記録ID: 528279
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ハイキング
東海
猿投山
2014年10月12日(日) [日帰り]
愛知県
fujisky
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 649m
- 下り
- 615m
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日帰り
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:50
8:30
30分
八草駅
9:00
9:10
100分
胸形神社
12:20
12:40
70分
赤猿峠
13:50
0:00
100分
猿投山ピーク
15:30
0:00
50分
藪山分岐
16:20
ゴール地点
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
猿投山の一般登山道は東海自然歩道にもなっており、登山者の多いコースである。しかし、今日のコースは近場の公共交通機関を利用して1日7〜8時間かけて歩ける自分で設定したコースで、最初と最後に藪山を入れた自分流の猿投山登山道である。 |
| その他周辺情報 | 帰りのバスが1時間に１本と少ないのが不便である。 |
写真
リニモの八草駅と愛知環状鉄道八草駅のある駅構内から見下ろす今日のコーススタート地点である。下に降りてこの小川沿いを上流に向かって進む。
1
10/12 8:25
リニモの八草駅と愛知環状鉄道八草駅のある駅構内から見下ろす今日のコーススタート地点である。下に降りてこの小川沿いを上流に向かって進む。
八草駅から近いが、田んぼの脇には猪が今朝がた掘り起こした跡がいっぱいある。耕運機で耕したような状態であり、彼らの鼻パワーは相当強力である。
10/12 8:33
八草駅から近いが、田んぼの脇には猪が今朝がた掘り起こした跡がいっぱいある。耕運機で耕したような状態であり、彼らの鼻パワーは相当強力である。
タイヤ跡の中に残された小さなイノシシの足跡。この春生まれた瓜坊と呼ばれる子イノシシである。
大、中、小さまざまな足跡がいっぱい残されており、イノシシ一家が団体で出かけてきた来たようである。
コンクリート柵渠の川に沿う道をしばらく歩くと、左上に神社の鳥居などが見える。右には廃棄物処分場がある。道を渡り、大きな池の周りを巡って参道を神社の方へ進む。
10/12 8:59
コンクリート柵渠の川に沿う道をしばらく歩くと、左上に神社の鳥居などが見える。右には廃棄物処分場がある。道を渡り、大きな池の周りを巡って参道を神社の方へ進む。
胸形神社の立派な社殿である。一般には「宗像神社」と書くところが多いが、この神社は珍しく「胸形神社」とされている。女性が参拝すれば胸の形が良くなるご利益があるかもしれない。
10/12 9:07
胸形神社の立派な社殿である。一般には「宗像神社」と書くところが多いが、この神社は珍しく「胸形神社」とされている。女性が参拝すれば胸の形が良くなるご利益があるかもしれない。
右のアスファルト坂道を上がって来て、神社に参拝し、正面に見えるトイレの左側から藪山に取りつく。
秋の藪道はズボンにくっつくこの草の実に往生する。登山者はこのようにして全国を歩き回って、高山植物の自然生態系を変化させている可能性がある。
2
10/12 9:08
秋の藪道はズボンにくっつくこの草の実に往生する。登山者はこのようにして全国を歩き回って、高山植物の自然生態系を変化させている可能性がある。
この茂みの中央を突破して藪山に踏み込む。公共交通機関を使って出来るだけ早く山に取りつき、1日歩くために探した自分なりのルートである。
10/12 9:11
この茂みの中央を突破して藪山に踏み込む。公共交通機関を使って出来るだけ早く山に取りつき、1日歩くために探した自分なりのルートである。
藪を歩くといつの間にか擦り傷ができていたりする。この程度の傷は覚悟の上であり、ぺろぺろっと舐めておけばそのうちに治る。
猪が皮膚に着いたシラミやダニを掻き落とすためにこすって浮き出した木の根っこ。取りつかれるのは人間も同じで、帰って気が付いたらダニが取りついていた。
10/12 9:32
猪が皮膚に着いたシラミやダニを掻き落とすためにこすって浮き出した木の根っこ。取りつかれるのは人間も同じで、帰って気が付いたらダニが取りついていた。
藪山で一番厄介なのは蜘蛛の巣である。見えにくいので顔にべったりと張り付いて往生する。そこで駄句を一句「小さきが架けし蜘蛛の巣払いつつごめんと言って登る山道」
10/12 9:50
藪山で一番厄介なのは蜘蛛の巣である。見えにくいので顔にべったりと張り付いて往生する。そこで駄句を一句「小さきが架けし蜘蛛の巣払いつつごめんと言って登る山道」
今の時期は花が少ないが、花びらに特徴のある形の綺麗な花が咲いていた。
今年は登山道脇に猪の掘り返した跡が目立つような気がする。ストックで掘り緩めた土に微生物やミミズが繁殖し、それを食べるのかもしれない。あるいは登山者の流した汗の塩分を求めているのかも？
10/12 10:40
