仙人窟・滝〜有笠山。氷筍、氷瀑、断崖
群馬県
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体力度について
- GPS
- 05:30
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 839m
- 下り
- 836m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
降った雪が残っている登山道は、泥や落ち葉とあいまって、とっても滑りやすい。とりわけ下りは、気を使った。もちろん登山靴はどろどろ、ズボンも汚れが激しい。 |
写真
真っ暗。コウモリがたくさんぶら下がって寝ていた。飛び出してきそうで怖い
やはり暗闇は恐怖感がある。それゆえだろうかなかなか明るく撮れない。そうか別ストロボが必要だったのか（のちに明るさ調整）それでは次は凍った滝へと
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それでは次は凍った滝へと
こちらは断崖だらけ。ほんとにすごい形相だ
どうやら先行者がいるよう、これはありがたい
東登山口に到着。ここから山道。雪が薄く地面をおおって滑りやすく歩きにくい。先行者がおり、ずいぶんと楽をさせてもらった。赤テープ多数
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先行者がおり、ずいぶんと楽をさせてもらった。赤テープ多数
山頂断崖直前で時々見る標識のようです。高いところが苦手な人用？でしょうか
こちらは上越国境方面
装備
| 個人装備 |
ザック（G/R）
シューズ（high赤）
登山パンツ（春）
登山タイツ（黒
冬）
長袖シャツ（コンプレッション冬）
長袖シャツ（U）
ポケッタブルジャケット
帽子（耳）
手袋2
フェイスマスク2
|
|---|
感想
先週、奥多摩の川苔山をはじめて登ったときに百尋なる滝のコースがあるのを知りそのルートを進んだが、下調べ中に「氷筍」なる語を、こちらもはじめて目にした。「こおり」の「たけのこ」とは何だろうと、調べてみると稀有な自然現象と知った。さてどこで見られるのだろうと、するとさほど遠くない群馬県内でも見られると。本命は水上にある洞窟のようだが、中之条の沢渡温泉あたりでも見ることができるらしい。それなら氷瀑に続いては氷筍だろうと勝手に思った次第。
登山口までのアプローチにおととい降った雪が心配だったが、沢渡温泉までならノーマルタイヤでも何とかなるだろうとやって来たが、果たしてそこが限界だった。同時に駐車場が現れ、運良く停めることができた。
洞窟に着いたとき、一目数が少ないと思ったものの、あたりの雰囲気はなんとなく「氷筍」の本場とは言い難い明るい様子で、これは致し方ないと気をとりなおし、氷柱を観察三昧。間近で見ると透明度の高いクリスタルが、ツララとは逆に地に立っているのをどう思えばいいのだろうと考えてしまう。ちょっと異質。でもはじめて実際に目にした自然現象はすんなりと身内に馴染んだ感じで納得。
その後、真っ暗な洞窟内をヘッドランプで進む。常備携帯燈ゆえに光量が不足気味だが、暗いながらも天井を照らすとたくさんのコウモリがぶら下がって寝ていた。こんなにずらりと並んだのを見るのははじめて。真っ暗くてちょっと不気味。バサバサと飛び出したらきっとおぞましいだろう。
次は仙人の滝へ。ほぼ全面凍結した大きな滝は迫力満点。氷の上には降った雪が乗り白さがぐっと増した感じ。上空には光が溢れ、日の当たらない空間で見る氷の世界とはひと味もふた味も違って、透明な氷が輝く時があった。
本日最後は有笠山。クライマーの集う山のようで岸壁にロープが垂れていたりした。その下を進んで回り込み、絶壁を鎖とハシゴで乗り越えて山頂へ。かなり展望の良い山だったが、木々の枝々が邪魔をしていたのは少々残念。でも遠くに雪山がみえるだけでもいいものだ。滑りやすい降雪後の山道を慎重に降り、もちろん帰りは沢渡の熱い湯に浸かった。
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