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Yamareco

記録ID: 5150497
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

堂平山〜猿倉山 周回

2023年02月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:46
距離
4.1km
登り
493m
下り
484m

コースタイム

日帰り
山行
3:57
休憩
0:50
合計
4:47
距離 4.1km 登り 493m 下り 495m
7:16
134
スタート地点
9:30
9:50
40
10:30
11:00
63
12:03
ゴール地点
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
長森山〜堂平山〜猿倉山には登山道なし
越後三山 (小出市街地より)
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越後三山 (小出市街地より)
巻機山〜金城山
猿倉山の麓、下出浦集落へ
堂平山(中央)、猿倉山(やや右の鋭峰)
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猿倉山の麓、下出浦集落へ
堂平山(中央)、猿倉山(やや右の鋭峰)
集落外れの路肩スペースに停めスノーシューで出発。魚沼産コシヒカリの田んぼ。
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集落外れの路肩スペースに停めスノーシューで出発。魚沼産コシヒカリの田んぼ。
1辺150mほどの四角く大きな農業用ため池。脇を通過し堂平山の山麓へ。
1辺150mほどの四角く大きな農業用ため池。脇を通過し堂平山の山麓へ。
杉林を通過し堂平山の南尾根に向かう。
杉林を通過し堂平山の南尾根に向かう。
南尾根は前半、薮も薄く歩きやすい勾配
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南尾根は前半、薮も薄く歩きやすい勾配
振り返れば、なかなか見晴らしが良い
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振り返れば、なかなか見晴らしが良い
台形状の坂戸山がかっこいい。戦国時代、上杉家ゆかりの堅牢な山城があった。
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台形状の坂戸山がかっこいい。戦国時代、上杉家ゆかりの堅牢な山城があった。
右奥に山頂が見えているが、なかなか近づかない。
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右奥に山頂が見えているが、なかなか近づかない。
杉木立を過ぎると一層が勾配がきつくなる
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杉木立を過ぎると一層が勾配がきつくなる
最終目的地の猿倉山、険しそうだ。
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最終目的地の猿倉山、険しそうだ。
尾根上部は45度以上の細尾根、しっかりステップを切りながら登る。高度感がててくる。
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尾根上部は45度以上の細尾根、しっかりステップを切りながら登る。高度感がててくる。
ようやく堂平山に到着。
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ようやく堂平山に到着。
長森山方面へ続く稜線
長森山方面へ続く稜線
猿倉山、八海山方面の展望(元サイズ)
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猿倉山、八海山方面の展望(元サイズ)
堂平山の細長い山頂部
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堂平山の細長い山頂部
北方面の展望。中央の黒い山は坊谷山(ぼたんやま)。
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北方面の展望。中央の黒い山は坊谷山(ぼたんやま)。
鳥屋ガ峰(左)、守門岳(やや右奥)
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鳥屋ガ峰(左)、守門岳(やや右奥)
北方面の展望。左奥から巻機山塊〜金城山〜坂戸山。(元サイズ)
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北方面の展望。左奥から巻機山塊〜金城山〜坂戸山。(元サイズ)
巻機山塊 拡大
八海山 拡大
猿倉山に向かって歩き出す
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猿倉山に向かって歩き出す
振り返ると稜線の南側が急峻だ
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振り返ると稜線の南側が急峻だ
猿倉山の直下に50度以上の急斜面、しかも締まりのない雪。もがいてもステップが切れず、潅木につかまり強制的に身体を引き上げ少しずつ前進。(余裕なく写真はこの一枚)
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猿倉山の直下に50度以上の急斜面、しかも締まりのない雪。もがいてもステップが切れず、潅木につかまり強制的に身体を引き上げ少しずつ前進。(余裕なく写真はこの一枚)
振り返ると怖いほどの急斜面、無雪期の方が安全かと思われる。中央奥は堂平山。
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振り返ると怖いほどの急斜面、無雪期の方が安全かと思われる。中央奥は堂平山。
遮るもののない猿倉山の山頂。
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遮るもののない猿倉山の山頂。
曇り空になったが、大迫力の八海山。時々、八海山ロープウエイの音が聞こえてくる。
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曇り空になったが、大迫力の八海山。時々、八海山ロープウエイの音が聞こえてくる。
八海山方面パノラマ、なだらかな稜線が続く(元サイズ)
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八海山方面パノラマ、なだらかな稜線が続く(元サイズ)
北西方向、五日町。左奥に刈羽黒姫山。
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北西方向、五日町。左奥に刈羽黒姫山。
堂平山方面パノラマ(元サイズ)
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堂平山方面パノラマ(元サイズ)
下山ルートの南南西尾根
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下山ルートの南南西尾根
猿倉山直下で振り返る。猿倉山西斜面(左)が相当な急勾配だ。
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猿倉山直下で振り返る。猿倉山西斜面(左)が相当な急勾配だ。
東から望む堂平山、山頂直下はかなり急だ。
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東から望む堂平山、山頂直下はかなり急だ。
東側に並行するなだらかな尾根(Forest21さんが登られた尾根のようだ)
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東側に並行するなだらかな尾根(Forest21さんが登られた尾根のようだ)
この先、尾根は一気に急勾配に。
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この先、尾根は一気に急勾配に。
560mの杉林テラスを過ぎると本格的に急下降。異形ブナ。
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560mの杉林テラスを過ぎると本格的に急下降。異形ブナ。
下って来た急尾根、左上に杉林(560m地点)
下って来た急尾根、左上に杉林(560m地点)
下るにつれ尾根は緩やかになる
下るにつれ尾根は緩やかになる
まもなく杉の並木が現れる。下山後に知ったが下りに使用した尾根には山頂まで地元にしか知られない登山道があるらしい(ヤマップの猿倉山の記録参照)。
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まもなく杉の並木が現れる。下山後に知ったが下りに使用した尾根には山頂まで地元にしか知られない登山道があるらしい(ヤマップの猿倉山の記録参照)。
杉の根元に四番と刻まれた古い石仏がある(標高360m付近)。観音菩薩?か。山頂まで三十番の石仏が置かれているようだ。
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杉の根元に四番と刻まれた古い石仏がある(標高360m付近)。観音菩薩?か。山頂まで三十番の石仏が置かれているようだ。
尾根下部はさらに緩やかに広がり、やがて杉林へ。
尾根下部はさらに緩やかに広がり、やがて杉林へ。
春の気配
四角いため池が見えてくればゴールは近い
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四角いため池が見えてくればゴールは近い
麓より望む、長森山〜堂平山〜猿倉山の稜線(元サイズ)
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麓より望む、長森山〜堂平山〜猿倉山の稜線(元サイズ)
今回のルート
八海山。下山すると晴れてきた! 日帰り温泉へ向かう。
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八海山。下山すると晴れてきた! 日帰り温泉へ向かう。
三国川と巻機山塊
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三国川と巻機山塊
ネコブ山。かっこいい山容だが知名度の低い不遇の薮山。
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ネコブ山。かっこいい山容だが知名度の低い不遇の薮山。
萌気園さくり温泉健康館で日帰り入浴。南魚沼も例年より積雪量は少なめ。
萌気園さくり温泉健康館で日帰り入浴。南魚沼も例年より積雪量は少なめ。

