宝剣岳・木曽駒ケ岳（秋の訪れ・・・）
長野県
mitsuyama
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 619m
- 下り
- 604m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:00
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・千畳敷駅に登山ポストあり ・宝剣岳の北側と西側は、クサリ場ありスリップに要注意 ・中岳の巻き道は、岩と砂礫の登山道なので西側の谷に滑落しないよう要注意 |
| その他周辺情報 | ・菅の平バスターミナル西側近くに「こまくさの湯」あり ・菅の平バスターミナル南側（車3分）「こぶしの湯」あり、（菅の平バスターミナルに割引券あり、60歳以上510円、露天風呂から南アルプスが見える。） |
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感想
天気に誘われて、中央アルプス宝剣岳、木曽駒ケ岳を目指す。
6時半駒ケ岳バスターミナル駐車場に着く、既に色々な県ナンバーの車が
止まっており、乗車券売り場には列が出来ている。
満員の臨時バスが時間をずらし3台出発、8時のロープウェイに乗り、初の千畳敷カールに立つ。
千畳敷駅2612mのテラスからは、眼下に駒ヶ根の街と南アルプスの山々が良く見える。カールからは屏風のようにそそり立つ宝剣岳が印象的である。
多くの登山者が乗越浄土を目指し八丁坂を登っている。一人で登る者、列をなし登る者、駅前のテラスからは手に取るように見える。
私は、殆ど登山者の見当たらない南方の極楽平を目指す。
登山道上部に二人の登山者が登って行く、下からも三人登って来るのが見える。
極楽平は、空木岳方面と宝剣岳への平坦な砂礫の分岐点である。
「島田娘ノ頭」2858m名前につられ、砂礫の稜線を空木岳方向へ歩く。
稜線上の岩陰には5�冂�の霜柱があり、お花畑は、既に草紅葉へと移り変わって秋の訪れを感じる。
娘ノ頭からは稜線の先に空木岳、西寄りに南駒ケ岳が良く見える。
極楽平に戻り宝剣岳を目指すが登山者は先に見当たらない。
西方に伊那谷を隔て三角錐の山容の三ノ沢岳とその稜線が近くに見える。
三ノ沢分岐から少し下ると本格的なクサリ場の岩登りである。
VTRを片手に登るが、核心部ではカメラを胸のポケットに入れる。
大きい岩が崩れたのであろう、岩の下がトンネル状になっている。潜り抜けると宝剣岳の直下に出る。
宝剣岳には、乗越浄土から空荷で登って来た登山者数名が写真を撮っている。
大陸からの高気圧接近で冷え込み、湿度が低い事もあり宝剣岳山頂からは、眼下に千畳敷カール、東方〜南方は、浅間山、八ヶ岳、秩父の山々、南アルプス、空木岳、恵那山が見え、西方〜北方は、御嶽山、白山、乗鞍岳、北アルプスが青黒く見え遠望がきく。
宝剣岳の西側を巻く様にあるクサリを掴み、宝剣山荘方面に下る。
中岳への登りは、ごろごろとした岩の多い幅のある登山道で多くの登山者が行交っている。是と言った特徴のある山頂ではないので、中岳北側を下り、駒ケ岳に向かう。
駒ケ岳頂上山荘からは、なだらかに見えた道だが、登るにつれ息が切れる。11時前に広い木曽駒ケ岳山頂に立つ。
10時を過ぎても山々に雲はなく、おにぎりを食べながら360°の大パノラマを満喫する。
下山した中岳の巻道は、岩と砂礫の登山道で西側の谷を眺めながらのスリリングなコースである。
乗越浄土から砂礫の北御所登山道を東進し、伊那前岳2883mから八合目まで歩き千畳敷カールと宝剣岳を東方から望む。
八丁坂の登山道は、狭く上部は急登であり、長い登山ツアーの列なし下山する。（渋滞、丁度良い足休めとなる！）
カールでボランティアガイドに取って置きのお花畑と駒ヶ根村の存在について話を聞く。
短時間で高所に移動し、高度感ある岩登を楽しみながら稜線で秋の訪れを感じさせてくれた山行であった。
帰りに日帰り温泉「こぶしの湯」に立寄る。（60歳以上510円はお得、露天風呂から南アルプスの一部が見え低温サウナ付き）
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