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Yamareco

記録ID: 5209644
全員に公開
雪山ハイキング
中国山地西部

三遍目の三瓶山☆望外の霧氷の頂へ

2023年02月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:46
距離
10.3km
登り
1,005m
下り
985m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:56
休憩
0:47
合計
5:43
距離 10.3km 登り 1,005m 下り 1,005m
6:15
16
6:31
6:32
40
7:12
3
7:15
7:17
15
7:32
7:34
2
7:36
7:37
21
7:58
19
8:17
8:33
1
8:34
28
9:02
9:07
13
9:20
9:31
10
9:41
10
9:51
9:52
31
10:23
10:24
3
10:27
10:33
22
10:55
10:56
47
11:57
1
11:58
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西の原登山口駐車場に
コース状況/
危険箇所等
女三瓶山〜男三瓶山の間は積雪時は滑落の危険性のあるトラバース箇所あり、安易にここを辿ることはお薦めできない(詳細は感想にて)
※以下のにっしーさんのレコもご参照を
早朝の西の原より
男三瓶山(左)と子三瓶山(右)のシルエット
2023年02月25日 06:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/25 6:23
早朝の西の原より
男三瓶山(左)と子三瓶山(右)のシルエット
赤雁山より
2023年02月25日 07:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 7:19
赤雁山より
子三瓶山へ
2023年02月25日 07:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 7:20
子三瓶山へ
赤雁山の爽快な笹原の稜線を振り返る
2023年02月25日 07:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/25 7:23
赤雁山の爽快な笹原の稜線を振り返る
子三瓶山より
2023年02月25日 07:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 7:37
子三瓶山より
子三瓶山山頂
ここはかなりの強風
2023年02月25日 07:38撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/25 7:38
子三瓶山山頂
ここはかなりの強風
朝日が雲の中から
2023年02月25日 07:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/25 7:40
朝日が雲の中から
孫三瓶山との間の風越に
この急下降が意外と難儀
2023年02月25日 07:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 7:43
孫三瓶山との間の風越に
この急下降が意外と難儀
無事、風越に下降
2023年02月25日 08:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/25 8:00
無事、風越に下降
子三瓶山を振り返る
2023年02月25日 08:01撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 8:01
子三瓶山を振り返る
室ノ内へ
先ほどの子三瓶山での強風が嘘のようにここは風がない
2023年02月25日 08:09撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/25 8:09
室ノ内へ
先ほどの子三瓶山での強風が嘘のようにここは風がない
あたりに生える低木はほとんが柏の樹
2023年02月25日 08:17撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 8:17
あたりに生える低木はほとんが柏の樹
柏の葉についているのは虫こぶ?
2023年02月25日 08:21撮影 by  iPhone 6s, Apple
3
2/25 8:21
柏の葉についているのは虫こぶ?
室内池に向かって
2023年02月25日 08:18撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/25 8:18
室内池に向かって
池のほとりに
正面の女三瓶山から雲がとれる
2023年02月25日 08:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/25 8:23
池のほとりに
正面の女三瓶山から雲がとれる
池のほとりで行動食でモーニング
2023年02月25日 08:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 8:37
池のほとりで行動食でモーニング
子三瓶山を振り返る
2023年02月25日 08:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 8:39
子三瓶山を振り返る
林の中には奇妙な隆起
2023年02月25日 08:40撮影 by  iPhone 6s, Apple
2
2/25 8:40
林の中には奇妙な隆起
女三瓶山より
朝陽を浴びる子三瓶山(右)と孫三瓶山(左)
2023年02月25日 09:28撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5
2/25 9:28
女三瓶山より
朝陽を浴びる子三瓶山(右)と孫三瓶山(左)
女三瓶山山頂
2023年02月25日 09:30撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/25 9:30
女三瓶山山頂
ついに男三瓶山の雲の中から姿を見せる
山頂部には霧氷がびっしり
2023年02月25日 09:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/25 9:32
ついに男三瓶山の雲の中から姿を見せる
山頂部には霧氷がびっしり
女三瓶山より東の原のスキー場を見下ろして
2023年02月25日 09:33撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/25 9:33
女三瓶山より東の原のスキー場を見下ろして
