神津島の天上山は楽園だった



- GPS
- 04:59
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 584m
- 下り
- 589m
コースタイム
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 4:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船 飛行機
トイレあり。自販機やお店は一切無い。登山者ノートあり。 ▲下り)白島登山口:タクシー送迎 ほとんど山の中。自販機もトイレもない。 6合目にも白島登山口があるがここにも車で入れる。 ◇東京→神津島)飛行機 調布飛行場11:00→神津島空港11:40 ◇神津島→東京)大型客船 前浜港10:30→竹芝桟橋19:50 ※横浜港経由で夜景クルーズ客がわんさか乗ってきた。 ※バスもあるが、本数少ない。あまり便がいいとは言えない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●よく整備されていて歩きやすい。 ●一部、植物の発育がよくて道が隠れ気味の箇所あり。 ●前々日に大雨の影響か、千代池の水位がだいぶ上がっており登山道水没箇所あり。 ●絶景だらけ。 |
その他周辺情報 | 《日帰り温泉》 ◆神津島温泉保養センター https://kozushima.com/kanko/meisho/other/230/ 《宿泊》 ◆Oyado&cafeのら https://kozushima-nora.com/ 《観光地》 ◆千両池 https://maps.app.goo.gl/76QCbwDrevnnQrav7 ◆三浦展望台 https://maps.app.goo.gl/EYoPHqBoCJRMJFQB7 |
写真
腹ごしらえはここを少し下りて風が弱まった場所で絶景を眺めながら頂いた。スーパーまるはんで買っておいた地海苔のおむすびが美味しかった(前日買ったので賞味期限切れだけど笑)。
イサキの南蛮定食。美味しかった。
後で女将さんに聞いた話、この山は地元で不幸がでると椿の花びら(御札)を持って死者をお見送りするためにお参りするのだとか。
だからか、なんとなく観光登山的な空気感ではなかったのは。。。
女将さんに聞いたところ、事故も少なくない場所でヘリコプターで救助された観光客もいるとか。
感想
もうとにかく最高過ぎた。
なんせ六甲全山やって中一日でまた移動なものだから筋肉痛が全く治ってないし、自宅近くから駅に行くのもタクシー捕まらず結局歩いてヒーヒー。歩けない程ではないので、あの下山後翌日の朝の絶望的な状況を考えるとよく回復してくれたものだと少しほっとした。
朝食をとらず出たが、飛行場には食べ物といったら、お菓子と甘いパンの自販機しかない。
飛行機はプロペラ機。初体験にワクワクドキドキ。飛行機をみるとテンションが上がってしまい興奮状態。
右側の席だったのだが、山々が見えて終始飽きない景色を堪能していたら、あっという間に神津島空港に到着してしまった。
神津島は自然が沢山で、星も有名な場所の為、街灯もなく暗い道も多く、タクシーも2台しか走ってないし、この時期は工事で通行止めの道も何ヶ所かあるなど、なかなかの不便な場所である。
空港からは、お宿の女将さんが迎えに来てくれて、宿の周辺は村から外れているので店もないが、カフェもやっているのでランチを食べることが出きてラッキーだった。
神津島空港には自販機もないので、飲み物を調達するには宿から5分程の自販機か、20分位歩いたところのスーパーになるとのこと。
とにかく飲み物を入手せねばと自販機へ行き、宿から近い所にある秩父山を通り、三浦展望台に寄り、神津島空港でお手洗いを借りて、千両池へ。
脚も痛くてしんどかったけど、千両池に下りる石階段を見たらテンション上がってきてしまい痛いの忘れて下までおりた。最高に気持ちいい場所だった。
ちなみにこの下り階段や、千両池の中で死亡事故も起きている為注意。
日が暮れてきて、後ろ髪ひかれつつも千両池を登り返し、サンセットを横目にスーパーまるはんを目指す。翌日の天上山トレッキングの行動食を調達するためだ。それと宿で飲むお酒やおつまみなどもついでに入手。やたら重い荷物を背負って真っ暗な道をヘッデンつけて宿まで歩いてヘトヘト&腹ペコ。
宿の食事はお魚三昧で品数豊富でどれも美味しかった。魚好きの私にとっては最高過ぎた。2泊3日で何種類のお魚を頂いた事でしょう。魚の料理方法も多様。
2日目、心配していた筋肉痛は残っているが重くはない。念の為湿布貼って出陣。登山口までは送ってもらえた。
天上山は控えめに言っても最高の最高。
海に囲まれているのでどこ歩いていても絶景だし、白い砂浜の砂漠地帯があったり、植物は南国仕様でトロピカル。
なんだか天国みたいな気持ちよすぎる道もあって、感激しきり。
天気もよく、展望地は風が強かったが、下りるとそうでもないし、今年は暖かいせいか11月も後半というのにほんと暖かい。ミレーのノースリインナーに長袖シャツで丁度良く、強風の箇所はウインドシェルで問題なかった。
黒島登山口から登り、白島登山口へ下りたが、下山の樹林帯に入るとスマホの電波が3合目辺りまで入らなかった。
タクシーが2台しかないっていうから心配だったが、電波が入った3合目付近で電話して、下山口に手配出きた。トップシーズンはこうはいかないだろう。
下山後は保養温泉へ。とても空いていた。この日は露天風呂(水着着用の大露天風呂)は閉まっていた。のびのびできて汗を流してスッキリ。温冷浴で脚も軽くなり、予めお願いしていたタクシー出宿へ戻った。
夕食まで時間があってので部屋で乾杯。夕食も豪勢。他の宿泊者と天上山の最高さに盛り上がり、女将さんが地元の事を色々教えてくれた。
夜は星空が綺麗で、外へでて堪能して眠りについた。
3日目は前浜から船が出るので送っていただき、観光協会のところで記念バッヂを購入。一度外へ出て、信号の所に2箇所お土産屋さんがあるので、そこで色々買った。
前浜港は待ち合いから桟橋まで少し歩く。
10:30出港、19:50着港予定の為、特に寝なくてもいいので2等和室をとってみたが、同室が他に1人2人が入れ替わる感じで広々していたので快適だった。寝転がっても酔わなかった。床が固いが、100円でブランケットを借りれるので、掛けたり、畳んで座布団代わりにしたりでなんとかいけた。
最後の最後で、横浜港から夜景クルーズ客が大量に乗ってきたのはいいが、この方々は席をとっていないので、甲板かフリースペース、船室は3階の2等の一部と決まっているようだが、やはり人数が多いとモラルのない人がいるもんで、我々の船室は4階だったが、向かいの空室に子供が3人走り回っているので驚いて見ると、笑って撮影するバ○親がいるではないか。もう呆れた。スミマセンとだけ声を掛けたら、カーテンをしめて船室を占領していた。真面目に決まりを守っている乗客はなんなんだろうと思ってしまう。この子供達の将来を憂いた。
さて、最後に嫌なこともあったが、それ以外は良いことばかりで、スケジュールもうまいことハマリ、天気にも恵まれ良い旅となった。
島っていいな。
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