からたきの峯・比叡ノ山 塩尻市近郊の里山
長野県
kyom4
- GPS
- 04:05
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 764m
- 下り
- 764m
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08：55登山口
10：05古池分岐10：10
10：50からたきの峯山頂11：10
12：35登山口
歩行時間3時間15分
【比叡ノ山】
13：45平出博物館駐車場
14：00比叡ノ山山頂
14：10平出博物館駐車場
歩行時間25分
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
長野自動車道「塩尻IC」降車、国道20号線を木曽方面に向かい 信号「サラダ街道入口」を右折 日本アルプスサラダ街道を道なりに行き 「原口」集落で左折、後は道なりに南下します（約12km） 緩やかな直線道ですが、次第に道は細くなり、遂には林道になります 舗装道で、標識・案内板が整備されています 森林公園の休憩舎を過ぎると、やや登りがきつくなり 二つ目の休憩舎から少し上に、砂利の広い駐車場がありますが まだ先まで車で行け、登山口付近に二台ほど駐車余地があります 【比叡ノ山】 日本アルプスサラダ街道に戻り、県道293号線に入り南下 信号「平出歴史公園」で国道19号線を横切って直進 平出博物館手前の広い駐車場に車を停めさせてもらいました |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【からたきの峯】 登山口は二つあり、第一の登山口は林道ゲート付近の小川の脇、 いきなり雑木林の中の急な登りで、未舗装の林道に出ます 林道を左に行くと、終点の草に覆われた広場に第二の登山口 ここから、カラマツの植林された急斜面を登ります 斜面が緩むと新池で、池というより湿地という感じです 小さな鳥居の神社の横を抜け再び尾根に取り付き、 本日三回目の急坂を終えると古池分岐です 古池分岐から山頂までは緩やかなアップダウンの繰り返しで コメツガ、シラビソの並木道に癒される快適な散歩道 最後に笹の広く刈られた坂を登ると山頂です 登山道、標識共に良く整備されています 危険箇所はありませんが、看板にもある通り 熊の住居地域にお邪魔しますので 熊鈴、ラジオ、笛などを携行した方が良いと思います 【比叡ノ山】 危険箇所はありませんが、標識等はありません 平出博物館駐車場にある案内板を参考にして、登山道を確認しました |
写真
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そんな予感がして、今日は一番大きな熊鈴を持って来ました。熊さん、出てこないでね！
道が自然に還るのも時間の問題かと思います。ハト峰を思い出してしまいました。
時折、頭上を飛ぶヘリの音がします。今日も御嶽の捜索で行き来する自衛隊のヘリでしょう。
栂峰で覚えたコメツガとシラビソの見分け方の復習です
汗をかいて冷えた身体には日向ぼっこに丁度良い山頂でした
「からたきの峯」標識の方向が、やはり反対なのではないでしょうか？こちらからも林道経由で行けるのでしょうか？
平出博物館駐車場に車を止めさせてもらい、比叡ノ山に向け出発。この案内板が参考になりました。
感想
台風一過、最高の天気が期待できそうだと前夜はわくわく、
ところが、起きてみると体調が思わしくなく
一時間程愚図愚図、いつも通りの遅い出発になってしまいました。
松本付近で高速から見えるはずの山々も雲の中で、
本当にこれから晴れるの？と疑問を抱くほど。
それでも、出かけてきたからには初志貫徹の積りなのですが。
今回の二つの山はいずれ劣らぬ超超マイナーな山。
山名からして全然知りませんでしたが、
「からたきの峯」は信州の日帰りの山のガイドブックで知り、
「比叡ノ山」は、以前誰かが話していたのが不意に浮かび
ついでに登ろうと思いつきました。
なかなか、晴れてこない空にやきもきしながら高速を降りると
次第に青空が現れてきました。
「サラダ街道」などというのは、何の事かと走っていると
正に収穫寸前の青々としたレタス畑の広がりに、納得です。
マヨネーズを持って道草したいくらいです。
道は緩やかに谷間を行き、やがて一車線の林道になる頃には
「からたきの峯」の標識も建っていて、緑豊かな森林公園の中にいました。
公園は良く整備されていて、麓の入口付近に休憩舎があります
登山口のすぐ下にもトイレ付きの二つ目の休憩舎があり、
またのんびり来てみたくなります。
麓では広葉樹林、次にカラマツの植林帯、尾根に出ると針葉樹林帯と
次々に変化する森林の様子が実に素晴らしくて
様々な木々を眺める事に飽きずに歩きました。
こんな素晴らしい山歩きの楽しめる山が。あまり人に知られないのは
静かで良いものの、ちょっと惜しい気もします。
地元の方々の思い入れもあるのでしょうか、公園だけでなく
登山道、標識もとても良く整備されていて、お薦めしたくなる山です。
「比叡ノ山」は、一瞬比叡山のもじりかと思いましたが、
平出古墳の近くにある、独立したとても小さな可愛らしい山です。
全体を松林に覆われているので眺望も全くなく、山頂標識もありません。
30分程度で往復でき、付近にお住まいの方の手軽な散歩道のようです。
山を下って、ブドウ畑越しに見えた穂高はすでに霞んでいて残念でしたが
毎日この景色を眺めていれば、絶景の日もあるはず、
違った角度から、北アルプスの山並みを眺めている方々を
ちょっぴり羨ましく思いながら塩尻市を後にしました。
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