いざ男三瓶山に
2023年02月25日 09:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 9:40
いざ男三瓶山に
急峻な岩場を登る
2023年02月25日 09:44撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/25 9:44
急峻な岩場を登る
ユートピアと呼ばれる平坦な稜線に
2023年02月25日 09:59撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/25 9:59
ユートピアと呼ばれる平坦な稜線に
霧氷越しに子三瓶山と孫三瓶山
2023年02月25日 10:02撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/25 10:02
霧氷越しに子三瓶山と孫三瓶山
いよいよ霧氷の樹林に
2023年02月25日 10:03撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/25 10:03
いよいよ霧氷の樹林に
霧氷
2023年02月25日 10:10撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/25 10:10
霧氷
女三瓶山を振り返る
2023年02月25日 10:11撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/25 10:11
女三瓶山を振り返る
雲の中から陽が出てきた
2023年02月25日 10:12撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/25 10:12
雲の中から陽が出てきた
陽光に輝く霧氷
2023年02月25日 10:12撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
4
2/25 10:12
陽光に輝く霧氷
男三瓶山山頂直下のトラバース
2023年02月25日 10:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
2/25 10:20
男三瓶山山頂直下のトラバース
2023年02月25日 10:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/25 10:21
なだらかな山頂台地に飛び出す
その一角には瀟洒な避難小屋
2023年02月25日 10:30撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/25 10:30
なだらかな山頂台地に飛び出す
その一角には瀟洒な避難小屋
山頂台地に
2023年02月25日 10:30撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
2/25 10:30
山頂台地に
山頂で居合わせた若者達に撮って頂いた
2023年02月25日 10:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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2/25 10:32
山頂で居合わせた若者達に撮って頂いた
2023年02月25日 10:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 10:43
女三瓶山
2023年02月25日 10:44撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/25 10:44
女三瓶山
山頂の南端より
子三瓶山と孫三瓶山を見下ろして
2023年02月25日 10:44撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/25 10:44
山頂の南端より
子三瓶山と孫三瓶山を見下ろして
西の原を見下ろして
2023年02月25日 10:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2/25 10:48
西の原を見下ろして
急速に晴れ空が広がり、山頂の霧氷が輝き出す
2023年02月25日 10:53撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/25 10:53
急速に晴れ空が広がり、山頂の霧氷が輝き出す
西の原に向かって
2023年02月25日 10:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/25 10:58
西の原に向かって
好展望を眺めながらダイナミックに下降してゆく
2023年02月25日 11:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/25 11:00
好展望を眺めながらダイナミックに下降してゆく
下降の尾根
2023年02月25日 11:04撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
2/25 11:04
下降の尾根
西斜面の落葉松林をジグザグに降って
2023年02月25日 11:30撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
2/25 11:30
西斜面の落葉松林をジグザグに降って
再び西の原より
男三瓶山(左)と子三瓶山(右)を振り返る
2023年02月25日 12:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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2/25 12:00
再び西の原より
男三瓶山(左)と子三瓶山(右)を振り返る
この日の夜は松江の名店「川京」へ
2023年02月25日 18:41撮影 by  iPhone 6s, Apple
4
2/25 18:41
この日の夜は松江の名店「川京」へ
白魚の刺身
一般的な白魚はハゼ科であるのに対して宍道湖のものはサケ科らしい
2023年02月25日 18:56撮影 by  iPhone 6s, Apple
6
2/25 18:56
白魚の刺身
一般的な白魚はハゼ科であるのに対して宍道湖のものはサケ科らしい
おたすけしじみと
2023年02月25日 19:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
7
2/25 19:10
おたすけしじみと
名物料理 うなぎのたたき
2023年02月25日 19:35撮影 by  iPhone 6s, Apple
8
2/25 19:35
名物料理 うなぎのたたき

