川苔山【鳩ノ巣駅-鋸尾根-川苔山-百尋ノ滝-川乗橋-奥多摩駅】


- GPS
- 06:19
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,029m
- 下り
- 1,984m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:17
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北斜面の登山道には雪がついていました。 百尋ノ滝から川乗林道までの登山道の一部にアイスバーンがありました。 |
その他周辺情報 | 温泉:もえぎの湯(950円 サウナなし) |
写真
装備
個人装備 |
MS CROW GTX(SALEWA)
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感想
川苔山から百尋ノ滝を経由して川乗橋に抜けるルートが、2022年夏から利用可能となったので、百尋ノ滝を見に行くことにしました。特に、この時期は、氷結していて、とてもきれいとうことで、行く前からとても楽しみにしていました。
凍結した奥多摩街道を慎重に運転し、鳩ノ巣駅近く町営駐車場に車を停め、日の出前の鳩ノ巣集落を歩いて、登山口まで行きました。
登山口からは樹林帯を歩くので、ヘッドライトを付けて、緩やかな登山道を登っていきます。
しばらく登ると林道が現れ、尾根に取り付きました。すぐに尾根から外れ、直接大ダワに向かう巻き道を登っていくと、徐々に雪がつくようになり、谷に転げ落ちないよう、慎重に歩を進めました。
右進行方向の樹間から、鋸尾根の4つのコブのある稜線が見え隠れし、奥多摩エリアでは稀な山容にわくわく感が増していきます。
大ダワは鞍部ということもあり、風が結構強く吹いていて、少々寒いくらいでした。大ダワからの巻き道への誘惑を退けて、風の吹きっさらしの鋸尾根に取り付きます。
南から北への鋸尾根は登りが多めで、とても楽しく登ることができました。
鋸尾根の終盤からは雪がしっかりと積もった状態になり、舟井戸からの登りは南斜面でも雪の上を歩くような状況でした。
川苔山の東の肩まで登り詰めると、左に折れて切り開かれた広い尾根を登ることになりますが、ここは日当たりがよいので雪は全くと言っていいほどありませんでした。
広い尾根を登っていくと、徐々に空が広くなり、川苔山の頂上が見え、その先に雲取山が出迎えてくれました。
冬の澄み渡った空気のおかげで、雲取山や石尾根の峰々、そして、富士山までとてもきれいに望むことができました。
川苔山の頂上で少し早めの昼食を食べて、今回のメインディッシュの百尋ノ滝に向けて下山を開始しました。
はじめは傾斜のきつい下りですが、しばらくすると傾斜は緩やかになり、いくつもの尾根を巻きながら高度を下げていきます。
百尋ノ滝は見事に凍結していましたが、滝の上のほうからは水がほとばしっていました。たまに滝の氷が落下して、滝つぼに落ちてきていたので、あまり近くにはいきませんでしたが、滝つぼの端から見上げる百尋ノ滝はとても大きく、きれいでした。
百尋ノ滝を満喫して、川乗谷に沿って下山していくと、至る所にゴルジュを見下ろすことができ、小さな滝や岩の上を流れる渓流が現れ、飽きさせることはありません。
なんども木橋を使って渡渉するので、その都度、沢の見え方が変わり、奥多摩とは思えない景色を楽しみながら歩くことができました。
細倉橋からは舗装された林道を日原街道まで歩き、バスの時刻が合わなかったので、そのまま日原街道を奥多摩駅まで歩きました。
冬の奥多摩は静かで好きな山域でしたが、さらにその魅力を再発見した山行になりました。
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