子岩山頂:烏帽子岩は、岩のかたまりがそこに置いてあるような感じ。取付きから登ると”鞍部”になっていて、そこから上部を見ると縦のひび割れに生えた草や灌木を摑めば登れるのかも知れない。しかし、傾斜は垂直に近く私は登らなかった。 5.鞍部〜岩の尾根:"鞍部"から鬢櫛方向は藪の登りから始まり100mくらいは藪がちで幅の狭い岩尾根が続く。ひたすら北に進めば良いのだが、まっすぐ行くのか、巻いて進むのかなど判断する箇所があった。 6.土の尾根〜鬢櫛山:カーブしているような所で先が見えないが、カーブの突端まですすめばその先が見えてくるので、地図やGPSで方向を確認しながら進めば問題ない。 7.鬢櫛山頂〜県道:山頂からの南西に延びる尾根を降りきるとなだらかになる。直進はできないので右に行くと、うっそうとした道で周りの小枝がうるさい。注意して踏跡を選び県道に出る。 8.県道歩きは、車に注意。 なお、コース設定に当たっては、tora-Zさんの記録(2013年5月11日)を参考にさせて頂いた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
ダウン上
雨具
帽子
靴
ザック/ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
印刷した地形図
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
クマ鈴
|
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感想
榛名湖畔の山をいくつも登るうちに、周辺の山を全部のぼろうと考え始めた。その一つとして、掃部ヶ岳ー居鞍岳ー烏帽子岩ー鬢櫛山を考えたが、一回でそれをやるのは自信が無く、掃部ヶ岳から居鞍岳、烏帽子岩から鬢櫛山(いずれも右回り)と2回に分けて行うことにした。
今回はその2回目である。居鞍岳は歩いてみると踏跡も有り特別難しくはなかった。しかし、今回は尾根の取付きポイントの当たりをつけたり、その尾根道も登山者の形跡がなく倒木が横たわっており、こういう道が初めての私には、新鮮でレベルが高かった。明るく距離が短かいので助かったのが本音だ。
烏帽子岩の取付きポイントはすぐに見つかったしピンクテープもあった。また、烏帽子岩の上部には石祠が祀られているが、烏帽子岩を通過して鬢櫛まで行けるかどうか不安で、烏帽子岩自体をよく見ようという気が起こらなかった。
烏帽子岩の後はまっすぐ鬢櫛山を目指したが、前半の岩々したコースはやぶや滑落の危険がありそうな場所が数カ所あり、コースを見極めが必要だった。
岩々した場所は約100mくらいで、それが終わると土の尾根歩きとなった。やはり踏跡はなく、なぜか「クマが出たらどうしよう」という恐怖感が強くなり、特に惹かれる地形や風景もなかったので、ひたすら鬢櫛山を目指し歩いた。
鬢櫛山山頂で昼食を食べたが、決して賑やかな場所でないのにさっき迄の恐怖心が薄らいだ。鬢櫛山頂は何度か来ているので安心感が勝ったのだろうか。今、考えると、人間の心理とは不合理な面もあるのだなーと改めて思った。
今回、初めて踏み跡がないコースを歩き貴重な体験となった、又、目標としていた掃部ヶ岳〜居鞍岳〜烏帽子岩〜鬢櫛山のコースを一通り埋めることができて非常に良かった。
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