感想

三瓶山は出雲と石見の国境に位置し、東の大山と並んで古くから信仰の対象の山だったらしい。古くは佐比賣(さひめ)山と呼ばれ、出雲の国造りに際して日本海の対岸から土地を寄せるための縄をこの山に杭を打って固定したという伝説が出雲風土記に記されているとのことだ。三瓶山という山名はこの佐比賣山に由来することはいうまでもない。

前日に大万木山から山麓にある三瓶温泉に移動する。女夫松(めおとまつ)登山口のすぐ近くにある国民宿舎のさんべ荘が泊まりたかったのだが、なぜかこの日は全く予約をとることが出来ず、近くのさひめの荘に泊まることにした。なんと翌日から藤井聡太王将と羽生善治九段の王将戦がここで行われるためのようだ。さんべ荘の近くを通りがかると二人の名前が記された幟が多く立てられている。

三瓶山は三遍目だ。最初は五年前の風薫る5月、二回目は丁度、コロナ禍が始まる前、三年前のほぼ同じ時期だった。前回の山行時にもこの時期にしては非常に雪が少なかったのだが、それにも増して山麓から見上げる今回の三瓶山には雪がないように思える。

当初、女夫松から三瓶山のピークを周回することを考えていたが、男三瓶山の南斜面の急下降を避けるの周回コースが短くなることを考えて西の原からアプローチすることにする。早朝に起き出して宿の外に出るとチラホラと雪が降り始めた。西の原の登山口にから歩き始めると男三瓶山と子三瓶山のシルエットが東雲の空を背景に朧げに浮かび上がる。

山麓の草原地帯を緩やかに登り、男三瓶山への登山道と分岐を過ぎると扇谷へと入ってゆく。谷には水が全く流れていない。山全体が火山岩で出来ているせいもあるかもしれないが、この谷は侵食によって出来たものではなく、二つの溶岩ドームの形成に伴って出来た谷だからだろう。谷を緩やかに登るうちに雪は降り止んで、空が明るくなってくる。

男三瓶山と子三瓶山の鞍部にたどり着くと男三瓶山、女三瓶山はすっかり雲に覆われている。まずは赤雁山の笹原の爽快な稜線を辿って子三瓶山に向かう。子三瓶山も丁度、雲の下端なのだろう。山頂にたどり着くと周囲の景色がガスに霞む。山頂の上はかなりの強風だ。早々に風越に向かって下降することにする。

子三瓶山からの下降は普段はさほど難しいことはないのだろうが、うっすらと薄雪が積もった状態では岩が滑りやすいので、足場を選びながら慎重に下降する。降っていくうちに女三瓶山が雲の中から姿を見せる。相変わらず男三瓶山はすっかり雲の中ではあるが、先ほどから雲は明らかに上昇傾向のようだ。室ノ内を横断している間に男三瓶山にかかる雲も取れてくれることを期待したいところだ。

無事、風越に室ノ内と呼ばれる古い火口に降ると、先ほどの子三瓶山の山頂における強風が嘘のように風がない。同時に途端に積雪が現れる。ほとんど使用する可能性はないかと思われたが、折角携行してきたスノーシューをここで装着する。そういえば前回の山行においてもこの室ノ内だけは役に立ったことを思い出す。雪の下は笹原が広がっている箇所が多いのでスノーシューがなければ大きく踏み抜く可能性が高いだろう。
鳥地獄と呼ばれる雪原に出る。ここは二酸化炭素の濃度が高く、そのために鳥が落ちることがあるというが、そのために登山者が遭難したという話は聞かない。雪原の中には多くの低木が生えているが、悉く柏の樹だ。葉が褐色に変色したまま落葉してないものが多い。

室内池はほとんど凍っていた。この池は訪れるたびに神秘的な雰囲気が感じられるところであり、池面が凍っていても特異な雰囲気がある。静かな池のほとりでコーヒーと行動食で一息つく。

室内池を過ぎると室ノ内の北側は高木の自然林が広がる。九十九折りに東側斜面を登って鞍部に到着する。鞍部からは正面に子三瓶山が見える。家内は「プリンをひっくり返したようだ」というが確かにそのような形状に見える。

女三瓶山にかけては南斜面のせいか全く雪がない。整備された石畳の道を九十九折りに登り、山頂に到達すると他のピークが一気に視界に飛び込む。男三瓶山の先ほどまで雲に覆われていたあたりは霧氷がびっしりとついている。雲がかかっていた早朝からのわずか数時間の間にこれだけの霧氷が発達したのだろうか。

山頂にはわずかに雲がかかっていたが、眺めているうちに急速に雲が上がり山頂が姿を見せる。これから山頂にかけてあの霧氷の尾根を辿るのかと思うと快哉を叫びたくなる。山頂の南東にはスキー場を擁する山は琴引山と、その左手に昨日登った大万木山が見えている。

女三瓶山から男三瓶山にかけての尾根は最初に訪れた2018年の直前に鳥取県西部の地震で登山道の損傷が生じ通行止めになっていたが、3年前の4月に通行止めが解除される。それは前回訪れた直後のことだった。今回こそ、この女三瓶山から男三瓶山にかけての吊尾根を歩きたいものだと思っていた。

小さな鞍部を過ぎると尾根はすぐにも好展望のパノラマが広がるようになる。霧氷の樹林に入ると、まもなく急峻な登りが現れる。犬戻しと呼ばれるところだろう。登るにつれて周囲の霧氷はますます発達してゆく。山頂が近づくにつれて足元の雪が急に増える。雪の上には数日前のものと思われるツボ足のトレースが残っている。雪は十分に締まっているが、むしろクラストしているところがあり、急斜面では慎重に足場を確認しながら登る。