今年は登山道脇に猪の掘り返した跡が目立つような気がする。ストックで掘り緩めた土に微生物やミミズが繁殖し、それを食べるのかもしれない。あるいは登山者の流した汗の塩分を求めているのかも？
今日の物見山山頂の気温は14.5℃である。台風が近いのに、終日薄日の射す登山日和であった。
物見山から猿投山に向かう猿投山の北西側には活断層の猿投山北断層があるので、低山の割には急峻な崩壊地が多い。
てくてく歩きであるので、この赤猿峠あたりでちょうど昼飯の時間になる。ここからは猿投山と雲興寺を結ぶ東海自然歩道に合流する。
時々薄日はさすものの、台風が運ぶ南からの湿った気流の流入で大気中には水蒸気が多く、遠方の視界は良くない。
猿投山最高点付近の杉の木に引っ掻き跡のような痕跡がある。イノシシやシカにしては位置が高すぎるから、熊さんの仕業かも？・・・と思わせる誰かのいたずら？
1
10/12 13:49
猿投山最高点付近の杉の木に引っ掻き跡のような痕跡がある。イノシシやシカにしては位置が高すぎるから、熊さんの仕業かも？・・・と思わせる誰かのいたずら？
山頂からは猪の踏み跡をたどって藪を下るが、ここにも新しい赤符があるので誰かが入り始めたようである。
登山道に倒れた倒木を迂回する踏み跡が新しい道に変わりつつある。山道の変化は自分が考えていたよりかなり早いようである。
赤と緑のコントラストが綺麗である。美味しそうに見える実であるが、鳥やリスなどに食べられないような仕掛けがあるのかもしれない。
10/12 14:13
赤と緑のコントラストが綺麗である。美味しそうに見える実であるが、鳥やリスなどに食べられないような仕掛けがあるのかもしれない。
登山道わきのイノシシの肌すり跡。彼らにもちょうど具合の良い形があるようで、いつも決まった場所を繰り返し使っているようである。
10/12 14:51
登山道わきのイノシシの肌すり跡。彼らにもちょうど具合の良い形があるようで、いつも決まった場所を繰り返し使っているようである。
こちらはたまたま使った藪の中のイノシシの肌すり跡で、まだ泥が新しい感じである。
赤い綺麗なキノコである。食べられるかもしれないが、キノコ中毒は怖いので採取はやめる。
こちらは赤いカエルである。藪を歩くと色々な珍しい出会いがある。
下山地点の養殖ため池には一匹何万円もしそうな立派な錦鯉が群れをなして泳いでいる。
下山地点の林道脇に以前から置かれている猪を捕るための箱罠であるが、彼らは賢くてなかなか入らないようである。
自動給餌器の周りに集まった大きな錦鯉の群。決まった時間に餌をもらえるので、給餌時間を知っているのかもしれない。
下山地点から振り返り見る池越しの猿投山。今日も一日遊ばせてもらった。感謝感謝！
下山地点から近いバス停の時刻表。近くに喫茶店でもあると良いが、残念ながらそれがない。1時間に1本しかないので山中で調整しながら下りることになる。
10/12 16:27
下山地点から近いバス停の時刻表。近くに喫茶店でもあると良いが、残念ながらそれがない。1時間に1本しかないので山中で調整しながら下りることになる。
家に帰って、膝のあたりがムズムズして痒いのでズボンをめくったらこの虫がいた。体長は約5�个波羈單�速く動き回る。イノシシなどの獣に着くダニのようである。チリ紙にくるんでしっかり潰したつもりだったが、あとで写真を撮ろうと開けてみたらしぶとく生きていて動き回っていた。
2
10/12 21:05
家に帰って、膝のあたりがムズムズして痒いのでズボンをめくったらこの虫がいた。体長は約5�个波羈單�速く動き回る。イノシシなどの獣に着くダニのようである。チリ紙にくるんでしっかり潰したつもりだったが、あとで写真を撮ろうと開けてみたらしぶとく生きていて動き回っていた。
少々グロテスクであるが、遭遇する機会が少ないと思われるので参考のために載せます。膝の内側に2点、裏側に1点の写真のような噛み跡があり、これが痒みの原因であった。最近は危険なウイルスを持つものもいるようであるが、獣の多い藪山歩きではある程度覚悟した方が良いかもしれない。
1
10/12 21:09
少々グロテスクであるが、遭遇する機会が少ないと思われるので参考のために載せます。膝の内側に2点、裏側に1点の写真のような噛み跡があり、これが痒みの原因であった。最近は危険なウイルスを持つものもいるようであるが、獣の多い藪山歩きではある程度覚悟した方が良いかもしれない。
感想
今日は台風19号が近づいているので、途中で天候が崩れるのを恐れて近場の猿投山にした。しかし、終日薄日の射す良い山日和で、登山者も少なく静かな山歩きを楽しんだ。しかし、家に帰って山ダニ？に噛まれたことを知り、ダニなるものを初めて観察した。体長は5�个曚匹任△襪�、肌に食い込んでしっかり血を吸うと大きく膨れるらしい。人や動物の吐く息の炭酸ガスで検知するのか、あるいは体温（赤外線）で感知するのかもしれない。彼らも少ない機会をうかがって待ち構えているのであろうから、なかなか避けるのは難しい。ウイルスを持つ個体もいるらしいので気を付けたいが、藪歩きでは知らぬ間に取りつかれる。これを気にかけていたら藪山歩きなどできなくなってしまう。出会わないことを願うしかないようである。
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