若狭の里山と晩秋の紅葉🍁天王山から点標黒崎へ


- GPS
- 04:45
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 493m
- 下り
- 493m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:46
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・上りはNTTアンテナ管理道路と廣嶺神社の参道を使う。参道は丸太で整備されて歩きやすい。山頂台地は広大で自然林に覆われ気持ちがよい、展望なし。 ・黒崎へは赤テープが所々の樹々に巻いてある。坂尻に下りる尾根は杣道の痕跡があるが枝尾根に注意が必要。マーキング類は無し。 |
写真
感想
10/16に舞鶴の山で転倒して第二腰椎横突起を骨折する。一ヶ月が過ぎようやく一週間前から腰の痛みが取れた。日常生活に支障がないので軽く歩いてみようと家を出る。
若狭の低山でもと丹後街道(旧27号線)を西へ向かう。丹後街道は美浜町の御岳山と天王山の間の椿峠を通っている。そうだ天王山は今日のリハビリ登山に打ってつけだ。simonmasakiさんの昨年のレコを参考にコースを考える。駐車地を探して坂尻集落をウロウロ、通りかかった方に駐車適地を教えてもらう。
管理道路は丹後街道と重複しているようだ。椿峠を越えてから右手の尾根の参道に取り付く。鬱蒼とした植林帯を過ぎるとアカガシやスダジイなどの常緑樹が目立つようになる。腰を気にしながら尾根をゆっくり登って行くとコシアブラの黄色が眩しい。海に近い低山では紅葉はこれからのようだ。再び管理道路に出合った処からはアンテナ基地まで歩く。南側には霞んだ御岳山と庄部谷山が望める。無線中継のパラボラアンテナは既に撤去されている。20年ほど前に光ファイバー網が縦横無尽に完備され、御役御免になった大規模なNTTマイクロウェーブの施設は時の流れを感じさせてくれる。
山頂へは背後の尾根を辿ればひと息だった。廣嶺神社と書かれた大きな鳥居を潜ると小さな祠があるばかり、恐らく台風で倒壊したのだろう。緩やかに北に延びる細長い山頂台地はカエデやコナラの疎林となっている。数分で北端の天王山の二等三角点ピークに辿り着く。展望は無いけれど疎林の開放的な山頂は寛ぐのにちょうどよい。アウターを羽織って大休止する。静寂の山中に背後からゆっくりした足音が近づく。振り返ると何もいない。猪だったのだろうか。
食後は北に延びる半島の三角点峰黒崎に向かう。緩やかな常緑樹の尾根を200m下って点標黒崎に着く。思った通り展望は無く、西の和田海岸に続く緩やかな尾根と東の岬「黒崎」続く急な尾根があるのを確認したら往路を100m登り返す。
帰路に使う東尾根に入ると抉れた杣道の痕跡がある。まもなく坂尻の漁港の防波堤が見えた。強引に砂浜に下り立つと奇妙な波音がする。打ち寄せる波で小石を転がしているのだろうかカラカラコロコロと不気味な音がするのだ。
黒崎半島の先端が気になるので海岸を北上してみる。岩礁帯を乗り越えると黒崎に至る海岸線が一望できる。海岸は崖ではなく歩けそうに見える。点標黒崎へは木々に掴まりながら登れるかも知れない。この後は無理をせず坂尻集落を通り抜けて駐車地に帰還した。ようやく腰の痛みも完治したようで嬉しい。
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