核心部は山頂部直下のトラバースだろう。スノーシューを履くことなく通過するが、ツボ足でもここはチェーンスパイクやアイゼンがあった方がいいだろう。あるいは藪を漕いで尾根芯を進む方が良かったのかもしれない。トラバースを終了すると途端に広々とした山頂台地の一角に飛び出した。

山頂は高木が一切見当たらないのは荒天時の風衝のためだろうか。すぐにも瀟洒な避難小屋が目に入る。山頂には数名の登山者がいる。山頂には数名の若者達のパーティーがおられ、記念撮影を頼まれるので、我々も写真を撮って頂いた。

山頂台地の南の端を訪れるとここからも他のピークが一望のもとだ。子三瓶山や孫三瓶山は笹原の広がる斜面とわずかに残る雪のコントラストが美しい。左に目を向けると日本海の長い直線的な海岸線が目に入る。

下山は眼下に西の原の広い牧草地、正面には大江高山をはじめとする石見銀山の周辺の山並を眺めながら樹木のない草原の尾根をダイナミックに下降してゆく。正面の空にはますます青空が広がってゆくのだった。

西の原の駐車場には数多くの車が停められているのが目に入る。足元の登山道には一人分の踏み跡しか見当たらない。落葉松の樹林を九十九折りに下るようになると、二組の登山者とすれ違う。男女の一組にはすれ違い様に「山の上には雪がありますか?」と聞かれるので「山頂部に少し」とお答えすると「大分、雪が融けたんやなぁー」と仰って登っていかれた。

西の原に降りて再び三瓶山を見上げると山の上の方には霧氷はほとんど見当たらなくなっていた。駐車場に戻ると「シャトルバス乗り場」との案内がある。どうやらここに駐車されている人のほとんどは王将戦の大盤解説会場を訪れるのが目的のようだ。そういえば、前回の登山でここから登った時には駐車場にはほとんど車がなかったことを思い出す。

雪は少なかったものの好展望に加えて望外の霧氷を堪能することが出来た山行であった。容易には再訪できないところではあるが、機会があれば何遍でも訪れたい山だが、次回はあの避難小屋に泊まってみたいものだと思う。下山後、200名山の一つであることを知るのだった。

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訪問者数:280人

コメント

三瓶山お疲れさまでした。
三瓶山は田中陽気氏のグレートトラバースで知ったのですが、あの樹木のない嫋やかな尾根の起伏は妖艶な女性のうなじのようで歩いてみたくなったのです

そんな時に山猫さんのレコに触発されて登ったのは3年前、都市では丁度コロナが流行り始めていたころでした。今でも鮮烈に覚えています。
藤井壮太の王将戦があって宿が満室とのこと、私の時はコロナを避けての行楽客で国民宿舎もさひめ野も満室で車中泊しました。

当時は島根県西部地震の影響で女三瓶から男三瓶稜線は通行禁止でした。今回は霧氷のおまけつきですか。風もない静かな室ノ内は鳥地獄ではなく妙に落ち着ける処でした。今回は池は凍結、雪があって神秘的で違う趣があったのでしょうね。

男三瓶への急登は息絶え絶えで難儀しましたがその分、孫・子・女ピークからの眺望は爽快でした。三瓶山と裾野に広がる西・東・北の原の広大な草原地帯、もっと歩いてみたい‥忘れかけていたことを思い出しました。
2023/3/1 1:22
ナオジローさん コメント有難うございます。
三瓶山はピークをつなぐたおやかなな稜線もさることながらブナ林の広がる男三瓶山、樹木のない子三瓶山、疎林の広がる孫三瓶山とそれぞれのピークに個性があって面白いですね。女三瓶山〜男三瓶山の稜線は白眉と云えるかもしれません。私もここはまた違う季節にでも訪れてみたいものだと思います。都合が合えばお供いたしますよ
2023/3/1 7:24
女三瓶から縦走する際、男三瓶山頂手前のトラバース地点は確かに注意を要しますね!
私も20年前の3月上旬に初めて積雪期の縦走をし、ちょっと驚きました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4876628.html
その時は写真を撮っていなかったので、山猫さんの32・33枚目の写真が貴重でした。
2023/3/2 10:48
にっしー(べいびー)さん 
コメントならびに貴重なレコのご紹介有難うございます。
レコで記されている詳細な地図に吃驚しました。確かに地図のLのあたりですね。
積雪期はここはかなりの難度になると思いますので、私もそのことをもう少し強調して、安易にこのコースに入らないように注意を促すべきだと思いました。
2023/3/2 11:30
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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男三瓶山、女三瓶山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
1/5

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