篠沢七丈瀑アイスクライミング(五合目から往復)


- GPS
- 20:07
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,305m
- 下り
- 2,286m
コースタイム
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:41
天候 | 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜五合目間は長いがよく整備された登山道。チェーンスパイクがあると楽だがなくても歩ける状況であった。 ・五合目〜篠沢七丈瀑間はトラバース気味に歩く。ラッセルがそれなりに大変だったが、トレースを付けてしまえば、七丈経由より早い。 ・篠沢七丈瀑は、60mロープであれば2pで上の灌木まで登れるが、50mの場合は通常3p必要になると思われる。 |
その他周辺情報 | ぶなウェブサイト記録:https://www.bunanokai.jp/archives/21772 |
写真
感想
【計画の経緯】
この週末、当初は黄蓮谷を予定していたが、雪が多く降り、傾斜の緩い滝は埋まってしまっていそうだったので、敬遠して篠沢七丈瀑のみに。幅広の滝なので何本も登っても楽しめそうだとは思っていたが…
【1日目】
ともかく登山道が超長い。やっとの思いで五合目に到着したころには既に午後。さらにトラバース気味にラッセルしながら篠沢に下ると、目論見通り幕営適地があって良かった。しかしテント設営できたころには疲れていて、時間も微妙だったので、とりあえず滝までトレース付けだけしておくことに。
またラッセルして滝へ着くと、知り合いが登っていたので声援を送り、戻って、アプローチ中に見つけていた湧水を汲んで、夜は早めに寝た。
【2日目】
夜、暗い内に滝へ向かい始めたが、既に別の知り合いが登る準備を始めていた。早っ!
仕方がないので難しそうな上にスノーシャワーが頻発する左ラインを登ることに。しかも、linkuroに譲られたので難しそうな2p目の担当となる。1p目はlinkuroリードで易しい斜瀑を登って、問題の2p目、シーズン初めのいきなりの85°で、スノーシャワーをやり過ごしていたらすぐにパンプし、打ち込みが甘くなってフォール。幸い、リーシュで止まったが、高価なリーシュが切れなくてよかった…。いったん休憩してから仕切り直して登ると、傾斜が緩くなりほっとする。57mくらい伸ばして灌木で終了とし、捨縄して懸垂下降。
ラインを変えてもう1度登ろうと思ったが、下まで降りている時間はないので、トラバースして右の氷柱の左側へ。今度はlinkuroがリードし、60m弱で灌木まで。フォローしてみると、途中、IVくらいあるのに10m以上ノースクリューな区間があって、相変わらずの危ないガールぶりに呆れるやら感心するやら。
灌木とV字スレッドで滝下に下り、時間が押しているので急いで片付けて下山開始。昨日夕方に知り合いのPがトレースを濃くしてくれていたのもあって、割合楽に五合目には戻れた。
そこからはひたすら長い登山道下山。疲れて足も痛くなってきた頃に漸く車に戻れた。
【感想】
当初は、初日も滝を登り、2日目にはTRでの登り込みもしたいと思っていたが、そんなに甘くはなかった。登山道がとても長く、大変だったので、もっと体力が欲しいところ。とはいえ、大変さに見合うほど立派な滝ではないので、もう再訪はしないだろうけど。
五合目からのアプローチと、滝の下での幕営という、あまり他に例のない試みを成功できたのは良かった。
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