感想

八海山の眺望が期待でき半日程度で登れそうな低山として、以前から気になていた堂平山と猿倉山に登ってみた。実際に登ってみると麓からの山容とは違い、かなり登り応えのある山であった。特に猿倉山の直下は50度以上の急斜面で軟雪が崩れてステップが切れず難所であった。積雪状況により難易度はさらに上がると思われ薮の露出する無雪期の方がリスクは低そうな気がした。

少々怖い思いをして登頂した猿倉山からはご褒美の八海山〜阿寺山、巻機山〜金城山、そして魚沼平野の雄大な展望が待っていた。山頂部はなだらかで、特に積雪期は遮るものがない絶好の展望地。下山は周回のため猿倉山の南南西尾根を進む。急斜面にせり出した杉林のテラス(560m地点)を過ぎると尾根は痩せて急勾配となる。尾根下部は次第に緩やかになり杉木立が目立つようになる。驚いたことに杉の根元には石仏も安置されており、南南西尾根は登拝路として利用されているのかもしれない。

下山後、「YAMAP」で猿倉山を調べてみたところ、今回の下山ルートからの登頂記録が複数アップされていることを知った。山頂まで石仏の点在する地元の人しか知らない登拝路が存在しているようである。新たな発見もあり感慨深い山行となった。


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コメント

noranekoさん、こんにちは
いつも貴重な記録をありがとうございます。

猿倉山はやっぱり大展望でしたね。レコを拝見して、あの静かな山頂を思い出すことが出来ました。
そして猿倉山の南南西尾根。石仏を数えながら、私もいつか登ってみたいです。

写真25&26、猿倉山直下、あの急斜面をよく登られましたね。さすがです!
私はアソコを下ろうとしたものの、恐ろしすぎて完全撤退しました…(^^;)
2023/2/10 16:00
Forest21 様
お忙しいところ、コメントありがとうございます。
猿倉山の直下の急登は積雪期だと掴める薮や木が少なく少々恐怖感があるかもしれまんせが、無雪期であれば薮が味方してくれるでしょう。
それから南南西尾根からの、石仏を巡りながら霊峰八海山を拝める古道?登られるのも趣があると思います。新緑の頃も良さそうですね。
2023/2/10 21:09
プロフィール画像
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