東岳


- GPS
- 09:08
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 1,272m
- 下り
- 1,273m
コースタイム
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:09
天候 | 晴れ / 稜線は爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前回東岳に登ったのは2018年4月。厳冬期にも登ってみたいと思っていた。そこそこ天気が良さそうな予報の日。約5年ぶりに東岳に登ってみることにした。
大雪湖防災ステーションからスタート。ルートはひたすら林道を奥に進んでいくだけで超シンプル。ラッセルもなく楽ちんだった。奥まで進むと風が出てくる。稜線付近には雪煙が舞っているのが見える。風が治まってくれるのを願いながら登っていたが、もちろんそんな都合のいいことは起きなかった。尾根に取り付いたところで風が弱いうちにアイゼンに履き替えてスキーは背負っておく。場所によってはズボズボだったので早く履き替えすぎたと思う。ズボズボの通過に無駄な体力を使ってしまった。
登るにつれ風が強くなってくる。標高が上がると真正面からの爆風となり顔を上げられなかった。立っていると谷側に押し倒されそうになるため常に耐風姿勢をとりながらほぼ四つん這い状態で登っていた。動いているよりも耐風姿勢で停止している時間の方が長かったと思う。背中に背負ったスキーが風で煽られるし重いしで山頂まで持っていこうと思ったことを後悔した。マジで邪魔だった。
どうにか山頂直下の台地まで登るとさらなる真正面からの爆風で一歩も前に進めなかった。背中のスキーが煽られて四つん這いなのに押し戻されてしまうのだ。数十メートル先に山頂らしき岩稜が見えているのにそこまでたどり着けない。何とか進もうと立ち上がった瞬間に風に煽られて急斜面手前まで押し戻され大きく転倒してしまう。転倒したときに岩に頭をぶつけそうになるがギリギリセーフ。ヤバかった。これはダメだ。ケガしないうちに帰ることにしよう。谷側に倒されて滑落しないようにずっとバックステップで慎重に下った。風が治まった安全地帯まで下りてようやく安堵の気持ちになった。しんどかった。
風が強いのは想定外だったかな。こんな厳しい環境での山行は久しぶりかもしれない。東岳は2回連続で強風なので今度は無風快晴予報の日に来よう。
【過去の山行記録】
東岳 2018年04月08日(日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1423988.html
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