武甲山。夜祭花火


- GPS
- 07:08
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 815m
- 下り
- 806m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 4:04
- 合計
- 7:04
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
ザック(R)
シューズ(low)
ズボン(冬)
タイツ(冬B)
冬ジャケット
ダウンジャケット(黒)
R2フリース
長袖シャツ(U)
半袖Tシャツ(U)
帽子(耳ファー)
帽子(耳)
フェイスマスク
手袋3
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感想
三年ぶりに秩父夜祭が開かれるという、それも大祭はなんと土曜日。これはぜひ来いとの誘いの手招きに違いなく、ずいぶん前から行こうと決めていた。
一の鳥居の駐車場に夕方到着するとほぼ満車状態。これから帰る人もあり少々出入りがあったりした。でもどう見ても人出は多そう。登りの支度を終えると暗くなっていた。きれいになったトイレの灯りが煌々とあたりを照らす。夜の闇にはこの灯りだけでもありがたい。
最初からヘッドランプをつけて登山開始。まださほど登ってもいないというのに、気がつけば背中はびっしょり。汗をかかないよう気をつけていたつもりだったが、何やら気はあせっていたよう。スピード配分もレイヤード配分も、夜のこんな時間に登山をしたことのない者にとってはけっこうたいへん。寒いのやら暑いのやらもよくわらぬままにとにかく前進。すると標高1100mを超えたあたりからかなり寒く感じはじめ、からだが冷えるようになった。
六時半ごろに武甲山山頂に到着。山頂標識の立つ空間はすでに大勢の人。そのほか渡り場にも人の姿が窺え、想像以上の人気ぶり。そうしてなんとか自分の場所を確保したが、寒くて寒くて事は上手く運ばないものの、夜祭花火は予定通り7時半頃に始まった。
思ったより小さいと、最初に上がった花火の印象だったが、しだいに大きなものが上がるようになると、花開いた大輪は山頂の人々を魅了し、尺玉が二輪になるとあたりには感嘆の声が漏れ響いた。ときおり煙が上空に残ったのは残念だったが、澄んだ空気に冴える七色の花火は信じがたいほどに鮮明で、2時間半はあっという間だった。
下山後は、秩父夜祭の山車の帰還を見に御花畑駅へ。近づくと鳴り続けていた太鼓の音がどんどん大きくなった。すると、そこにはたくさんの人、真夜中というのに信じがたい光景。団子坂を下りる華麗な山車の勇壮な動き、太い手綱を引くエネルギッシュな姿、祭囃子に暗闇を照らす灯り、これぞ夜祭と言わんばかりの光景が続いた。この祭り、着飾った老若男女がずいぶんと目立った。ちょっと見に立ち寄ったつもりだったがいつのまにやら1時間以上もの時間が流れていた。
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